北海道増毛町にある舎熊駅は、深川駅から増毛駅までの66.8kmを結んでいる全線単線非電化の留萌本線の一般駅として、1921(大正10)年11月5日に開業しました(開業時は留萌線に所属)。
単式ホーム1面1線を有しており、かつて貨物の取扱いをしていた頃は、駅舎横の切欠き部分に引込み線がありました。
開業時に建てられた木造駅舎は駅の無人化後に解体され、今はその旧駅舎の基礎のコンクリートの上に、北海道の無人駅でよく見かけるヨ3500形車掌車を改造した貨車駅舎が設置されています。
<舎熊駅の年表>
・1921(大正10)年11月5日:国鉄留萌線の一般駅として開業
・1931(昭和6)年10月10日:線路名が留萌本線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
・1960(昭和35)年9月15日:貨物取扱い廃止
・1963(昭和38)年5月1日:駅の業務委託化
・1984(昭和59)年2月1日:荷物取扱い廃止、駅の無人化
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる
撮影年月日:2001(平成13)年6月18日