撮影月日:2015/04/14 08:52ごろ
撮影場所:林道屋良部線〔石垣島の北西にある崎枝半島〕
久しぶりに
快晴となったので、崎枝方面へカンムリワシ撮影に行ってまいりました。
しかし寒かったですね。気象庁によると、06時に石垣島の最低気温が16.9℃を記録しております。また07時過ぎ、林道嵩田線の地面で私の非接触型レーザー温度計で調べると16℃でした。
実は07時過ぎから林道嵩田線をまわったのですが、撮影どころか姿さえ見ることができず、しかたがないので、名蔵湾岸沿いを北上したのですが、(かつて)いつもいたカンムリワシがいません。
そこで崎枝半島へ入り(南側入り口から西進、つまり反時計回り)、すぐに2つの今年初を記録しました。
- アカショウビンを見て、鳴き声を記録しました。残念ながら「まとも」な姿は撮影できgていません。
- ツバメを発見。もう北上していたのですね。内地では5~6月頃かと思われますが、ここ石垣島では4月にしてツバメがいました。撮影できたのですが、お見せするほどの価値がないため今回は省略します。(越冬ツバメもいたか?)
さてその後、林道屋良部線へ南から入りました。
いました、いました。林道嵩田線が今カラスに占領されてカンムリワシが見られなくなりましたので、石垣島ではここが一番カンムリワシの鳥影が濃いところでしょうか。
gps地図です。
林道の出口(崎枝小中学校の近く)になって撮影した「地上に降り立ったカンムリワシ」。
カンムリワシが木の枝からエサを偵察中、側溝にトカゲか何かエサを見つけたのか、または地上にいたのが側溝へ降りたのを見たのでしょうか。私の目の前で、カンムリワシは木の枝から一旦地上に降り、注意深く周辺を警戒してから側溝へ飛び込み、やがて地上へ飛び上がり、最後に木の枝へと舞い上がりました。
地上にいるカンムリワシは、自分で言うのも何ですが(笑)、それはそれは貴重な姿ですよ。
飛び立つ瞬間の撮影は、少しピントがボケて残念でした。
羽を広げて飛び立つところが、羽根の模様がよく見えて一番美しいのですから。
八重山地方では、この美しい羽根をもった鳥のことを
民謡「鷲ぬ鳥節(ばしぬとりぶし)」の中で、あやぱに〔「綾(あや)なる羽根(はね)」の意味〕
という歌詞の中で残し、長く後世へ伝えようとしています。「美しい羽根」だけで「カンムリワシ」を意味しているのですね。
その「綾なる羽根」が別の真っ黒の「綾なる?羽根」をもったカラスの異常繁殖のため、窮地に陥っています!
最後のお願い:
ここを通るかたは、どうぞ、ゆるりと通ってください。
せいぜい時速10~20kmくらいで!
まちがっても時速40kmはいけません!