夕べ、亀ちゃんからチェックが入りました。現地の気温はマイナス30℃ではなく、マイナス40℃だったそうです。それほど寒いと10℃の差は大して感じません。どんなに寒いかと覚悟して行った割には、思ったほどではなかったと思います。日本だろうがイエローナイフだろうが寒いことには変わりなく、これなら南極でも大丈夫かも。ホテルの部屋は暑いくらいで、いっちゃんと私は裸でいたので、丸ちゃんからは「裸族」と言われていました。(*^_^*) オーロラなんて見に行っても、見られるはずない、と半信半疑で行ったのでしたが、見られてラッキーでした。
ただ、バンクーバーでの失態は結構ショックで、3年も経った今でも後悔てんこ盛りです。帰国してからしばらくしてから聞いた話ですが、バンクーバー上空での私は、丸ちゃんに起こされた時「軽く手を払う」どころではなかったそうで、「わかったってばあ~」と彼女を殴りそうだったそうです。まさしく酒酔いの様な大虎。(特別出演・那須サファリパークの虎)
丸ちゃんは、本気で怒ろうと思ったようですが、事情を察して我慢したとか。身内でさえそうですから、ツアーの他の方はいかばかりかと思いますが、私達はバンクーバーは初めてだったのです。我先に空港内を歩けるなら、前夜添乗員が代理を私達に決めた時に「私がやります」って言えばいいじゃないの、(-_-;)。
元々、このツアー。添乗員が別便になるとわかった時点で、現地のガイドを手配するべきだったのではないでしょうか?業界大手のクラブツーリズムがこんな手抜きのツアーをするとは思ってもみなかったけど、アンケートにボロクソ書いても返事もなかったとか。私にもアンケートに対する返事はありませんでした。私は、クラブツーリズムのカタログの巻末ページを使い、いきさつと私の被害と報告したので、携帯電話に返事がありました。型どおりの謝罪だけは。職場にいたので詳しい話は出来なくて却って不愉快でした。
添乗員付きのツアーに添乗員がいなくなって、更に添乗員代理までさせられて、本来なら旅行代金の返還を請求したいくらいでしたが、この添乗員は、前年のツアーで若くて経験も浅いながら一生懸命なのも知っていたし、一人参加の私にも気を遣ってくれたから、あまりおおごとにして怒っては彼女の立場も悪くなるかと、同じ年頃の娘を持つ身としての親心で苦情はここまでにしました。そうでなければ、もっと引きずっていたのですよ、クラブツーリズムよ。
その後も懲りもせず、クラブツーリズムのカタログを送付してもらい、今度添乗員付きのツアーに参加することがあれば、「添乗員がいなくなったら旅行費用の割引」を約束してもらおうと思っているのですが、まだその機会はありません。
未だに「バンクーバー上空大暴れ」と称し、自分を律しているくらいで、それ以来怖くて酔い止めを飲めません。入院中、眠剤を処方された時も「バンクーバー上空大暴れ」事件を話して拒否しましたが、あまりにも寝ないので「飲んで」と言われ、飲みました。案の定爆睡。翌朝起きられず、午前中は意識朦朧。
と言うことで、私のオーロラツアーは良・不良両面で終わりました。寒いから行きたくないと言っていたのに、アラスカとフィンランドのオーロラも見たいと言い出したのは、私だけです。ハイ。!(^^)!
