兵庫県西脇市野村町にあるJR西日本の西脇市駅は、山陽本線の加古川駅と福知山線の谷川駅とを結んでいる全線単線の加古川線(34,6km)の駅です。
もともとは播州鉄道の一般駅である野村駅として1913(大正2)年10月22日に開業しましたが、その後、播丹鉄道を経て国鉄加古川線の駅となりました。
単式ホームと島式ホームの2面3線を有していて列車交換可能な業務委託駅です。
入口が三角屋根になっている木造駅舎があります。
2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は735人で、これは起終点駅を除く加古川線の19駅の中で4位です。
1990(平成2)年3月31日まで当駅から鍛冶屋線が分岐していて、その当時の駅名は野村駅でしたが、鍛冶屋線の廃止後に駅名が西脇市駅に改称されました。
<西脇市駅の年表>
・1913(大正2)年10月22日:播州鉄道の一般駅である野村駅として開業
・1923(大正12)年12月21日:播州鉄道が播丹鉄道に譲渡され、同鉄道の駅となる
・1943(昭和18)年6月1日:播丹鉄道が国有化されて、国鉄加古川線・鍛冶屋線の駅となる
・1962(昭和37)年9月1日:貨物取扱い廃止
・1973(昭和48)年10月1日:荷物取扱い廃止
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1990(平成2)年4月1日:鍛冶屋線の廃止により、加古川線の単独駅となる
・1990(平成2)年4月1日:駅名が西脇市駅に改称される
・1990(平成2)年6月1日:加古川鉄道部の発足により、その管轄となる
・2009(平成21)年7月1日:加古川鉄道部の廃止に伴って神戸支社管轄へ変更され、加古川駅に被管理駅となる
・2013(平成25)年8月1日:駅構内終日全面禁煙化
・2016(平成28)年3月26日:ICカードICOCAの利用が可能になる
(駅 名 標)
(跨線橋から谷川方面を望む)
(西脇市駅駅舎)
(駅 舎 内)
撮影年月日:2015(平成27)年12月29日