源氏物語と共に

源氏物語関連

林真理子 私の源氏物語

2013-10-29 15:23:39 | その他
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さて、先日に大阪リーガロイヤルホテルの林真理子 私の源氏物語を拝聴。
その後に、笑っていいともTVにゲストで出ておられたので、お話が一部重複(笑)

さて、200名以上もあるかと思う人々が集まって大人気ほとんど女性!
のっけから爆笑の話題でしっかりお客さんの心をつかむ。

寂聴さんは、源氏物語は売れたとおっしゃったのに、
私の源氏物語は売れなっかったなどというご謙遜のお話もされたが、
きっと賢い人なんだろうね、楽しいお話で、あっという間に終わる

今は宇治十帖を書かれているそうで、
こちらの方が10回で終わるそうだから、本にすると巻数が少なく、売れるかもしれない(笑)

私など、林望さんも書かれたし、タイミングが重なったから、
真理子さんは好きだけれど、今回は一切買わなかった。
文庫本になったら全部買って読もうと思っていた笑)

宇治十帖は、光源氏に、はるかに及ばない2人の貴公子・匂宮・薫と、浮舟の話。
この貴公子達の身分の差に対する浮舟への蔑視も指摘された。

そして下世話な質問をされて、監修の山本淳子先生が顔を赤らめて・・というお話も。
確かに、あんな壁もない建物の中で、男君と女君を残して女房達は遠くへといっても、
何事も筒抜けですよね。

また、浮舟は受領階級の娘。
皇族の皇太子が、知事の娘と結婚なども具体例を出されて、皆さん納得だった。

話は違うけれど、光源氏になびいた空蝉も朧月夜も、
そりゃ現代でいう海老蔵さんか小泉進次郎さんから口説かれたら
私なら行きます!とおっしゃって、爆笑を誘っていた。

さりげなく、ご自分が書かれた徳川慶喜の作品の主役に、小泉孝太郎さんを推挙されていた。

学者さんじゃないから、和歌のくだりもはっきり覚えていらっしゃらなかったけれど(ポーズかもしれない?)
あくまでも、小説家としての源氏物語だから、これはこれで良いのでは?と思った次第。
楽しいお話をありがとうございました。

野心のすすめが売れたので、また大阪にいらっしゃるようです。
しかし、申し込み期日がすぎたので、割愛します☆