大阪府富田林市甲田3丁目にある川西駅は、古市駅と河内長野駅とを結んでいる近畿日本鉄道(近鉄)長野線(12,5km)の駅です。 もともとは河南鉄道の駅として、1911(明治44)年8月15日に開業しました。
5両分の有効長をもつ単式ホーム1面1線のみを有する高架駅です。 国道309号との立体交差化に伴う高架化工事によって、1982(昭和57)年9月に高架駅になりました。
2015(平成27)年度の1日の平均乗降人員は3,760人で、これは近鉄の全277駅中141位です。 また、長野線の駅では8駅中7位です。
川西駅が属する近鉄長野線は、沿線に梅の里住宅や金剛ニュータウンなどの住宅地を控えていて、南大阪線とともに大阪府南東部の通勤・通学路線となっています。 また、沿線には眼病平癒で名高い日本三不動の一つである瀧谷不動明王寺や、花火大会や高校野球で知られるパーフェクト リバティー教団(PL教団)の本部などもあります。
<川西駅の年表>
・1911(明治44)年8月15日:河南鉄道の駅として開業
・1919(大正8)年3月8日:社名が大阪鉄道に変更され、同社の駅となる
・1920(大正9)年4月16日:営業廃止
・1920(大正9)年9月11日:甘山駅として営業再開
・1933(昭和8)年4月1日:駅名が川西駅に再改称される
・1943(昭和18)年2月1日:関西急行鉄道が大阪鉄道を合併したことにより、関西急行鉄道長野線の駅となる
・1944(昭和19)年6月1日:戦時体制下の陸上交通事業調整法に基づき、関西急行鉄道と南海鉄道が合併して近畿日本鉄道となり、同鉄道長野線の駅となる
・1982(昭和57)年9月12日:駅の高架化
・2001(平成13)年2月1日:スルッとKANSAI対応カードの取り扱い開始
・2001(平成13)年10月14日:Jスルーカードの利用が可能になる
・2007(平成19)年4月1日:ICカードPiTaPa・ICOCAの利用が可能になる
・2010(平成22)年5月:駅自動放送を更新
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始によりTOICA・manaca・Suica・PASMO・Kitaca・SUGOCA・nimoca・はやかけんが利用可能になる
・2015(平成27)年8月20日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(古市方面を望む)
(河内長野方面を望む)
(川 西 駅)
撮影年月日:2015(平成27)年12月20日