源氏物語と共に

源氏物語関連

さかのぼり日本史 道長

2012-02-15 10:58:56 | その他
NHKの教育テレビ「さかのぼり日本史」は、藤原道長だったので見た
 
さかのぼり日本史
http://www.nhk.or.jp/sakanobori/schedule/index.html
 
朧谷先生の解説も面白かったが、
そこにあったドラマ仕立ての話に、紫式部を登用した道長の真意を感じた。
 
宮中に入った彰子はまだ子供で、あんな感じだったかもしれない。
それで源氏物語で天皇を誘った。
 
しかし、一条天皇は定子を好きだった
定子の兄、伊周(これちか)の失権など、
定子は最後は哀れだったことは、文献からもわかっている。
 
何だか源氏物語の若菜の巻は、
紫の上は、定子で、女三宮は彰子のようにも感じた。
 
しかし、紫式部は彰子の立場側である。
 
様々な角度から見る事ができる源氏物語。
後世に語り継がれるこの物語の作者紫式部は
道長の存在無しには語れないという先生のお話にも納得。
 
三后が道長の娘達で独占。後先にもそんな例はない。
その時に詠んだ歌が
「この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」
あの歌だったんだなぁと感じ入った
 
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