大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

姫新線 西栗栖駅!

2016年01月09日 | 

兵庫県たつの市新宮町にあるJR西日本の西栗栖駅は、山陽本線の姫路駅から津山駅を経て新見駅までを結んでいる全線単線非電化の姫新線(158.1km)の一般駅として、1934(昭和9)年3月24日に開業しました(開業時は姫津線に所属)。

相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能な無人駅です。
開業時の1934(昭和9)年に建てられた木造駅舎が今も健在です。

2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は96人です。

西栗栖駅が属する姫新線は、山陽地方と山陰地方とを結ぶ陰陽連絡路線の1つとして建設され、かつては大阪発の急行「みささ(大阪~鳥取間)」「みまさか(大阪~中国勝山間)」も運転されていましたが、その後、モータリゼーション化により1970年代(昭和50年代)以降は利用者が減少し、1989(平成元)年3月11日のダイヤ改正で線内唯一の優等列車だった急行「みささ」「みまさか」が廃止されてからは、陰陽連絡路線や津山市と京阪神とを結ぶ役割を失い、今は地域輸送が中心となっています。

 <西栗栖駅の年表>

 ・1934(昭和9)年3月24日:姫津線の一般駅として開業
 ・1934(昭和9)年11月28日:姫津線が姫津東線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
 ・1936(昭和11)年4月8日:姫津東線が姫津線の一部となり、同線の駅となる
 ・1936(昭和11)年10月10日:姫津線が姫新線の一部となり、同線の駅となる
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる

 
(左は現在の駅名標:右は国鉄時代の駅名標)

 
(佐用方面を望む)

 
(姫路方面を望む)

 
(ホームは駅舎より一段高い位置にあります)

 
(駅舎正面)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2002(平成14)年12月28日


美祢線 長門湯本駅!

2016年01月08日 | 

山口県長門市にあるJR西日本の長門湯本駅は、山陽本線の厚狭駅と山陰本線の長門市駅とを結んでいる全線単線非電化の美祢線(46.0km)の一般駅として、1924(大正13)年3月23日に開業しました。

かつては相対式ホーム2面2線を有していて列車交換も可能でしたが、後に駅舎と反対側の線路が撤去されたので、現在は単式ホーム1面1線のみを有する無人駅です。
開業時の1924(大正13)年3月に建てられた木造駅舎が今も健在です。

2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は26人です。

この長門湯本駅は、山口県内有数の温泉地である長門湯本温泉の温泉街の北端にあり、かつて線内を走っていた急行「さんべ」「あきよし」の停車駅でした。

 <長門湯本駅の年表>

 ・1924(大正13)年3月23日:国鉄美祢線の一般駅として開業
 ・1986(昭和61)年4月1日:駅の無人化
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・2010(平成22)年7月15日:大雨による厚狭川の氾濫で橋梁や路盤が流出したことにより、美祢線全体が不通となり営業休止
 ・2011(平成23)年9月26日:美祢線の運転再開により営業再開

 
(駅 名 標)

 
(厚狭方面を望む)

 
(長門市方面を望む)

 
(駅舎・ホーム側)

 

 

 
(駅 舎 内)

 
(駅舎内にいた猫)


 撮影年月日:2003(平成15)年2月20日


旧国鉄宮津線 東雲駅!

2016年01月07日 | 

京都府舞鶴市にある東雲駅は、西舞鶴駅から宮津駅を経由して山陰本線豊岡駅までを結んでいた全線単線非電化のローカル線だった国鉄宮津線(83.6km)の一般駅として、1924(大正13)年4月12日に開業しました。
宮津線はその後、北近畿タンゴ鉄道を経て京都丹後鉄道となりました。

国鉄時代の末期は、交換設備は撤去されて駅舎側のホームしか使われていませんでしたが、北近畿タンゴ鉄道の転換時に復活し、現在は相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な無人駅です。
開業時に建てられた木造駅舎は、北近畿タンゴ鉄道に転換後の1994(平成6)年3月にコンパクトな駅舎に建て替えられました。

