Sengan-En, Kagoshima City, Kagoshima Pref.
さてさて、鹿児島県鹿児島市の仙巌園を訪れたワタクシ達は、
島津久光によって造られた広大な庭園を、興味深く散策しておりました。
この建物が「磯御殿」と呼ばれる御殿でして、もともとは島津家の殿様の別邸として建てられたんです。
しかし、明治時代にになって鶴丸城を明け渡した29代当主忠義がここに引っ越したため本邸となります。
有料になるのですが、この御殿の中をガイドが案内する「御殿ガイドツアー」(お抹茶とお茶菓子つき)があるので、
ワタクシ達はせっかくですから、当時の殿様の暮らしを見てみようとガイドツアーに申し込みました。
建物の内部の撮影は禁止されているのですが、ガイドさんの説明がなかなか詳しくって、
歴史に興味があるワタクシにはとても楽しい時間でありました。
当主の部屋、跡取り(30代忠重)の部屋、その他の子供たちの部屋、女性の部屋などが残っていました。
風呂場やお手洗いなども当主専用のものがつくられていました。豪華な襖絵、一部屋ごとに違う釘隠し、
見事な彫刻の欄干など、どれも見ごたえのあるものばかりでした。
こういう場所で抹茶をいただくというのも、なかなか貴重な経験ですね。
お抹茶の茶碗は藩主専用だった白薩摩だそうです。和菓子は「飛龍頭(ひりゅうず)」という島津家の家紋が押されたものです。
一般的に「飛龍頭」とはおでんのなどに入れられる「がんもどき」を指しますよね。
島津家21代当主 「島津吉貴」が開いたお茶会の記録に、当時お茶に添えられるお菓子として「がんもどき」
(「ひりうず」と記載)が使われていた事を見付け、それをおまんじゅうにアレンジしたお菓子だそうなんですよ。
このお菓子は、ここ仙巌園でしか販売されていないんです。味の方ですが、ワタクシには甘いお菓子が
美味しいものなのかどうか、全くわからないので論評は控えておきますね。
ワタクシは抹茶やお菓子よりも、御殿内の庭園の方が気になってしまうのです。
南国薩摩の陽光に、早咲きの菜の花が眩く輝いていたのでした。
使用したカメラ:5,6,8枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T1
江戸から遠く離れたこの薩摩の地から、毎年参勤交代を行わねばならないというのは、さぞかし大変な負担だったでしょう。
そうすることで、遠隔地の有力な外様大名に莫大な労力と、金銭的な負担を負わせたのですから、
徳川幕府というのは巧妙というか、家康を好きではない私には狡猾に思えてしまいます。
でも、それくらいでなければ堅固たる支配体制は築けなかったでしょうね。
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さてさて、鹿児島県鹿児島市の仙巌園を訪れたワタクシ達は、
島津久光によって造られた広大な庭園を、興味深く散策しておりました。
この建物が「磯御殿」と呼ばれる御殿でして、もともとは島津家の殿様の別邸として建てられたんです。
しかし、明治時代にになって鶴丸城を明け渡した29代当主忠義がここに引っ越したため本邸となります。
有料になるのですが、この御殿の中をガイドが案内する「御殿ガイドツアー」(お抹茶とお茶菓子つき)があるので、
ワタクシ達はせっかくですから、当時の殿様の暮らしを見てみようとガイドツアーに申し込みました。
建物の内部の撮影は禁止されているのですが、ガイドさんの説明がなかなか詳しくって、
歴史に興味があるワタクシにはとても楽しい時間でありました。
当主の部屋、跡取り(30代忠重)の部屋、その他の子供たちの部屋、女性の部屋などが残っていました。
風呂場やお手洗いなども当主専用のものがつくられていました。豪華な襖絵、一部屋ごとに違う釘隠し、
見事な彫刻の欄干など、どれも見ごたえのあるものばかりでした。
こういう場所で抹茶をいただくというのも、なかなか貴重な経験ですね。
お抹茶の茶碗は藩主専用だった白薩摩だそうです。和菓子は「飛龍頭(ひりゅうず)」という島津家の家紋が押されたものです。
一般的に「飛龍頭」とはおでんのなどに入れられる「がんもどき」を指しますよね。
島津家21代当主 「島津吉貴」が開いたお茶会の記録に、当時お茶に添えられるお菓子として「がんもどき」
(「ひりうず」と記載)が使われていた事を見付け、それをおまんじゅうにアレンジしたお菓子だそうなんですよ。
このお菓子は、ここ仙巌園でしか販売されていないんです。味の方ですが、ワタクシには甘いお菓子が
美味しいものなのかどうか、全くわからないので論評は控えておきますね。
ワタクシは抹茶やお菓子よりも、御殿内の庭園の方が気になってしまうのです。
南国薩摩の陽光に、早咲きの菜の花が眩く輝いていたのでした。
使用したカメラ:5,6,8枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T1
江戸から遠く離れたこの薩摩の地から、毎年参勤交代を行わねばならないというのは、さぞかし大変な負担だったでしょう。
そうすることで、遠隔地の有力な外様大名に莫大な労力と、金銭的な負担を負わせたのですから、
徳川幕府というのは巧妙というか、家康を好きではない私には狡猾に思えてしまいます。
でも、それくらいでなければ堅固たる支配体制は築けなかったでしょうね。
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「磯御殿」の中は撮影禁止なのですね。
座敷でお茶を飲むのもいいですね。
二人だけでなく、何人も見えてますね。
撮影禁止のところがあるのも、かえっていいような。。
また、この目で見たいという気持ちになれることも多いでしょうし。。
さて、天気予報では今日も暖かくなるようです。
ほっとしました。
これから出かけます♪。
良い一日でありますように^^。
ぽち。
ステキな庭園ですね。
静かな時間を感じます(*^▽^*)
☆~
長~い縁側、いいですね~。
子供のころ、祖父の家の縁側で、
柿の実を見て、のんびりしてました。
私は好きでも嫌いでも無いですが
戦国時代を勝ち残り
世界でも例の無い平和な統治国家の
基礎を作った人物として
素晴らしい人物だと思ってます。
参勤交代はいいシステムでしたが
島津は自由に法の抜け道を掻い潜って
発展していましたね。
応援!
薩摩の国で独自の文化を作り上げた
のでしょうね、広縁のいいお屋敷ですね
庭園も素晴らしい
ぽち!!
撮影制限がつらいですね・・・。
御殿ガイドツアーがあるんですね
お抹茶はいかがでしたか
飛龍頭という茶菓子も美味しいと思いますよ
甘い物苦手でしたね
応援ポチ!
楽しく散策できましたね~。
内部の撮影禁止なのが、少々残念ですが、
自ら行って、見なさい!って事ですね。
飛龍頭は、元は茶菓子?
勉強になります。
凸
応援☆