(^_^)/~添乗員を送り出し、そろそろ私達も出発です。私は前の日から一睡もしてません。私の記憶では、こんなこと枕草子の試験の日一夜漬けして依頼で、いつ睡魔におそわれるかかなり不安。それだけならまだしも、3日前にバンクーバーからイエローナイフの機内で久々に乗り物酔いをしたため、帰りは丸ちゃんが気を利かして「酔い止め」の薬をくれました。朝焼けの空港でぼーっと外を眺め
頭は何も考えられなくて、言われるまま「そうだね」と薬を飲んだのが命取り。機内で爆睡(*_*)
そのあとのことは、殆ど記憶がありません。バンクーバー到着する頃に近くの座席にいた丸ちゃんが起こしてくれたのはわかりましたが、「うん、わかったよ」と手を振ったことはかすかに覚えていました。そして飛行機から出た時点で点呼をすることになっていたので、全員が出てくるのを待っていたのですが、前の方に座り、私より先に出ていたおばさんに「早くしてよ」と怒鳴られました。まだ殆どの人が機内にいる時点で。まだ私のグループさえ揃っていないのに、どうやって数を数えることが出来ようか!(-_-;)
全員揃った頃に数え始めていたら皆我先に空港内へ入りたかったのか、数えている最中に動くのです。頭が朦朧の私はキレてしまい叫びました。「動いたら数えられないでしょうが!!!!」って。皆引いたかも。ようやく数が合って、並んで国際線ターミナルに移動していた時も、我先に走ったり先に行く人など続出で、私がその人達を見失わないように足早に追いかけると、今度は最後尾の亀ちゃんが「もっとゆっくり歩いてよ」と言ってきました。何でも一番高齢のおばあさんが追いつかなくて、障害を持つ男性は転んだとか。「だって、みんなどんどん先に行っちゃうんだもの、私はどうすりゃいいのよ」と喧嘩腰。それで、亀ちゃんはやっと事の事態を把握してくれて「あら、ホントだわ。困ったね」 この間私は意識朦朧。
国際線ターミナルの入り口で添乗員を発見したときは、後光が差しているかと思いました。半分泣きながら「みんな私の言う事なんて無視してましたよ」と言いつけたら、「そうみたいですね」って、誰のせいよ。先に行った人たちは私が役に立たなかったと言っていたのです。添乗員には前夜あれほど途中のお店では買い物をしないように、と言われていたのに買い物をしながらね。
だから、私はバンクーバーで何も買い物は出来なかったし、他の人たちは食事もしていたようでしたが、私はお腹が空いているのかそれさえもわからず、そんな落ち込み具合の私には、亀ちゃん、いっちゃん、丸ちゃんも容易にに声がかけられなかったのでしょう。ただただ放心状態で出発を待っていました。

そのあとのことは、殆ど記憶がありません。バンクーバー到着する頃に近くの座席にいた丸ちゃんが起こしてくれたのはわかりましたが、「うん、わかったよ」と手を振ったことはかすかに覚えていました。そして飛行機から出た時点で点呼をすることになっていたので、全員が出てくるのを待っていたのですが、前の方に座り、私より先に出ていたおばさんに「早くしてよ」と怒鳴られました。まだ殆どの人が機内にいる時点で。まだ私のグループさえ揃っていないのに、どうやって数を数えることが出来ようか!(-_-;)
全員揃った頃に数え始めていたら皆我先に空港内へ入りたかったのか、数えている最中に動くのです。頭が朦朧の私はキレてしまい叫びました。「動いたら数えられないでしょうが!!!!」って。皆引いたかも。ようやく数が合って、並んで国際線ターミナルに移動していた時も、我先に走ったり先に行く人など続出で、私がその人達を見失わないように足早に追いかけると、今度は最後尾の亀ちゃんが「もっとゆっくり歩いてよ」と言ってきました。何でも一番高齢のおばあさんが追いつかなくて、障害を持つ男性は転んだとか。「だって、みんなどんどん先に行っちゃうんだもの、私はどうすりゃいいのよ」と喧嘩腰。それで、亀ちゃんはやっと事の事態を把握してくれて「あら、ホントだわ。困ったね」 この間私は意識朦朧。
