京都府福知山市にあるJR西日本の福知山駅は、京都駅から山陰地方の日本海沿岸の各都市を経由して下関市の幡生駅に至る全長673,8kmの山陰本線の駅で、福知山線と京都丹後鉄道の接続駅でもあります。
もともとは阪鶴鉄道の一般駅として、1904(明治37)年11月3日に開業しました。
単式ホーム1面1線と島式ホームの2面4線の3面5線を有する高架駅で直営駅です。
以前の地上駅時代は1954(昭和29)年3月に建てられた大きな駅舎がありましたが、2005(平成17)年11月に高架駅となりました。
2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は3,674人です。
この福知山駅はJR西日本の福知山支社が置かれており、また、周辺地域の鉄道網の要衝であることから、特急を含む全ての列車が停車します。
<福知山駅の年表>
・1904(明治37)年11月3日:阪鶴鉄道の一般駅として開業
・1907(明治40)年8月1日:鉄道国有法により阪鶴鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により阪鶴線となり、同線の駅となる
・1912(明治45)年3月1日:阪鶴線の福知山~綾部間が山陰本線に編入され、同線の駅となる
・1954(昭和29)年3月29日:駅舎竣工
・1986(昭和61)年11月1日:貨物取扱い廃止
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1988(昭和63)年7月16日:宮福鉄道(現・京都丹後鉄道)が開業
・2005(平成17)年11月26日:駅の高架化
(駅 名 標)
(地上駅時代の構内)
(左は地上駅時代の駅舎:右は現在の駅舎)
(駅 舎 内)
(駅舎・南口)
撮影年月:2003(平成15)年11月、201(平成27)5年8月