東雲駅が属していた国鉄宮津線は1932(昭和7)年8月10日に全線開通しましたが、沿線に天橋立という日本三景を抱える路線ながら、モータリゼーション化と沿線の過疎化のため利用者は次第に減少し、1980(昭和55)年12月に施行された国鉄再建法(日本国有鉄道経営再建促進特別措置法)により1987(昭和62)年2月3日に第3次特定地方交通線として廃止承認されてしまいます。
地元では3回にわたって宮津線特定地方交通線対策協議会を開いて協議した結果、1988(昭和63)年4月7日に第3セクター鉄道として存続させることを決定し、結局、国鉄が開業させる予定で工事を進めながら国鉄再建法の規定により工事が中断されていた宮福線を引き受ける第3セクターとして設立されることになっていた宮福鉄道が宮津線を引き継ぐことになりました。

そして宮津線は、1987(昭和62)年4月1日の国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)に承継された後、1990(平成2)年4月1日に宮福鉄道を改称した第3セクターの北近畿タンゴ鉄道に転換されましたが、これは国鉄再建法の廃止対象線区最後の転換になりました。
しかし、同鉄道の経営悪化により、2015(平成27)年4月1日に京都丹後鉄道に移管されました。

 <東雲駅の年表>

 ・1924(大正13)年4月12日:国鉄宮津線の一般駅として開業
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1990(平成2)年4月1日:北近畿タンゴ鉄道の駅となる
 ・1994(平成6)年3月28日:現在の駅舎が竣工する
 ・2015(平成27)年4月1日:京都丹後鉄道の駅となる

 
(国鉄時代の駅名標)

 
(宮津方面を望む)

 
(旧駅舎・ホーム側)

 
(旧 駅 舎)


 撮影年月日:1989(平成元)年7月30日


紀勢本線 箕島駅!

2016年01月05日 | 

和歌山県有田市にあるJR西日本の箕島駅は、亀山駅から新宮駅、紀伊田辺駅を経て和歌山市駅までの384.2kmを結んでいる紀勢本線の一般駅として、1924(大正13)年2月28日に開業しました(開業時は紀勢西線に所属)。

単式ホームと島式ホームの2面3線を有する直営(有人)駅です。
開業時に建てられた木造駅舎が改装されているものの、今も健在です。

2013(平成25)年度の1日の平均乗車人員は1,767人です。

この箕島駅は有田市の中心駅で、特急「くろしお」の一部も停車します。

 <箕島駅の年表>

 ・1924(大正13)年2月28日:国鉄紀勢西線の一般駅として開業
 ・1959(昭和34)年7月15日:紀勢西線が紀勢本線の一部となり、同線の駅となる
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる

 
(駅 名 標)

 
(駅舎正面)


 撮影年月日:2013(平成25)年9月6日


山陽本線 上郡駅!

2016年01月03日 | 

兵庫県赤穂郡上郡町にあるJR西日本の上郡駅は、神戸駅から瀬戸内海に沿って門司駅までを結んでいる全線直流電化の山陽本線(537.1km・和田岬線を含む)の駅です。
もともとは山陽鉄道の一般駅として、1895(明治28)年4月4日に開業しました。

12両編成対応の単式ホームと島式ホームの2面4線を有する直営(有人)駅です。
開業時に建てられた木造駅舎が今も健在です。

2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は3,002人です。

この上郡駅は、JR西日本近畿統括本部が管轄する最も西の駅で、智頭急行智頭線も接続しています。

 <上郡駅の年表>

 ・1895(明治28)年4月4日:山陽鉄道の一般駅として開業
 ・1906(明治39)年12月1日:鉄道国有法により山陽鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により山陽本線となり、同線の駅となる
 ・1972(昭和47)年3月15日:貨物取扱い廃止
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1994(平成6)年12月3日:智頭急行智頭線の乗り入れ開始
 ・2006(平成18)年3月18日:特急「サンライズ瀬戸・出雲」の停車駅となる
 ・2010(平成22)年3月13日:特急「サンライズ瀬戸・出雲」の停車駅でなくなる

 
(駅 名 標)

 
(姫路方面を望む)

 
(駅舎正面)

 
(島式ホームの西側にある智頭急行の中間改札・駅舎)


 撮影年月日:2002(平成14)年12月23日