国際線ターミナルの入り口で添乗員を発見したときは、後光が差しているかと思いました。半分泣きながら「みんな私の言う事なんて無視してましたよ」と言いつけたら、「そうみたいですね」って、誰のせいよ。先に行った人たちは私が役に立たなかったと言っていたのです。添乗員には前夜あれほど途中のお店では買い物をしないように、と言われていたのに買い物をしながらね。
だから、私はバンクーバーで何も買い物は出来なかったし、他の人たちは食事もしていたようでしたが、私はお腹が空いているのかそれさえもわからず、そんな落ち込み具合の私には、亀ちゃん、いっちゃん、丸ちゃんも容易にに声がかけられなかったのでしょう。ただただ放心状態で出発を待っていました。
前半に「添乗員不在」と言うアクシデントはあったけど、そこそこの(オーロラは赤が最高だそうで、残念ながら赤いオーロラは見えませんでした)オーロラが見られたし、シャボン玉で遊べたし、可愛いコートもゲットしたし、参加するのに迷ったけれど良い旅が出来た(^_^)v、とルンルンしていたら、最後にとんでもない落とし穴。また、添乗員がいなくなったのです。
到着が丸1日遅れた2人のご夫妻は、帰りも1日遅れで帰国することになり、その時点では添乗員だけ私達と同じ日に帰国するものだと思いました。いえ、確かに2人を残し同じ日に帰国は出来ることになったのです。ですが、席がなく添乗員だけ別便でバンクーバーまで行くことになりました。それを伝えられたのは、帰国の前日の深夜ではなく、もう帰国当日の早い早朝(これから仮眠をして早朝出発の予定)の時間です。みんながホテルのロビーでそれを聞いていて、私は端っこの方で「早く寝たいな~」と思いながら人ごとみたいに聞いていました。不意に、添乗員卜部さんが私に視線を向けるではありませんか。半分寝ていた私は、人が大勢いることも忘れ、「何で私の顔を見るのよ~」と叫んでいました。4人のグループの私達にバンクーバー乗換のお手伝いをして欲しいと言うのです。ささやかな抵抗をしてみたものの、学校の役員決めの時のような雰囲気になり、時間ばかり過ぎていきます。こちらも50歳を過ぎたいい大人ですから、納得出来ないままでも引き受けざるを得なくて、添乗員はみんなに「バンクーバーではこの4人に協力して、無事乗り換えてください。私はバンクーバーでお待ちしますが、最悪天候不良で皆さんと一緒に成田まで行けない場合もあると思います。私を気にせず皆さんは帰国してください」と言っていましたが、私の頭の中はこの時点で真っ白でした。添乗員仕様の「傘」を借り、部屋に戻りましたが、それから寝られなくなりました。とうとう徹夜して朝を迎え、先に出発する添乗員をホテルのロビーでお見送りするご丁寧さ。私って馬鹿?
オーロラビレッジに出発前から不吉な予感。集合したホテル前は雪がちらほら。ダイヤモンドダストを間近で見ました。でも、これはオーロラにとっては良くない気象状態だそうで、みんなの表情もどこかしら沈みがち。案の定、オーロラビレッジも天気が悪く、夜空も曇っています。しばらくはテントの中と外をうろうろしましたが、なかなかオーロラが出る気配はありません。
ここで添乗員と一緒に遅れてきたご夫妻の話を。このご夫妻、ホントに良くできた方で、太っ腹。私は陰ながら「殿」とお呼びしました。まず、同じ条件で旅行を申し込まれたでしょうに、別便で更に一足遅れて、その便が欠航し丸一日遅れたのですから、私ならその時点で泣いていたでしょう。でも、そのご夫婦はイエローナイフ到着されたときににこにこされ、みんなに「荷物も予定の便の機内に入ってしまいカルガリーに行ってしまったから、着替えも何もなくてバンクーバーでお買い物をしたわ」なんて奥様が話されるんです。C社のお得意様か常連さんで、こんな非常時にも対応できる方だから別便組に選ばれたのだと、かなり時間が経ってから納得しました。ご主人もおもしろい方で、この夜のオーロラが出なくて沈みがちなテントの中でみんなを話術で(お酒も召し上がっていたそうですが)楽しませ、頃合いを見て「さて、そろそろオーロラでも見に行くか」なんて誘うんです。私は遠くから「おっ、殿お出ましですか?お供いたします」なんふざけて言ってました。とても楽しい方でした。
