追記 ********************************************************************
これまで クロムヨウランであるとされていたもののうち
開花するものは トサノクロムヨウランである と
2018年に 明らかにされました。
したがって、ここに載せたのは、トサノクロムヨウラン になります。
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クロムヨウランは、今年 初めて見たお花です。
あれがそうだと教えてもらった先には、黒い針金のようなものが立っているだけでしたが
それがやがてこんな花を咲かせるなんて
ある日 目にした蕾の ? なんて愛らしいこと
この薄紫を見てしまったからには、開花した姿をぜひとも見たい!
ところが翌日には その開きかけの蕾はもう 影も形もなく
この蕾なら、明日にはきっと開くはず。。。
そう期待して見に行くと、咲かずに落ちていたり
おお!! 咲いてる~ ♪ もう少しで全開かも?
と喜んでいたら
わずかの数分の間に もう閉じ始めている
開花を左右するのは
光の量なのか、地中の水分量なのか、湿度なのか、はたまた気温なのか
とにかく デリケートなお花のようです。
そうして ある日
上の写真とは別の場所で、ようやく 出会えました。
背萼片と側花弁の内側は 淡黄褐色、唇弁は白色で先が紫色を帯びています。
唇弁の先端上部は ギザギザしていますね。
短毛が生えているということですが、はっきりと撮れませんでした。
花弁の色は、一番上の画像(蕾)が近いのですが
そのコンデジは、私の一瞬の不注意で 使えなくなってしまいました。
新しいカメラ(今度もコンデジです)は、まだ練習中で うまく撮れません。
もっと 綺麗に撮りたかった。。。
そんな個人的な愚痴はともかく
薄暗い林床に咲く 腐生蘭も、なかなかに 魅力的です。