和歌山県和歌山市にある和歌山港駅は、全線単線の南海電鉄和歌山港線(2,8km)の終着駅です。 もともとは南海フェリーの連絡駅として1956(昭和31)年5月に開業した初代の和歌山港駅(後の築港町駅)がありましたが、和歌山港のフェリー乗り場が移転するのに伴い、和歌山港線の延伸とともに2代目の和歌山港駅として1971(昭和46)年3月6日に開業しました。
盛土上に設置された島式ホームの1面2線を有する無人駅です。
改札口を出ると、そのまま南海フェリーへの連絡通路に続いています。
1998(平成10)年4月5日に明石海峡大橋が開通してからは乗降客数が減少傾向にあり、2014(平成26)年度の1日の平均乗降人員は430人で、これは南海電鉄の全100駅中82位です。
かつては当駅からさらに2.6km先の水軒駅まで線路が伸びていましたが、2002(平成14)年5月26日に廃止されました。
<和歌山港駅の年表>
・1956(昭和31)年5月6日:初代和歌山港駅が開業
・1971(昭和46)年3月6日:和歌山港線の延伸に伴い、2代目の和歌山港駅が開業
・2002(平成14)年5月26日:当駅~水軒駅間が廃止されたことに伴い、同線の終着駅となる
・2005(平成17)年11月27日:線内の久保町駅・築地橋駅・築港町駅が廃止される
・2011(平成23)年4月1日:駅構内終日全面禁煙化
・2012(平成24)年4月1日:駅の無人化
(駅 名 標)
(和歌山市駅方面を望む)
(和歌山港駅)
(駅 舎 内)
(南海フェリー乗り場への連絡通路)
撮影年月日:2013(平成25)年12月22日