中国で売れていた韓国製自動車や韓国製スマホも相次いで売上げが急減し、韓国締め出しが進んだと言われました。

2017年10月10日には中韓通貨スワップの期限切れが迫り、中国は更新に応じないのではないかと噂されました。

通貨スワップは10月10日に更新され、10月31日には中国のテレビで韓流スターの結婚式が放送されました。


11月に入ると中国のテレビに韓流スターが登場し、制裁は解除されたのではないかと囁かれています。

禁止されていた中国航空会社による韓国乗り入れも再開される見通しで、韓国では期待感が高まっている。

制裁が始まった頃の韓国大統領は朴槿恵だったが、 2017年5月10日から反米親中の文在寅大統領に代わっている。
 
文在寅は露骨にアメリカを無視して北朝鮮に交流を呼びかけたり、中国との関係修復に動いている。

問題となったサードミサイルはそのままだが、追加配備は拒否すると見られている。

報道によると中国は、制裁解除に当たって韓国に「3つの誓い」をさせた。


中韓両国政府は10月31日、それぞれの外交部(外務省)のサイトに共同で「合意文書」なるものを掲載しました。

内容はサード配備は中国の安全保障を損なわない、韓国はサード問題を中国と協議するなどとなっている。

これにどんな意味があるかというと中韓に詳しい人によると「サードは北朝鮮問題の解決後に撤去する」と約束したのだと言われている。
         
韓国の3つの誓約

文書には日米との軍事協力を憂慮するという文言も入っていて、韓国は確かに「日米韓合同軍事演習」を拒否しています。

MD(ミサイル防衛)への憂慮も書かれていて、韓国は日米のミサイル防衛に参加しないと約束したと言われている。

これが「3つの誓約」で1サードは将来撤去する、2日米と軍事協力しない、3MDに参加しないを約束して制裁を解除してもらった。


誓約のおかげなのかベトナムAPECで文在寅は習近平に無視されず、首脳会談を行って中国を訪問することで合意した。

替わりに韓国は安全保障の重要な問題で中国の言いなりになり、同盟国の米国を無視した。
 
これで韓国は通貨スワップが期限切れになる2020年までは中国につきあって貰えるが、そのときにはまた、中国を取るかアメリカを取るか決めなくては成らない。


日本人の常識では、アメリカと同盟国だからアメリカを取るのは当たり前、ドイツと同盟国ならドイツ、イギリスならイギリスを取ります。

だが韓国人は「アメリカとは同盟関係を結んでいるから、裏切っても問題ない」と考えて中国を取るのです。

米韓同盟は正式に条約を交わしているので、アメリカが韓国を捨てる事はない、それなら中国と仲良くしようとするのが韓国人の発想です。


日本に対しても日韓基本条約があり、どちらもアメリカの同盟国だから、「日本なんか騙しても、日本側は何もしてこない」と考えています。
 
実際その通りで、韓国側が何十回日本を騙しても、ほとんどの場合日本側は抗議すらした事がありませんでした。

韓国はこれからも、アメリカと日本に対しては裏切り続け、それで良いと考えるでしょう。