京都府京田辺市にある興戸駅は、京都駅から奈良市の大和西大寺駅までを結んでいる近鉄京都線(34.6km)の駅です。 もともとは奈良電気鉄道の駅として、1954(昭和29)年7月5日に開業しました。
6両分の有効長をもつ相対式ホーム2面2線を有する有人駅で、1986(昭和61)年12月に竣工した橋上駅舎があります。
2017(平成29)年度の1日の平均乗降人員は9,862人で、これは近鉄京都線の全26駅中12位です。
この興戸駅は同志社大学京田辺キャンパスの最寄り駅ですが、正門までは徒歩で15分程かかります。 また、当駅から約500mの所にJR学研都市線の同志社前駅があります。
興戸が駅属する近鉄京都線は、日本を代表する国際的観光都市である京都市と奈良市の都市間輸送および沿線の住宅地、関西文化学術研究都市の足を担っています。 また京都市営地下鉄烏丸線を介して京都市中心部から奈良方面までや、京都から天理・橿原神宮前方面・伊勢方面へ直通運転しており、乗り換えせずに行くことができる。京都市内や滋賀県、東海道・山陽新幹線、北陸本線方面から奈良県や三重県中部(伊勢志摩地方)への観光の大動脈としても機能しています。
<興戸駅の年表>
・1954(昭和29)年7月5日:奈良電気鉄道の駅として開業
・1963(昭和38)年10月1日:近畿日本鉄道が奈良電気鉄道を合併したことにより、近鉄京都線の駅となる
・1986(昭和61)年12月2日:駅の橋上駅舎化
・2000(平成12)年3月15日:ホームの延長工事完成により、6両編成の停車が可能となる
・2001(平成13)年2月1日:スルッとKANSAI対応カードの取り扱い開始
・2001(平成13)年10月14日:Jスルーカードの取り扱い開始
・2003(平成15)年12月11日:ホームの喫煙コーナーを除いて終日全面禁煙化
・2007(平成19)年4月1日:IC乗車カード「PiTaPa」「ICOCA」の利用が可能になる
・2009(平成21)年3月1日:Jスルーカードの自動改札機・のりこし精算機での取扱い終了
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、TOICA・manaca・Suica・PASMO・Kitaca・SUGOCA・nimoca・はやかけんが利用可能になる
・2015(平成27)年8月20日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(大和西大寺方面を望む)
(踏切上から京都方面を望む)
(興戸駅駅舎・東口)
(駅 舎 内)
(興戸駅西口)
撮影年月日:2019(平成31)年3月21日