大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

近鉄吉野線 下市口駅!

2020年04月03日 | 

奈良県吉野郡大淀町下渕にある下市口駅は、橿原神宮前駅から吉野駅までを結んでいる全線単線の近鉄吉野線(25,2km)の駅です。
もともとは吉野軽便鉄道の駅として、1912(大正元)年10月25日に開業しました。

4両分の有効長をもつ単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有していて、列車交換可能な有人駅です。
木造駅舎が上りホームの単式ホーム(橿原神宮前方面行きホーム)側にあり、下りホームの島式ホームへは構内踏切で連絡しています。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は456人で、これは起終点駅を除く吉野線の全14駅中10位です。

下市口という駅名は、吉野川(紀の川)をはさんで南の対岸に位置して、古くから奥吉野への入口として商業が発達していた下市町に由来し、開業当初は近隣の山林から産出される材木輸送などの貨物が重要な位置を占めていました。

下市口駅が属する近鉄吉野線は、ほとんどの急行と特急が南大阪線と直通運転をしています。

  <下市口駅の年表>

 ・1912(大正元)年10月25日:吉野軽便鉄道の駅として開業
 ・1913(大正2)年5月31日:社名が吉野鉄道に変更されたことにより、同鉄道の駅となる
 ・1929(昭和4)年8月1日:大阪電気軌道が吉野鉄道を合併したことにより、同社吉野線の駅となる
 ・1941(昭和16)年3月15日:大阪電気軌道が参宮急行電鉄と合併して関西急行電鉄となり、同鉄道の駅となる
 ・1944(昭和19)年6月1日:戦時体制下の陸上交通事業調整法に基づく戦時企業統合政策により、関西急行鉄道と南海鉄道が合併して近畿日本鉄道となり、同鉄道吉野線の駅となる
 ・2003(平成15)年3月6日:当駅始終着の定期列車が一旦消滅
 ・2007(平成19)年4月1日:IC乗車カード「PiTaPa」「ICOCA」の利用が可能になる
 ・2010(平成22)年3月19日:当駅始終着の定期列車が復活
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、TOICA・manaca・Suica・PASMO・Kitaca・SUGOCA・nimoca・はやかけんが利用可能になる 
 ・2015(平成27)年8月20日:駅ナンバリングの導入

 
(駅 名 標)

 
(吉野方面を望む)

 
(踏切上から橿原神宮前方面を望む)

 
(下市口駅駅舎)

 

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2020(令和2)年1月12日


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