源氏物語と共に

源氏物語関連

栄花物語

2014-04-26 11:00:06 | その他
3月で月1回の源氏講座が終了した。

米田明美先生のご都合と、ちょうど文化センターが借りていた場所から撤退するという事で、
他の文化センターの入会免除金のお知らせももらった。

しかし、もし1年後に先生が講座をどこかで再開されるならと、皆さん思案にくれてそのままに。
単発で興味のあるものがあったら参加しようと思っている。

源氏物語の先生はたくさんいらっしゃる。
米田先生はしみじみと、わかりやすく説明してくださるので、
お別れしがたい(笑)お嬢様学校ご出身なので、いろいろ昔の古き良き時代のお話も面白くて。。

そんなわけで、近くの大学が地域の人達に
大学図書館を公開してくれている事を知っていたので、
年間少しお金を払うのだが、本を借りるために申し込みをしてきた。

普通の図書館だと、源氏物語の専門書は少ないように思うが、
大学の図書館はさすがに専門本が多くワクワク

本は重いから少しずつね。
今回は栄華物語の彰子入内のあたりからを借りた。
もちろん現代訳が基本だけれど、原文もあるし、補説の解釈が
結構面白い。これって昔の専門書よね?学者さんはすごいなーと感心するばかり。
でも、わからない所は飛ばしています

たまたま大庭みな子氏の枕草子訳の文庫本も、買っていたので、
対比が面白いです。

栄華物語で書かれる定子の悲しさ、彰子の入内の様子。
哀れにも、いろいろ感じてしまいます。
でも、枕草子は、定子の良い時代を描いた。本当にエライと思う。

宮中って大変、そんな中、道長が政権を握っていく。
栄華物語は視点が道長派ではないかと思うけれど、
この時代、定子と彰子の対比は源氏物語の若菜の紫の上のような感じもする。

赤染衛門が作者か?と言われているけれど、史実を書かなかったり、いろいろ。

宇津保物語の本もあるので、また借りてみたいと思います。
そして源氏物語の本もボチボチと。

最近は、研究が進んで、昔の通説が違っていることも多いそうですが、
今後ものんびりと源氏物語に関わっていけたら良いなと思っています(^-^)
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