さて、いくら待ってもオーロラは出ませんから、諦めて他の遊びをすることにしました。こんな時のために「シャボン玉」を持ってきました。(ビレッジにもありましたけど)
バナナでくぎが打てる世界ですから、シャボン玉だって凍るのです。これがなかなか可愛くて、4人のおばさん達は年甲斐もなく夢中になって遊びました。
ここで添乗員と一緒に遅れてきたご夫妻の話を。このご夫妻、ホントに良くできた方で、太っ腹。私は陰ながら「殿」とお呼びしました。まず、同じ条件で旅行を申し込まれたでしょうに、別便で更に一足遅れて、その便が欠航し丸一日遅れたのですから、私ならその時点で泣いていたでしょう。でも、そのご夫婦はイエローナイフ到着されたときににこにこされ、みんなに「荷物も予定の便の機内に入ってしまいカルガリーに行ってしまったから、着替えも何もなくてバンクーバーでお買い物をしたわ」なんて奥様が話されるんです。C社のお得意様か常連さんで、こんな非常時にも対応できる方だから別便組に選ばれたのだと、かなり時間が経ってから納得しました。ご主人もおもしろい方で、この夜のオーロラが出なくて沈みがちなテントの中でみんなを話術で(お酒も召し上がっていたそうですが)楽しませ、頃合いを見て「さて、そろそろオーロラでも見に行くか」なんて誘うんです。私は遠くから「おっ、殿お出ましですか?お供いたします」なんふざけて言ってました。とても楽しい方でした。
さて、いくら待ってもオーロラは出ませんから、諦めて他の遊びをすることにしました。こんな時のために「シャボン玉」を持ってきました。(ビレッジにもありましたけど)

その日の日中は自由行動でした。初日の体感温度マイナス50℃に比べたら気温も上がりマイナス20℃にはなっていたでしょうか。それでも寒い。亀ちゃん、いっちゃん、丸ちゃんの3人は犬ぞりツアーに出かけました。

運動神経のない私は、筋肉痛になるのがわかっていたので、不参加。前日の市内観光で犬ぞり牧場に行った時「かりんとみたいな黒い物体は踏まないでくださいね」って、凍っているときは臭わないけど足の裏に付いたらホテルに戻ったときにすごいことになるとか。ははは、それは犬の「💩」かい(>_<) 。犬ぞりで一番前に座らされた背の小さいいっちゃんは、走っている間中「かりんと」の被害を受けたとか。犬って走りながらでも「フン」をするのだって初めて知りました。3人とも楽しかったとは言っていましたけどね。
犬ぞりツアーに参加しなかった私は、外は寒いのでレンタルの防寒具を着て、一人ショッピング。ところが、建物の中は半袖でも良いくらいの暖房が利いていて、外では防寒具を着て建物に入って脱いでをくり返しているうちに面倒くさくなり、大した買い物も出来ないままホテルに戻り、防寒具を部屋に置いてくることにしました。ひょこひょこ歩いて部屋に戻ったら、犬ぞり組もちょうど戻ったところで、一緒にショッピングに行きました。同室のいっちゃんの長靴を「かりんと」が付いていないかチェックしました。
ショッピングは主にお土産やおやつくらいのつもりでしたが、私は大きな買い物をしました。コートを買ったのです。でもね、極寒のイエローナイフで「スプリングコート」として売られていたコート、私は日本でいつ着ればいいと思います?表地は薄手ですが、裏地は消防服の様な生地なんです。暖かいと思うのですが、見た目が寒そうに見えるのか寒い日に着ると周りが薄着だと心配するのです。とてもタイミングの難しいコートです。犬ぞりのアップリケがしてあり可愛いのですが、55才の私が着ていると「可愛すぎ」との顰蹙を買っています。