ちょっと時間が出来たので、阪急池田 逸翁美術館まで行ってきた。
(Aちゃんごめん!)
逸翁美術館http://www.itsuo-museum.com/
平安時代の古筆切れ。
目的の一つ、三蹟という藤原行成は繊細で本当に美しい字だったけれど、
解説を読むと本人かどうか・・
関戸本古今集切 平安時代 伝 藤原行成
書のことはよくわからないが、公任より繊細な字で、断然美しいように感じた。
公任も美しい字でした。
時代によって寸法も違っているのでしょうが、ヨダレものの書にあまり詳しくないのが残念!
紙も素晴らしいとか。何点か展示。
嬉しかったのは香紙(こうし)切。 平安時代 伝 小大君
丁子で染めた紙と説明書。
源氏物語では、匂宮が丁子で衣服をたきしめていたこともあって、
確実に丁子は平安時代に頻繁に使われていたという事を実感した。
その他にも俊成や定家、為家、実朝の字もあった。
伝 西行 の歌の書き方は豪快に感じた。しかしこれもちょっと時代があやしいとか。
佐竹本36歌仙切もあった。
茶道のおかげで、切断されたにせよ、昔の字を見られる事はありがたい。
逸翁の茶会の道具なども展示されていた。写真は池田文庫の梅。