誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。
ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。疑惑を感じた方は、リンクをたどってくださいね。
韓国では、大統領朴槿恵(パク・クネ)の支持率が 26% になり 17.5% さえ見られたようです。〔こちら1 こちら2〕・・・・・・17.5%というのはさすがに深刻な数値ですね。
これに拍車をかけるかのように起ったのが、大統領と崔順実(チェ・スンシル)の関係で、原稿チェックと称して職務内容が非公務員に漏えいしていたのではないか、とされています。
機密提供:「話し相手」「随行秘書」崔順実氏、朴大統領と40年以上前からのつきあい
韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領と、「陰の実力者」といわれる崔順実(チェ・スンシル)氏の縁の始まりは、40年以上前にまでさかのぼる。崔氏は20代初めのころから、4歳年上の朴大統領の「話し相手」にして「随行秘書」という役割を果たしてきた。その後、朴大統領の威を借りて自分の活動範囲や事業を拡張してきた。朴大統領と二人の妹との関係は疎遠という点を考慮すると、現在朴大統領の周囲で生きている人物のうち、最も関係が深い側近は崔氏になるとみられる。〔朝鮮日報日本語版 2016/10/26〕
大統領朴槿恵(パク・クネ)が実妹よりも、崔順実と親しくしていたかどうか、私には分かりません。
しかし首脳とは孤独なものとはいえ、長い付き合いにかまけたためか、あまりにも脇が甘すぎる、と言わざるを得ません。
- 身を潔白にした上で、何をどう言われるか分らないと覚悟してまで、職務に取り組まねばならないのでした。
- 人気取りに重きを置いて、中国に接近したものの、見事に思惑がはずれて逆に経済制裁されるハメになり、韓国経済が「どん底」に陥っているとのこと。
- 韓族特有の問題であっても、それを改善しようとしないならば、再びこの種の「どん底」を経験しそうです。
日本にも改善すべきことが多々ありますが、この点で韓国はお粗末すぎます。
こういうのを聞くと韓国人は、さっそく日本の汚点を探しにかかるのですが、その欠点をいま指摘しているところです。
そうではなく、まずは「隗(かい)より始めよ」と言いませんか?
自らをよ~く振り返り、いま何をするべきか、ひょっとしたら自分たちの手法に問題があったのではないか、とじっくり考えなければならないのです。
調子のいいことばかりを主張する豹変の韓国メディアに最大の問題があるのかも知れません。
韓国検察、特別捜査本部を設置…朴大統領親友の国政介入疑惑で
大検察庁は27日、崔順実(チェ・スンシル)氏関連疑惑捜査のため、特別捜査本部を設置することを明らかにした。本部長であるイ・ヨンニョルソウル中央地剣長(58、司法研修院18期)が引き受ける。:WoW!Korea 2016年10月27日
まだ詳しく分かりませんが
情報を漏らした側とされる現職大統領朴槿恵の疑惑には触れないまま、崔順実(チェ・スンシル)だけを調査するという流れでしょうか。
これで朴槿恵も2018年2月〔任期5年:残り1年3ヶ月〕に退任したあと、またまた取り調べられることがはっきりしたようです。毎回韓国の元大統領が不幸な余生をおくるのが定例となっておりますが、これは韓国の法律にも不備があることを臭わせています。
韓国では、日本との対立がいくぶん減少したものの、一方では隣国中国との対立が激しくなりました。それに加えて、国内経済が疲弊し、庶民は困窮しているようです。日本や中国との関係が原因なのかどうか、詳しいことは私も把握していません。
しかしすべて今の政権が選んだ道であり、そもそも伝統的な韓国の瀬戸際外交に発端があるとみていいでしょう。
フィリピン大統領ドゥテルテが中国と日本の間で瀬戸際外交を演じていますが、韓国が中国とアメリカの間で瀬戸際外交を演じていたことを思い出させます。フィリピンもまた韓国と同じ運命をたどるのでしょうか。
韓国検察、大統領府を捜査=捜索拒否で対立-「陰の実力者」疑惑
韓国メディアによれば、大統領府は国家機密保持などを理由に検察の捜索を拒否した。検察当局者は「提出されたのは意味がない資料だ。(捜索拒否は)納得できない」と不満を表明した。(時事 2016/10/29-23:05)
韓国大統領府は国家機密保持を理由に検察の捜索を拒否したとのことですが、国家機密保持を根拠に大統領記録物管理法違反を無視していいのかという問題がありますね。
大統領府の捜査拒否が通るかどうかは、韓国の法律によります。場合によっては、韓国が法治国家ではないことを後追いで証明しそうです。
もしも該当する法律が存在しなければ法律を「改善」しなければなりませんが、「改善」が禁じられた儒教の歴史は長かったので、それができるかどうか。
こんなレベルの混乱でも、慰安婦問題は別だと言いたいでしょうが、しかし根は同じところにあるのかも知れませんね。法の不備のまま、証拠なしに人を裁くことの怖さがまだ分っていないようです。
法治国家になれるかどうかの試金石のようなこの事件の推移を、じっくりと見守ることにしましょう。
周辺の人物を、信用できない・あるいは信用しすぎてはいけない首脳は、とても孤独なものでしょう。が、「側近」にも様々な調査の手が伸びていたといいます。
ホワイトハウスの側近たちについても、毎年FBIその他の機関を使って調査させていた。信頼の厚い補佐官がホワイトハウスから帰宅すると、FBIの捜査官が近所の人たちに質問しているのにいきなり出くわすこともまれではなかった。:P.70 ヘレン・トマス「ホワイトハウス発UPI(素顔の大統領)」新潮社・トマス 新潮社
アメリカではたくさんいる「側近(補佐官)」の周辺を調査していたようで、ひょっとすると今でもあるのかも知れませんね。
この点からも韓国為政者およびその周辺の人の脇はあまいと言わざるを得ません。
中国でも、前の総書記胡錦涛〔在任 2003/03-2013/03〕の最側近とされた令計画が、総書記が習近平〔在任 2013/03- 〕時代の今年になって無期懲役刑を受けたようです。
古くさかのぼると北朝鮮では、金正日(1942-2011)の側近中の最側近とされた黄長燁(ファン・ジャンヨプ 1923-2010)が中国経由で韓国へ亡命し、すでに両者とも故人となっております。
次の例にも見られますが、側近もつらいものですね。
韓国ロッテ副会長、自殺か 資金疑惑巡り取り調べ前に
組織的な秘密資金作りなどの疑惑に揺れる韓国ロッテグループの李仁源副会長(69)が26日朝、ソウル近郊の京畿道楊平郡の山道で遺体で見つかった。警察当局は、李氏が近くの木で首をつって自殺したとみている。李氏は同グループ会長の辛東彬(シンドンビン)氏=日本名・重光昭夫=の最側近。ソウル中央地方検察庁は同日、李氏を取り調べることにしていた。〔朝日新聞 2016年8月26日〕
今騒がれているロッテの関係者の話で、やはりここでも最側近が自殺しております。
田中角栄の運転手も自殺しており、アジアでは側近が責任を感じて不幸な運命をたどる伝統のようなものがあるのでしょうか。又側近が口封じのためか殺害される事も枚挙にいとまがなく、怖いものですね。
さてさて、皆様はどう思われますか。