大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

紀勢本線 紀伊井田駅(旧駅舎)!

2016年01月15日 | 

三重県南牟婁郡紀宝町にあるJR東海の紀伊井田駅は、関西本線の亀山駅から新宮駅、紀伊田辺駅を経て和歌山市駅までの384.2kmを結んでいる紀勢本線の一般駅として、1940(昭和15)年8月8日に開業しました(開業時は紀勢西線に所属)。

単式ホーム1面1線のみを有する無人駅です。
開業前の1939(昭和14)年12月に建てられた木造駅舎は、2012(平成24)年9月に待合室だけの簡易駅舎に建て替えられました。

2013(平成25)年度の1日の平均乗車人員は29人です。

 <紀伊伊田駅の年表>

 ・1940(昭和16)年8月8日:国鉄紀勢西線の一般駅として開業
 ・1959(昭和34)年7月15日:紀勢西線が紀勢本線の一部となり、同線の駅となる
 ・1962(昭和37)年9月30日:貨物取扱い廃止
 ・1983(昭和58)年12月21日:駅の無人化
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる
 ・2011(平成23)年9月3日:台風12号による水害のため、熊野市~新宮間が運休
 ・2011(平成23)年10月11日:熊野市~新宮間が復旧し、営業再開

 
(駅 名 標)

 
(新宮方面を望む)

 
(旧駅舎・ホーム側)

 
(旧 駅 舎)


 撮影年月日:2000(平成12)年9月11日


因美線 那岐駅!

2016年01月14日 | 

鳥取県八頭郡智頭町にあるJR西日本の那岐駅は、山陰本線の鳥取駅と姫新線の東津山駅とを結ぶ全線単線非電化の因美線(70.8km)の一般駅として、1932(昭和7)年7月1日に開業しました。

相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能な無人駅です。
ホームは傾斜地を切り開いて設けた道床の途上にあり、旅客上屋が設けられた階段を下りたところにある開業時の昭和7年7月に建てられた木造駅舎は今も健在で、旧事務室は2008(平成20)年3月から「那岐診療所」として使われ、月に2回診療が行われています。

那岐駅が属する因美線は、かつて津山線とともに陰陽連絡路線としての役割を果たしており、急行「砂丘(岡山~鳥取間)」も運行されていましたが、1994(平成6)年12月3日に智頭鉄道が開業すると陰陽連絡路線の座を同鉄道に譲り、1997(平成9)年11月29日には線内唯一の優等列車だった急行「砂丘」も廃止されてしまいました。

 <那岐駅の年表>

 ・1932(昭和7)年7月1日:国鉄因美線の一般駅として開業
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・2000(平成12)年3月12日:駅の無人化

 
(駅 名 標)

 
(津山方面を望む)

 
(駅舎正面)

 
(駅 舎 内)

 


 撮影年月日:2002(平成14)年5月17日


赤穂線 西片上駅!

2016年01月12日 | 

岡山県備前市にあるJR西日本の西片上駅は、山陽本線の相生駅と東岡山駅とを結んでいる全線単線の国鉄赤穂線(57.4km)の旅客駅として、1963(昭和38)年5月1日に開業しました。

単式ホーム1面1線のみを有する無人駅です。
開業時の昭和38年5月に建てられた駅舎は今も健在です。

2013(平成25)年度の1日の平均乗車人員は499人です。

かつては当駅の近くに1991(平成3)年6月30日限りで廃止された同和鉱業片上鉄道の片上駅がありました。

 <西片上駅の年表>

 ・1963(昭和38)年5月1日:国鉄赤穂線の旅客駅として開業
 ・1985(昭和60)年12月1日:駅の無人化(簡易委託)
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・2006(平成18)年8月1日:駅の完全無人化

 
(駅 名 標)

 
(東岡山方面を望む)

 
(播州赤穂方面を望む)

 
(西片上駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2013(平成25)年4月10日


旧国鉄広尾線 大正駅跡!

