部屋に着いたら、まずテレビをつけた
飛び込んできた悪い音に耐えられなくて2秒で消した
会社帰りにスーパーへ寄って
かごいっぱいに駄菓子やら菓子パンやら、要するに菓子ばっかりだな
そんなごちゃごちゃしたのをいっぱいいっぱい買い込んだ
食料のようなものを床へ大量に散らかして
僕は一人で自分を祝った
誰かの誕生日というわけじゃない。
たぶん、もうすぐ命日だ
明日こそはあの列車に飛び込もうと思う
都会へ向けて都会に辿り着けないあの急行に、
奴隷をぎゅうぎゅうに詰めた四角い箱が
僕を跡形もなくバラバラに、
いや、僕はそうされるべきなのだ。
奴隷よりも虫けらよりも遙かに誇り高い
どうにもならない脆弱な一つの価値がない命として
その全くの価値の無さを、ピラミッドの底辺で押しつぶして証明するべきなのだ。
身分なんか要らない
神よりも誇り高い意志で
僕は僕の生命を否定する
僕の命に価値は無い
誕生にも、意味はない
誰かが悪いわけじゃない
もちろん、良い人もいない。
終わらせるんだ
全ての物語に、バッドエンドを。
誰も僕をわからなくていい
いや、わからない方がいい
何も考えないでも生きていけるなら
それがきっととても素敵な事なんだ
僕はわかってる
僕はもう、考えたくない
自分の意味について、もう考えることに疲れた。
もう終わらせよう
意味があるとかないとか、そんなこともうどうでもいいよ
とにかくもう、君に伝える言葉が見つからないんだ
何を言ってももう、君には届かないと、
そんな気がしてならないんだ
賭けるコインが無いんじゃない。
賭ける数字が見つからないんだ
番号を数える事にも疲れた。
1から始まって無限大まである、それでいいじゃないか。
もう数えるのはやめよう。
毎日毎日、日が昇るたびに、自分の残り病数を数えるのはやめよう。
死について語るのも、もうすぐ終わりだ
もう僕は誰にも、僕の死を語らなくて済む
それでいいじゃないか
いいじゃないか いいじゃないか
どうだっていいじゃないか
ぼくはもう、うごきたくない
俺を見るな。
俺の方を、見るな!
飛び込んできた悪い音に耐えられなくて2秒で消した
会社帰りにスーパーへ寄って
かごいっぱいに駄菓子やら菓子パンやら、要するに菓子ばっかりだな
そんなごちゃごちゃしたのをいっぱいいっぱい買い込んだ
食料のようなものを床へ大量に散らかして
僕は一人で自分を祝った
誰かの誕生日というわけじゃない。
たぶん、もうすぐ命日だ
明日こそはあの列車に飛び込もうと思う
都会へ向けて都会に辿り着けないあの急行に、
奴隷をぎゅうぎゅうに詰めた四角い箱が
僕を跡形もなくバラバラに、
いや、僕はそうされるべきなのだ。
奴隷よりも虫けらよりも遙かに誇り高い
どうにもならない脆弱な一つの価値がない命として
その全くの価値の無さを、ピラミッドの底辺で押しつぶして証明するべきなのだ。
身分なんか要らない
神よりも誇り高い意志で
僕は僕の生命を否定する
僕の命に価値は無い
誕生にも、意味はない
誰かが悪いわけじゃない
もちろん、良い人もいない。
終わらせるんだ
全ての物語に、バッドエンドを。
誰も僕をわからなくていい
いや、わからない方がいい
何も考えないでも生きていけるなら
それがきっととても素敵な事なんだ
僕はわかってる
僕はもう、考えたくない
自分の意味について、もう考えることに疲れた。
もう終わらせよう
意味があるとかないとか、そんなこともうどうでもいいよ
とにかくもう、君に伝える言葉が見つからないんだ
何を言ってももう、君には届かないと、
そんな気がしてならないんだ
賭けるコインが無いんじゃない。
賭ける数字が見つからないんだ
番号を数える事にも疲れた。
1から始まって無限大まである、それでいいじゃないか。
もう数えるのはやめよう。
毎日毎日、日が昇るたびに、自分の残り病数を数えるのはやめよう。
死について語るのも、もうすぐ終わりだ
もう僕は誰にも、僕の死を語らなくて済む
それでいいじゃないか
いいじゃないか いいじゃないか
どうだっていいじゃないか
ぼくはもう、うごきたくない
俺を見るな。
俺の方を、見るな!