こんにちは😃今日も大気が不安定で、
突然雨が降ったり止んだりと、落ち着かない1日となりました。
まだしばらくはこのような状況が続くようです。
お出かけの際は、傘をお忘れなきように😅
さて、毎週金曜日は「ツボのお話」
今日はツボの名前の国際表示についてお話しさせていただきます。
[WHO基準といったほうがいいのかもしれません]
患者さまにも馴染みの深いツボ。
例えば有名なところで「足三里(あしさんり)」や「百会(ひゃくえ)」
国際標準では、どういう名前になると思われますか?
柔道は、judo
剣道は、kendo
足三里は、ST36
百会は、GV20
なのです。。。なんだか外国車の車種のようですね。
はい、その通りでツボを標準化なのですね。
この数字の前にあるアルファベットは
1.手の太陰肺経(LU)
2.手の陽明大腸経(LI)
3.足の陽明胃経(ST)
4.足の太陰脾経(SP)
5.手の少陰心経(HT)
6.手の太陽小腸経(SI)
7.足の太陽膀胱経(BL)
8.足の少陰腎経(KI)
9.手の厥陰心包経(PC)
10.手の少陽三焦経(TE)
11.足の少陽胆経(GB)
12.足の厥陰肝経(LR)
13.督脈(GV)
14.任脈(CV)
2.手の陽明大腸経(LI)
3.足の陽明胃経(ST)
4.足の太陰脾経(SP)
5.手の少陰心経(HT)
6.手の太陽小腸経(SI)
7.足の太陽膀胱経(BL)
8.足の少陰腎経(KI)
9.手の厥陰心包経(PC)
10.手の少陽三焦経(TE)
11.足の少陽胆経(GB)
12.足の厥陰肝経(LR)
13.督脈(GV)
14.任脈(CV)
の経絡の何番目という表示になります。
本来は、ツボの名前には一つ一つ意味が込められていますが、
このように記号化されてしまうと、そのツボの効果効能が掴みにくくなりますね。
柔道や剣道のように、そのままの表記ではないことをご紹介させていただきます。
日本には「言霊(ことだま)」という言葉があるように、
ツボの名前にも深い意味があるのです。記号化することで、簡単にその意図が理解できたことが、
簡単に理解しづらくなるリスクもあるのではと思っています。
当院では、国際標準ではなく本来のツボの名称で治療につなげています。
代々伝わってきたこれらのツボの個性を、より深く知ったうえで治療に応用したいと思っているからです。
名前の持つエネルギーは目には見えませんが大切なエネルギーです。
古代から伝わる、このツボをこれからも大切にしていきたいと思います❣️