北海道十勝郡浦幌町にあるJR北海道の上厚内駅は、函館本線の滝川駅から帯広、釧路を経て根室駅までの443,8kmを結んでいる全線単線非電化の根室本線の駅です。
もともとは北海道官設鉄道の上厚内信号所として、1910(明治43)年12月1日に開設しました。
相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能な無人駅です。
1953(昭和28)年11月に建てられた木造駅舎が下りホーム(釧路方面行きホーム)側に健在で、上りホームとは跨線橋で連絡しています。
2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は0人です。
<上厚内駅の年表>
・1910(明治43)年12月1日:北海道官設鉄道の上厚内信号所として開設
・1922(大正11)年4月1日:上厚内信号場に改称される
・1926(大正15)年8月1日:一般駅に昇格して上厚内駅となる
・1953(昭和28)年11月25日:駅舎改築
・1971(昭和46)年10月2日:貨物・荷物取扱い廃止
・1971(昭和46)年10月2日:駅の簡易委託化
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる
・1992(平成4)年4月1日:駅の完全無人化
(駅 名 標)
(釧路方面を望む)
(跨線橋から滝川方面を望む)
(駅舎・ホーム側)
(上厚内駅駅舎)
(駅 舎 内)
撮影年月日:2002(平成14)年5月20日