所用で近くまで出かけた折
昭和記念公園まで足を伸ばして サギソウを見てきました。
自生のものではないそうですが
花壇や鉢植えの他iに、湿地にも 咲いています。
いくつか見える白い小さな点がサギソウで
ボランティアさんによると、「ミソハギに負けてる」そうです。
あら、嘴ができてますよ
こちらは、ボランティアの方々がお世話をされている 花壇の花です。
今が花盛りの花は、その名のとおり 白鷺が飛んでいるよう
自然の造形美に ただうっとりと・・・。
それにしても、なぜこんな形に?
花が白いのは、夜に訪花する昆虫に対して 存在が目立つよう
距が長いのは、口吻が長い昆虫に受粉を委ねるから。
そこまでは知っていましたが
ネット検索しているうちに こんなものを見つけました。
サギソウのギザギザの花びらの適応的意義を解明 ―ギザギザは花粉を運ぶスズメガの支えだった― | Research at Kobe (kobe-u.ac.jp)
それによると、サギソウの唇弁のギザギザは
ホバリングしながら蜜を吸うと考えられきたスズメガが
吸蜜中に花を掴むための支えになっているのだとか。
(詳しくは リンクした ページで)
美しいと感じるのは ニンゲンの勝手で
あのギザギザには そんな役割があったのでした。
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サギソウの訪花昆虫といわれる セスジスズメです。
体長は 60~80mm
スズメガの仲間が訪れる花としては、カラスウリがよく知られていますが
この美しいレースも 同じ役割を担っているのかな と
自分で確かめるのは難しいけれど、気になります。
セスジスズメの画像は ゆきさんさんから
カラスウリの花の画像は palletさんから お借りしました。
セスジスズメの画像はこんな風にお役に立ったのですね。
サギソウとスズメガの事は最近の新聞記事で読んだけれど、
スズメガがカラスウリの花を訪れるのも知ってはいたけれど、
あのレースが同じ役割をしているかもしれないことには、
考えが及びませんでした。
専門家の研究を俟ちたいですね。
なるほどなるほど、カラスウリのあのもしゃもしゃの糸は
そんな役割を持っていたのですね。
カラスウリはサギソウに比べるとすごく広範囲に足がかりがある
って言うことになるかしら?!
写真、お役に立って嬉しいです。
ゆきさん、「俟ちたい」って漢字の使い分け、
さすがです(^^ゞ
セスジスズメの画像をお借り出来てよかったです。
私はまだお会いできてないんです。
生き物との出会いはタイミングですもんね。
カラスウリの花はサギソウに比べると花弁がしっかりしていそうだから
あのレースは足場には必要なさそうな気がしますね。
ただ目立たせたいだけかもですが、真実を知りたい・・ なんてね。
気になっちゃいました。
箱根の湿生花園なら、もっと自然に近い形で見られるかもしれませんね。
カラスウリの花の画像、ありがとうございました。
自分で撮ったのもあるにはあるのですが
palletさんのがとても素敵だったので、使わせてもらいました。
で、カラスウリのほうは、↑に書いたように
あのレースは、お花を目立たせたいだけなのかもしれないですね。
あんなに大きな足場はいらないですもんね。
「俟ちたい」は、私もふむふむと思いました。
さすがですよね。わたしなら ひらがなにしちゃいそう。
そうですね。湿性花園にはありましたね。
花壇だと葉までしっかり見えるので、これも悪くはないのですが
やはり、自然に咲いているしころを見たいと思ってしまいますね。
猫親父さんはお近くに自生地があっていいですね。
オマケの話ね。
「研究を俟ちたい」はPCが自動的に変換してくれたのですが、
本来は「研究に俟つ」ではないかなと。
今はどちらも使われるし、意味合いもビミョーだけれど、
気になるので「研究に俟つ、ですね」と訂正させて下さい。
「研究を俟ちたい」は よく耳にしますが
ゆきさんとしては、それはきちんとしておきたいんですね。
わかりました。
私が変な言葉遣いをしていたら、教えてくださいね。