嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

知りたいのは「世界」という物語の最高のバッドエンドだよ。

2005年04月19日 12時40分37秒 | 駄文(詩とは呼べない)
いつまでたっても
僕の伝えたいこと
言葉にならなくて苦しいんだ

書いても書いても嘘にしかならない
こんなごみみたいな言葉なら
なんでわざわざ言葉としてあるのか
不愉快なままで疑問に思うよ

僕の言いたいこと
いつも踏み込めない領域で
あと少しどころか
全く届きもしていないところで
ばらばらに砕けるよ

伝えたいんだけど
たぶん伝えたら君が死ぬ
それでも伝えたいんだけど
うまくいかないんだ

こわいんだよ
誰からも見捨てられて
誰も見なくなったらいつでも壊れてしまう自分が

誰からも助けられなくても
世界の動きを全く無視して
科学も神も無視して
誰も居ないところで一人だけで何かしたいよ
それが「生きたい」って意味だとは
僕には思えないんだ
みんなのいう「生きたい」は、いつも集団の中で「生かされたり生かしたりし合いたい」
っていう普遍的な生物性を言語化したものだと思うんだ
悪いけど、僕のは違う。
全員殺して自分だけ生き続けたいんだ。
しかも自分の肉体が複合体である事にすら、我慢できないんだ。
完全な単体で、全く進化せずに、永遠を超えた世界で
五官も何も感じないように全くの無痛の中で有り続けたいんだ。

有でも無でもないこの世界が嫌いなんだよ。

たぶんもうすでに、僕がデジタルか機械になりたいと意味を取り違えてる馬鹿がいるだろうな。
だから俺は言葉ってのが嫌いなんだ。

僕は言葉で説明できるようなものではないし
言葉はもちろん言葉では説明できないし
僕は言葉を使って語るたびに、どんどん絶望的になるんだ
決して伝わりはしないだろうことを、書けば書くほど感じるからね。

僕は新しい言葉になんか興味は無いんだよ。
僕の中にある全てを外に伝えてしまえば、とっとと死ねるんだよ。
全てを伝えて、僕が要らないという事を証明して死んでしまいたいんだよ。
そうしないと、疲れるし、イライラするからね。

本当は、すごく簡単な事なんだよ
「生物を全部殺せばいいだけだからね」

機能性感情減退症

2005年04月19日 12時35分42秒 | 駄文(詩とは呼べない)
僕は何かを決めるのが苦手、というか決めないままで人生を送ってきた。
何かを決断するということの恐怖からくるストレスで
いつも僕は何かに怯えていると思う。

車を運転するとハッキリわかる。
僕は判断力がない。
道路の車線も信号機も周りの車も見ていない
視界には入っているのに、まるで見えない。
僕には変化の恐怖だけがハッキリと見えていて
それ以外が見えなくなる。

話を書き始める前に戻そう
僕はBLOGを続けるべきなのか止めるべきなのか
それを決められないでいる
そしてまた、それを相談する人を、決められないでいる
一番相談したいと思った人には電話が通じなくなったから。
あるいはまた、いちばん相談してはいけない人なのかもしれないが。

話を少し戻そう
僕は最近本をうまく読めない
以前よりもさらに苦痛に感じるようになった
本を読むことに対する餓えと痛みを埋め込まれてしまったから。

話題線を少し補正しよう
僕はしばらく何も書いていなかった

書くことから逃げていた
理由はハッキリわかってる
いや、ハッキリわかっていると言いたいだけかもしれない。

僕にはもう、読者が居ない。
海の向こうに外国を感じない
宇宙の果てに生物を感じない
世界の外側に 人間を感じない

僕は、何も感じない

僕は、はやく死にたい

僕は、ここにいたくない

なのに誰も、その事を許してはくれない
みんな嘘吐きだ
いろんな言い回しを使って、僕を無理矢理生かそうとする
僕が死ぬと、自分が痛いことを知っているから
誰もが自分のために僕に生きろと強制する

僕は僕の生すらも
自分で決めることが許されないのか
僕は僕の死すらも
自分で決断することができないのか

なら、僕は居ない

ぼくは、ここにいない

今、ハッキリと君に聞いておきたい事がある
君は、そこに居ますか?
あなたは、今、死ねますか?
自分の意志で、死ねますか?
自分を亡くさないように、決して自分を消さないように、自殺する事ができますか?

あなたはそこにいますか?
あなたは僕に存在を証明できますか?
あなたは僕を説得できますか?
あなたの意志は僕に本当に影響していますか?

悪いけど、自殺できない人間に、意志があるとは思えないよ。
それは自殺が優しいからだ。
生物に優しいからだ。
自分が生きることは、他人を殺すことだ。
それから目を背けながら生きる人間は嘘吐きだ。
そして僕は嘘吐きになりたくないんだ、自分が嘘吐きだと、知っているから。

「ありがとう、君に会えて嬉しいよ、生きててよかったよ」
そう嘘を吐いて欲しい人が
この世界にはきっと山ほどいて、その中の一握りの馬鹿どもが、
僕の言葉を読んでるって
僕は気づいてるよ

だってそれは、静かで優しく暴力的な嘘だから
神聖化され、尊厳を与えられた人間に
より一層の深い意味を刻印する、暴力の嵐だから

僕はたぶん、僕を許せないよ
だって許してくれない
誰も許してくれない
世界が僕を望んでくれない
世界の全てが僕を笑ってくれない

苦しいんだ
この無機質の、何にもない、退屈な、日常の延命装置が。

こわいんだ
いつでも死ぬ なんでも痛い 全てがかゆい

歯をがちがち言わせて
呼吸を止めそうにしながら書いたとしても
きっと何にも伝わらないだろうね

たぶん、伝わったら死ぬからね

どうでもいいよ
ただ、もう見ないで欲しい
ただそれだけ。