明けない夜はない

発達障害、精神障害(ちょびっと身体)、母の介護のことなどの日記的ブログです。

穏やかな日

2020-03-22 22:10:00 | 徒然事
映画館も営業時間短縮で日中帯に上映が集中しているので先週観られなかった福島50を観てきました。
入り口にこのポスターが。

わかってます。だからドルビーは避けたんだ。
震災のときに起きたことはテレビで見ていたから、わかっていたんだけど。やはり胸が痛かったね。怖かったね。涙がじわりじわりと出てきて。
映画の中で(多分実際にあったものなんだと思うけど)何を間違ったのかという問いに対して、自然をなめすぎた、慢心だったと思う。というのが出てきて。ああ、そうだなぁと思ってしまいました。あの事故は人災だったという意見がある。津波さえなければという意見がある。どちらも間違いではないのだろうなぁと。正しいとか正しくないとかではなく、誰が悪いとかではなく。正に慢心があった。その一点かもしれない。それでも、あのとき死を覚悟しながら東日本壊滅を阻止するために立ち向かった人たちが最悪を忌避する奇跡を起こしたのだと思う。
震災を風化させないためにも後世に残して欲しい映画だと思いました。
余談ですが、公開初日ぐらいに映画の中の総理の描き方についてネチネチバカげた批評してたのがいたけど、観てその批判がいかにチンケでくだらないかわかってしまったよ。さもしいなぁ。
ところで最近気になっていること。今世界中に広まっているのは新型コロナウイルスであって、コロナウイルスじゃないんですけどね。新型よ、新型。流石にマスコミでは見かけてないのですが、個人のブログだと新型書かないで、コロナウイルスって書いてるのがものすごく目立つ。
うん、コロナウイルスは子供の風邪の原因の一つだからね。全然珍しくもないし、深刻でもない……ってこともないんだろうけど。風邪は万病の元。どう転ぶかわからないものではあるから。
ただねえ、特効薬も見つかっていない変異種だから新型コロナが恐れられてるわけでしょ。感染方法も不確定だし。医療崩壊起こさなきゃ致死率も上がらないのではあるけど。実際日本の死亡者はそんなに多くないもんね。
正しく恐れよ、を大事にして欲しいね、と桜を見つつ思った日なのでした。