大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

関西本線 亀山駅!

2016年03月22日 | 

三重県亀山市御幸町にあるJR東海・JR西日本の亀山駅は、名古屋駅とJR難波駅とを結ぶ全長179.6kmの関西本線の駅です。 また、当駅を起点として紀伊半島の海沿いに新宮駅、紀伊田辺駅を経て和歌山市駅までの384.2kmを結んでいる紀勢本線の接続駅でもあります。
もともとは関西鉄道の一般駅として、1890(明治23)年12月25日に開業しました。

単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線の3面5線を有する直営(駅員配置)駅です。
1913(大正2)年11月に建てられた2代目の駅舎が、改修や増築されているものの健在です。

2013(平成25)年度の1日の平均乗車人員は2,126人です。

この亀山駅は国鉄時代は天王寺鉄道管理局の管轄でしたが、1987(昭和62)年4月1日の国鉄分割民営化によってJR東海とJR西日本の境界駅となりました。
かつては機関区や客貨車区などが置かれた鉄道の要衝であり、多くの優等列車が当駅を経由して南紀方面に向かっていましたが、1973(昭和48)年に伊勢線が開通すると名古屋方面の優等列車の大半は伊勢線経由となってしまい、1984(昭和59)年2月1日のダイヤ改正で寝台特急「紀伊(東京~紀伊勝浦間)」が廃止されたことにより、当駅に停車する特急列車がなくなりました。
さらに、2006(平成18)年3月18日のダイヤ改正で急行「かすが(名古屋~奈良間)」が廃止されたことにより、当駅に停車する優等列車は全てなくなってしまいました。

 <亀山駅の年表>

 ・1890(明治23)年12月25日:関西鉄道の一般駅として開業
 ・1907(明治40)年10月1日:鉄道国有法により関西鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により国鉄関西本線となり、同線の駅となる
 ・1913(大正2)年11月3日:現在の2代目駅舎が竣工
 ・1928(昭和3)年5月25日:駅構内に亀山操車場が完成する
 ・1984(昭和59)年2月1日:寝台特急「紀伊」が廃止されたことにより、当駅に停車する特急列車が消滅する
 ・1984(昭和59)年2月1日:車扱貨物の取扱い廃止
 ・1985(昭和60)年3月14日:荷物取扱い廃止
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)・西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となり、駅業務はJR東海が継承する
 ・2006(平成18)年3月18日:急行「かすが」が廃止されたことにより、当駅に停車する優等列車が消滅する

 
(駅 名 標)

 
(駅 構 内)

 

 
(亀山駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2015(平成27)年3月21日



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