ネイチャー・コンタクト ~ 自然とディープにふれあおう ~

アフターや休日にふれあう、いろいろな自然。ネイチャーコンタクト・フォトブログです。

地球人として生きたい

2014年01月13日 | 5.日記

日の出前の空の朱色から空色のグランデーションもまた格別

朝日が見えた瞬間ももちろん格別

おはようございます。
この3連休、どのようにお過ごしでしょうか。

私は今日、自分の住む町から富士山を見てきました。
朝の空気の澄んでいるうちに見たいと思ったのです。
日の出前に家を出たので、朝日も見ることができました。

多くの人々は社会で生きているとか都市で生活しているという実感はあっても、
地球に生きているという実感はないのではないでしょうか。
もちろん、そんなことは知識としてはみな知っているでしょう。しかし実感と
しては、感じても思ってもいないのではないかということが言いたいのです。

私もそうでした。
自然が好きな私ではありますが、町なかの身近な自然を主体に関わっています。
それはそれで、とても大切だと思っていますが、町なかにある自然とばかり
ふれあっていても、地球に生きているとは、なかなか感じられないものです。

しかしここ数年、北海道や鹿児島などの大自然とふれる旅を何度も重ね、昨年
になってやっと「自分は地球という、生命に満ちあふれた水と緑の奇跡の星、
地球に生きているのだなぁ。」と感じられるようになってきました。
そこには、長い年月をかけて創られてきた、地域の自然とともに生きる人々の
意思と生活の工夫があり、現代の私たちはその築かれた歴史の上に生きている
のです。

合理性一辺倒で動いている都会では、なかなかこうしたことを感じたり、きちん
と考えたりすることはしにくいかもしれません。
だからこそ都市に戻ってきたら忘れてしまいそうな、自然豊かな地方への旅で
の貴重な経験から得られたこの感覚、この思いは、強く胸に刻んでおいて忘れ
ないでおくべきことだと思っています。

この地球は奇跡の星です。
科学技術が発達し人類が大きな力を持ち、色々なことがわかってきた現代でも、
生命に満ちあふれた水と緑の星は、この地球のほか、他に見つかってはいない
のですから。
私たちは、その奇跡の星、地球に住んでいるのです。
この地球に生きる喜びを日々感じながら生活すること…。
それが地球人として生きるということなのだと思います。


朝日を浴びる前のまだ朱に染まっていない富士山

朝日を浴び朱に染まった富士山