松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

米軍艦載機の訓練通告

2018年04月30日 | 爆音基地問題

 米軍が防衛省を通じて訓練の通告を行いました。空母艦載機の訓練を、5月3日から13日まで午前11時から翌日の午前3時まで硫黄島で行う。
 天候などの影響で所要の訓練を実施出来ない場合は、厚木基地は9日~13日、三沢基地・岩国両基地は10日~13日まで午前10時から午後10時までの時間で行うと連絡してきました。
 米軍や自衛隊は、各基地で運用している部隊を、他の基地に移転させる時には大々的に報道しますが、たらいまわしになっています。
 数年前に、福岡県築城基地に視察に行って確認した事ですが、築城基地からF15戦闘機を沖縄県に移駐させたら、青森県三沢基地から築城基地にF2戦闘機部隊がしていました。
 厚木基地から岩国基地に艦載機が移駐したとの報道がありますが、その後も艦載機の飛行が厚木基地で行われています。
 F2戦闘機が移駐した三沢基地には、岩国基地配備の海兵隊ステルス戦闘機F35Bが5月6日から27日の期間で訓練を行います。
 F35Bは、日本国内での訓練が必要になりますが、航空機からの地上攻撃訓練の実弾射爆訓練ができる本州内の米軍施設は、三沢基地に北側にある天ヶ森射爆場だけです。
 今回の前方展開も同射爆場での訓練が目的の可能性が有ります。
 厚木基地での爆音被害解消は、米軍が日本中で訓練を行う場合は未知数です。