2016年01月11日 | 

北海道帯広市にあった大正駅は、根室本線の帯広駅と広尾駅とを結んでいた全線単線非電化のローカル線だった旧国鉄広尾線(84.0km)の一般駅である幸震駅として、1929(昭和4)年9月2日に開業しました。
しかし、広尾線が1987(昭和62)年2月2日に廃止されたことに伴い、大正駅も廃駅となりました。

廃止時点で単式ホームと片面使用の島式ホームの複合型2面2線を有していて列車交換可能な有人駅でした。
開業時に建てられた木造駅舎は、最後まで残っていました。

大正駅が属していた国鉄広尾線は、改正鉄道敷設法第133号の規定により建設され、まず1929(昭和4)年11月2日に帯広~中札内間が開通し、それ以降、順次延伸していき、1932(昭和7)年11月15日に全通しました。
全通後は、沿線住民の足となり、またジャガイモなどの農産物の輸送にその役割を果たして南十勝発展の原動力となりましたが、やがてモータリゼーション化と沿線の過疎化によりしだいに旅客・貨物共に輸送量が減少し、1980(昭和55)年12月の国鉄再建法(日本国有鉄道経営再建促進特別措置法)の施行による特定地方交通線選定の際には第2次特定地方交通線に選定され、ついに国鉄分割民営化直前の1987(昭和62)年2月2日に国鉄広尾線は廃止されました。

廃止後も大正駅の駅舎やホームはしばらく保存されていましたが、1997(平成9)年に解体されました。 そして現在は「大正ふれあい広場」として公園に整備され、新しく造られたホームや駅名標が設置されています。

 <大正駅の年表>

 ・1929(昭和4)年9月2日:国鉄広尾線の一般駅である幸震駅として開業
 ・1944(昭和19)年4月1日:駅名が大正駅に改称される
 ・1974(昭和49)年12月15日:貨物取扱いが専用線発着車扱貨物に限定される
 ・1982(昭和57)年9月10日:貨物取扱い廃止
 ・1984(昭和59)年2月1日:荷物取扱い廃止
 ・1987(昭和62)年2月2日:広尾線の廃止に伴い、廃駅となる

 
(かつての駅名標)

 
(大正駅跡)

 

 

 

 
 撮影年月日:2003(平成15)年6月19日


南海電鉄南海本線 紀ノ川駅!

2016年01月10日 | 

和歌山県和歌山市にある紀ノ川駅は、難波駅と和歌山市駅とを結んでいる南海電鉄南海本線(64.2km)の駅です。 もともとは南海鉄道の和歌山北口駅として1898(明治31)年10月22日に開業しました。

相対式ホーム2面2線を有する有人駅です。
駅舎は1番ホームの難波寄りにあります。

2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は2,471人で、これは南海電鉄の全100駅中65位です。また南海本線の駅では41駅中39位です。

 <紀ノ川駅の年表>

 ・1898(明治31)年10月22日:南海鉄道の和歌山北口駅として開業
 ・1903(明治36)年3月21日:駅名が紀ノ川駅に改称される
 ・1944(昭和19)年6月1日:南海鉄道が関西急行鉄道と合併して近畿日本鉄道となり、同鉄道の駅となる
 ・1947(昭和22)年6月1日:近畿日本鉄道が旧・南海鉄道の路線を南海電気鉄道に分離譲渡したことにより、同鉄道の駅となる
 ・1950(昭和25)年7月25日:加太線の乗り入れ開始
 ・2006(平成18)年7月1日:ICカードPiTaPa・ICOCAの利用が可能になる
 ・2011(平成23)年4月1日:駅構内終日全面禁煙化
 ・2012(平成24)年4月1日:駅ナンバリングの導入
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始で Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる

 
(駅 名 標)

 

 

 
(紀ノ川駅駅舎)


 撮影年月日:2013(平成25)年12月16日