広島県山県郡戸河内町(現在の安芸太田町)にあったJR西日本の三段峡駅は、山陽本線の横川駅から三段峡駅までの60.2kmを結んでいた全線単線の国鉄可部線の旅客駅として、1969(昭和44)年7月27日に開業しました。
しかし、可部線の非電化区間だった可部駅~三段峡駅間(46.2km)が2003(平成15)年12月1日に廃止されたことに伴い、三段峡駅も廃駅となりました。
単式ホーム1面1線を有する簡易委託駅で、コンクリート造り2階建ての駅舎がありました。
<三段峡駅の年表>
・1969(昭和44)年7月27日:国鉄可部線の旅客駅として開業
・1985(昭和60)年2月1日:駅の簡易委託化
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・2003(平成15)年12月1日:可部線の非電化区間だった可部駅~三段峡駅間が廃止されたことに伴い、廃駅となる
(駅 名 標)
(可部方面を望む)
(三段峡駅駅舎)
(駅舎の前に静態保存されていたC11)
撮影年月日:2002(平成14)年6月15日