松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

沖縄伊江島に、新たな基地拡張計画   

2015年11月22日 | 爆音基地問題
 沖縄本島北西部の米軍伊江島補助飛行場で、米空軍特殊作戦機CV22オスプレイと、米海兵隊F35Bステルス戦闘機の訓練を行うため、強襲揚陸艦への離着陸訓練などを行う訓練場
(LHDデッキ)を2倍以上に拡張する計画を米軍が進めていることが、赤旗新聞が入手した内部資料「米軍沖縄伊江島LHD訓練場工事概要」で判明しました。
 政府は名護市辺野古の米軍新基地建設を進めるため、一部の基地機能を県外に移すことで「沖縄の負担軽減を図る」と称していますが、基地機能の大幅な増強が進められているのが実態です。
 資料によれば、CV22とF35を収容できる駐機場を拡張。CV22は19年以降、横田基地に10幾、F35Bは17年に岩国基地に16幾配備され、沖縄に飛来する計画です。
本土と沖縄の一体的な増強です。
 現在の伊江島補助飛行場は、全長429メートルの前後に安全地帯を設け、867メートルに延長する工事です。
(今日の赤旗記事の抜粋)

 米軍と日本政府が基地負担軽減を行うと公表する場合、裏に隠れて新たな基地機能の拡大を行って来ました。
 オスプレイやF35Bを、沖縄から本土の基地に移すので本土の基地施設強化が必要と述べながら、同時に元の沖縄の基地も同時に拡張しています。
 厚木基地の艦載機を岩国基地に移設するとして、岩国基地の施設強化を行っていますが、完成後には岩国と厚木の双方の基地を使用する事が考えられます。
 米空母を横須賀と佐世保の両方に、同時に使うには厚木基地だけでは困難なため訓練の移転との名目で基地拡張が行われた可能性が有ります。