大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

和歌山線 打田駅!

2019年06月06日 | 

和歌山県紀の川市にあるJR西日本の打田駅は、関西本線の王寺駅と和歌山駅とを結んでいる全線単線の和歌山線(87.5km)の駅です。 もともとは紀和鉄道の一般駅として1900(明治33)年8月24日に開業しましたが、その後、関西鉄道を経て国鉄和歌山線の駅となりました。

相対式ホーム2面2線を有していて、列車交換可能な業務委託駅です。
1915(大正4)年2月に建てられた木造駅舎が上りホーム(橋本方面行きホーム)側にあり、下りホームへは跨線橋で連絡しています。 また、下りホームにはスロープが設置され、駅裏側から直接ホームに入ることもできます。

2017(平成29)年度の1日の平均乗車人員は1,230人で、これは起終点駅を除く和歌山線の全34駅中15位です

当駅は紀の川市役所の最寄り駅で、快速列車も停車します。

打田駅が属する和歌山線は現在、関西本線と接続する王寺駅から高田駅までの間は大阪方面からの直通列車が多く運転されていますが、高田駅~和歌山駅間は線内のみのローカル輸送に徹する形となっています。 また、和歌山線はかつて、東京駅に直通する急行「大和」の寝台車(和歌山線内では普通列車に連結して運転)や、紀勢本線の白浜方面に直通する急行「しらはま」、その後身の急行「紀ノ川」といった優等列車が運転されていましたが、いずれも国鉄分割民営化までに廃止されてしまい、現在は普通列車・快速列車のみ運転されています。

  <打田駅の年表>

 ・1900(明治33)年8月24日:紀和鉄道の一般駅として開業
 ・1904(明治37)年8月27日:紀和鉄道が関西鉄道に譲渡され、同鉄道の駅となる
 ・1907(明治40)年10月1日:鉄道国有法により関西鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により国鉄和歌山線となり、同線の駅となる
 ・1915(大正4)年2月 :駅舎竣工
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1991(平成3)年4月1日:和歌山支社の管轄から橋本鉄道部の管轄に変更される
 ・2003(平成15)年10月1日:ホーム上を除き、駅コンコースの喫煙コーナーを廃止
 ・2009(平成21)年6月1日:橋本鉄道部が廃止され、和歌山支社の管轄になる

 
(駅 名 標)

 
(跨線橋から橋本方面を望む)

 
(駅舎・ホーム側)

 
(打田駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2013(平成25)年9月6日