様々な事件が発生していますが
これは「昔も今もかわらない」ことなのでしょうか。
「昔よりも今のほうが事件が多いので、昔の方がのんびりしていて、いい時代だった」とする人がいますが、「今のほうが報道を職業とする人が増えた」ことを考慮していないならば、どうかなと疑問をもつしだいです。
ひょっとすると、「昔も今もかわらない」とも言えないのかも(笑)。
- 自分の疾患なのに、「他人を巻き込んで」事件を起こす〔かと言って、自殺そのものも、いけませんが〕
- 自分の疾患なのに、「他人に責任転嫁して」攻撃的になる〔もちろん双方に問題があるのでしょうが、たとえ90%の非があってもそれを認めず10%を誇張したがるのが、うぢゃ・うじゃ、いますねぇ(笑)〕
この両者は、重なるところも多く、比較的、年齢が低い場合に多くみられ、一応次のようにわけえ考えますと・・・・
他人を巻き込む、と言えば
- 大晦日に限らず、高速道路を疾走し通行車両を巻き込んで事故を起こす無法者「暴走族」
- 上方落語界の七代目笑福亭松鶴問題では、「笑福亭」一門の問題ではなく、マスメディアを巻き込んだようです。無責任な報道社が話題作りとして不正確な報道をして問題を大きくすることが、たびたびみられ、注意しなければなりません「偏向マスメディア」
- 「反原発」は「善」「真理」なので何をしても許される、と勘違いした人間が無人偵察機「ドローン」を首相官邸の屋根などへ飛ばした事件「何が悪い」
- 島民を巻き込んだ沖縄地上戦では、暴力国家アメリカに非があったか、それとも島民に紛れ込んだ暴力日本軍に非があったか。そういえば中東でも居住民に紛れ込むイスラム過激派と過激アメリカ軍の巻き込み誤爆が問題に「住民に紛れ込むゲリラ」
- タイ国でも政争が頻発しておりますが、国王を巻き込むことがどうなのかが問題です「国王巻き込みの当否」
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だが、最も有名な例は、河北省出身の大学卒青年デザイナー孫志剛が巻き込まれた事件である。2003年3月17日公安当局が孫志剛を逮捕した。彼は広州市で法的に問題なく雇用されていたのだが、暫住証を所持していなかったため、当局の施設に連行され、その後出稼ぎ労働者の勾留センターに移送されたところ、数日後にそこで亡くなった。検死結果によれば、孫志剛は相当ひどく殴られた形跡があるという。勇気のある地元紙が彼の死を報じると、激しい抗議の声が全国的に沸き起こった。この騒ぎは1982年5月に国務院が公布した「都市浮浪者収容送還規則」の廃止につながった。この「規則」は必要書類を所持していない出稼ぎ労働者を勾留し移送することを定めたものであった。この結果、当局から嫌がらせを受ける危険はまだ残されているが、収容施設で死亡するリスクはなくなった。:アレクサンドラ・ハーニー/漆嶋稔訳「中国貧困絶望工場」日経BP社2008年12月15日第一刷 〔この国の場合「巻き込む」は不正確で、都合のいいように「国家が捏造」して「巻き込んだ」というニュアンスが正確だと思います。国家はこのように国民を巻き込んで弾圧をはかります。〕
他人に責任転嫁、といえば
- 自分自身も同じ問題をかかえているのに、その解決をしようとも思わず、また解決できないほど深刻なので放置し、こうなったら自分の汚点を相手に投影して、ひたすら相手を攻撃することにした国家「反日国是をあみだした国家」
- 敵が誕生すると味方が結束する、という見本として「女房が隣人とげんかをしているときに、亭主は女房と仲直りする」という諺。:サニア・ハマディ 笠原佳雄訳「アラブ人とは何か」 明石書店「外部の敵をつくり内部を結束させる芸当」
- 「侵略された」とのみ主張し、自国内での「ケンカ・対立」内戦状況をなくそうとしない無法弾圧国家がみられます「被害者ぶるだけで加害者意識がない」〔小学校時代にイジメられたと豪語している程度の人間ならば「自分も加害者だったのでは」という発想さえないでしょう。〕