兵庫県加古川市神野町にあるJR西日本の神野駅は、山陽本線の加古川駅と福知山線の加古川駅とを結んでいる全線単線の加古川線(34,6km)の駅です。
もともとは播州鉄道の停留場として、1913(大正2)年4月1日に開業しました。
相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能な業務委託駅です。
以前は南口に1948(昭和23)年3月に建てられた木造駅舎がありましたが、コンパクトな駅舎に建て替えられました。 また、北口にも2010(平成22)年10月に新しい駅舎が建てられました。
2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は1,100人で、これは起終点駅を除く加古川線の全19駅の中で最も多い駅です。
<神野駅の年表>
・1913(大正2)年4月1日:播州鉄道の停留場として開業
・1923(大正12)年12月21日:播州鉄道が播丹鉄道に譲渡され、同鉄道の停留場となる
・1929(昭和4)年8月23日:停留場から駅に昇格し、神野駅となる
・1943(昭和18)年6月1日:播丹鉄道が国有化されて国鉄加古川線となり、同線の駅となる
・1948(昭和23)年3月:駅舎(旧駅舎)改築
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1990(平成2)年6月1日:加古川鉄道部の発足により、その管轄となる
・2009(平成21)年7月1日:加古川鉄道部の廃止に伴って神戸支社管轄へ変更され、加古川駅に被管理駅となる
・2009(平成21)年7月1日:駅の業務委託化
・2010(平成22)年10月2日:新たに北口駅舎の使用開始
・2013(平成25)年8月1日:駅構内終日全面禁煙化
・2016(平成28)年3月26日:ICカードICOCAの利用が可能になる
(左はJR西日本の駅名標:右は国鉄時代の駅名標)
(谷川方面を望む)
(加古川方面を望む)
(南口駅舎・ホーム側)
(左は旧南口駅舎:右は現在の南口駅舎)
(北口駅舎)
(北口駅舎内)
撮影年月日:1990(平成2)年4月5日、2015(平成27)年12月29日