和歌山県橋本市隅田町にあるJR西日本の隅田駅は、関西本線の王寺駅と和歌山駅とを結んでいる全線単線の和歌山線(87,5km)の駅です。
もともとは紀和鉄道の一般駅として1898(明治31)年4月11日に開業しましたが、その後、関西鉄道を経て国鉄和歌山線の駅となりました。
相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能な無人駅です。
古い木造駅舎が上りホーム(王寺方面行きホーム)側に健在で、下りホームへは跨線橋で連絡しています。
2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は200人です。
この隅田駅の駅舎と下りホームの待合室には、落書き防止のため、地元の隅田中学校の美術部員らによって絵が描かれています。
<隅田駅の年表>
・1898(明治31)年4月11日:紀和鉄道の一般駅として開業
・1904(明治37)年8月29日:紀和鉄道が関西鉄道の譲渡され、同鉄道の駅となる
・1907(明治40)年10月1日:鉄道国有法により関西鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により国鉄和歌山線となり、同線の駅となる
・1984(昭和59)年10月20日:駅の無人化
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
(駅 名 標)
(和歌山方面を望む)
(跨線橋から王寺方面を望む)
(駅舎・ホーム側)
(隅田駅駅舎)
(駅 舎 内)
撮影年月日:2016(平成28)年4月10日