大阪府交野市郡津五丁目にある郡津駅は、枚方市駅から大阪府交野市の私市駅までを結んでいる京阪電鉄交野線(6.9km)の駅です。
もともとは信貴生駒電鉄枚方線の駅として、1929(昭和4)年7月10日に開業しました。
5両分の有効長をもつ相対式ホーム2面2線を有する有人駅です。
駅舎(改札口)が上り・下りそれぞれのホームにあり、互いのホームは地下通路で連絡しています。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は5,771人で、これは起終点駅を含む交野線の全8駅中4位です。
郡津駅が属する京阪電鉄交野線は、大阪への通勤路線であるとともに、私市周辺の行楽地への路線でもあり、また、京阪本線とJR片町線(学研都市線)を結ぶバイパスとしての機能も果たしています。
<郡津駅の年表>
・1929(昭和4)年7月10日:信貴生駒電鉄枚方線の駅として開業
・1939(昭和14)年3月1日:大阪陸軍兵器支廠禁野倉庫の爆発事故で同線が運行停止となったことにより、営業休止
・1939(昭和14)年3月4日:営業再開
・1939(昭和14)年5月1日:信貴生駒電鉄が路線を交野電気鉄道に譲渡したことにより、同鉄道交野線の駅となる
・1945(昭和20)年5月1日:京阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)が交野電気鉄道を合併したことにより、同鉄道の駅となる
・1945(昭和20)年9月15日:輸送混乱防止のため、営業休止
・1946(昭和21)年2月15日:営業再開
・1949(昭和24)年12月1日:京阪神急行電鉄から京阪本線・交野線・宇治線・京津線・石山坂本線の各路線が分離譲渡される形で京阪電気鉄道(2代目)が発足したことにより、同鉄道の駅となる
・1969(昭和44)年7月13日:構内地下通路が完成
・1972(昭和47)年3月31日:村野駅~当駅~交野市駅間の複線化に伴い、相対式ホームになる
・1973(昭和48)年4月8日:駅舎を地下化
・1974(昭和49)年2月16日: 駅前に「京阪デパート郡津店」(後の京阪ザ・ストア)が開店
・1981(昭和56)年4月3日:駅前に「京阪スポーツセンター郡津」が開業
・1986(昭和61)年4月1日:朝と夕方のラッシュ時に禁煙タイムを実施
・1989(平成元)年10月1日:プリペイドカード「Kカード」の利用が可能になる
・1994(平成6)年5月1日:喫煙所を除き駅構内終日全面禁煙化
・1999(平成11)年4月1日:「スルッとKANSAI」対応カードが利用可能になる
・2002(平成14)年3月 :上りホームに多目的トイレ設置
・2002(平成14)年9月30日:駅前の京阪ザ・ストア郡津店が閉店
・2003(平成15)年7月 :駅前の「京阪スポーツセンター郡津」が近隣に移転し「リーズ健康クラブ」と改名、水泳教室事業と運動教室事業を継続するが京阪グループから離れる
・2004(平成16)年8月1日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
・2006(平成18)年1月21日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる
・2011(平成23)年4月8日:地上駅舎が竣工
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、TOICA・manaca・Suica・PASMO・Kitaca・SUGOCA・nimoca・はやかけんが利用可能になる
・2015(平成27)年4月1日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(私市方面を望む)
(郡津駅駅舎・西口)
(郡津駅西口駅舎内)
(郡津駅駅舎・東口)
(郡津駅東口駅舎内)
撮影年月日:2019(令和元)年12月8日
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