母は、お嬢様”２”

前回、スーパーで買ってきた漬物を、食べるのを忘れていると
漬物の袋が、パンパンになることを、初めて知った母ですが、
母のお嬢様ぶりは、他にもあります。


エアコンのリモコン不具合事件？
電化製品のメンテナンスは、父の担当でした。
しかし、父が亡くなってからは、電子調理器具から、家庭電化製品のメンテナンスも、母がしなくてはなりません。

エアコンの《リモコン》操作は、おそらく、父からも聞いていたはずです。
しかし、夏になると、電源入れても暖かい風が出てきて、涼しくならないとか、
冬になれば、暖かくならないとか・・・。

暖房・冷房・除湿という、運転切り替えをしたらすむことさえ、知らないのです。

ある日のこと、リモコンが動かないと電話がありました。

「リモコンの電池が切れたんだよ。電池換えて～」と言ったら、
「リモコンに電池ってあるの？　どこに電池ついてる？」って・・・。


そう、普通に誰でも、できると思われることが、母は出来ないのです。
とにかく、電化製品に疎いんです。
電池すら交換できないのです。


一から十まで、小学生に話すように、説明してきますが、
季節の変わり目になると、また、動かないとか、冷たい風しかこないとか、
電話してくるんです。
これが、９年も続いてます・・・。
まさに、お嬢様です。
全然、覚える気には、ならないそうです。

「電話したら、まーちゃんが、来てしてくれるでしょう・・・？」って。
確かに、そうですが・・・。
「黄泉の国に居るであろうお父さん、お母さんに、教えてってよね～」
って、何度、空を見上げることやら・・・。



母のこの姿、父は、想像してたのでしょうか・・・。

私は、小さい頃から、機械物が好きで、
すぐ分解したり壊したりして、遊んでました。
元に戻せないと、すぐに、父を頼っては、父の仕事を増やしてました・・・。

お陰で、一通りの電化製品の家庭内でのメンテナンスは、出来ます。
電池交換・電球交換・コンセントの中の接続不具合も直せます。
テスターで電流が流れてるかどうかの確認もできます。

私の理科好きは、父と母とのお陰かも・・・。（爆）