嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

ちぎれていく空気の光にたたずんでしまうまま

2005年11月06日 12時37分52秒 | 駄文(詩とは呼べない)
自分が肉塊のように思えて仕方がない
あぶなくて鏡なんか見てられないよ
別に、特別な事だとは思わないけれど。
だけど、意識だけは何かを特別だと思いたがる

限られた光だと思いたがる
ありふれた光の模様の中で踊って
絶望的な闇を見る
だからこそ、そこには特別な光があると、
誰かが思いたがる

そしてそれは僕なんだと思い込む

何故なんだろう

なにもできない肉塊なのに。

可能性って言葉、誰が考えたんだろう
明日の話、誰が始めたんだろう

優しさに似た残酷さ
自然な移ろい
どうしようもない無力感
包まれるように切断された世界

霧のように漂っているだけなのに痛い
ただ、居るだけで痛い

なんでこんな存在なんだ

恵まれているかどうかではなく。
何かを知っているかどうかでもなく。
ただ、どうしようもない存在感

自分を騙すために作り出した癒し
自分を殺す為に作り出した我慢
自分を見つけるために作り出した概念

すべてがただどうしようもない

なんなんだ、ここは。

本当に、どこかに世界が?

ただ、発見すること

2005年11月06日 12時36分22秒 | 駄文(詩とは呼べない)
全てが悲哀で理解される世界で
一体何をどうすれば
楽しさや面白さを要素として加える事が出来るのだろう

全てが数字で測られる世界で
一体何をどうすれば情緒の波は波動へと変わるのだろう

強さだけを追い求める世界で
弱い人間の心はいったいどこへ逃げればいいのだろう

すべからく暗闇に吸い込まれる世界で
光を追いかける心は どこへ向かって進むのだろう

ただ立ちつくすだけの世界で
その両手をふるわす視線は何を見定めるだろう

ズルイよね、大人は。
昔子供だった事をすっかり忘れたふりして
誰よりもこだわってて。
それを誰にもわからないように隠そうとする。

悪いけど俺、大人にはならない。
子供にもならない。
だけど赤子のように死んでいくよ

僕が首を絞めて殺した赤子のような顔を作るよ
それが外への顔でしょ?
だって赤ん坊の微笑みは、何よりも強い生への贖罪でしょ?
赤ん坊の産声は業火の灯火でしょ?
死へといざなう炎症だけが蜻蛉への祈りでしょ?

みつからないよ、もう。

ここにはもう、みつからない。