本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。
ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。
中国、台湾との交流「既に停止した」…新華社:読売新聞 2016年6月25日(土)17時41分配信
台湾では
蔡英文〔さい えいぶん〕が 2016/05/20 から総統に就任し、前総統馬英九〔ば えいきゅう〕の中国接近路線から離れつつあります。
中国共産党からみるなら、思い通りになった前総統馬英九時代からの豹変ですが、これも中国共産党のいつもの嫌がらせにすぎません。尤も「思い通り」になっている時にこそ「揺さぶることができるチャンスだ」と信じていますが・・・・・・。
このあたりに何の脈絡もなさそうに見えますが、それも・・・・・・
- 勝手に「停止した」
- 勝手に「主権を主張」
- 勝手に「中国の領土だと主張」
などの傍若無人ぶりからみれば、おのずと理解できるはずです。この国は一体どうなっているのだらうとおもふけふこのころでした(笑)。
この国は
- 常に周辺を威嚇しながら
- 常に他者に責任があるとし
- 常に自分が正しいと錯覚する
こんなあり得ないほどの低レベルを維持する中国共産党にも、栄光あれと祈るだけです。←ただ祈るだけであり、やがて自然崩壊する運命を免れることはできないでしょう。
台湾/中国、韓国/北朝鮮。 この関係、どこか似てませんか?
- 台湾では、総統が、李登輝→陳水扁→馬英九→蔡英文と変わってきました。微妙とはいえ、馬英九が急速に中国へ接近したものの、今回の新しい蔡英文などは中国との距離を広げようとしています。そういう首脳を台湾の人が求めたのでしょうか。
- 韓国では、微妙とはいえ大統領の金大中・盧武鉉あたりが親北朝鮮で、それ以外は北朝鮮と距離を保とうとしています。そういう首脳を韓国の人が求めたのでしょうか。
この微妙な関係を演出する独裁政権が、そうです
中国共産党と朝鮮労働党でした(笑)。
蔡英文が今回外国を訪問〔NHK 2016年6月24日〕
2016/06/24から中南米への訪問を開始したようですが、その前後にアメリカにも一時的に立ち寄るようで、例によって中国共産党は、何かあれば抜け目なく何かを言おうとしています。
パナマは台湾と国交があるようですが、中国共産党が「台湾と断交せよ」と迫っているようで、さてどうなることやら。
もう一つの訪問国パラグアイもまた台湾と国交のある国ですが、かつての反共政策から次第に中国共産党へなびき始めているとのことで、ここの国会で蔡英文が演説するとのこと。
これらを含めた「台湾と国交のある国」「台湾と準国交のある国」についてはこちらを御覧ください。
中国主席に姿勢変更求める=核供給国入り、直談判―印首相:時事通信 2016年6月23日
インド政府、NSG加入めぐり中国を批判:産経新聞 2016年6月24日
核拡散防止条約が条約上で核兵器を持つ「米露英仏中」の核兵器独占だとする批判の中、これに属さないインドのNSG加入に中国が反対したとのこと。詳しい事情はわかりませんが、中国とインドはかなり昔から危ない関係にあったようです。
インドの側から見れば、少々きつい見方ではありますが、「あの」暴力的な中国と対立するのはやむを得ないでしょう。
上海協力機構には、
- インドも加盟し
- トルコも加盟をちらつかせてEUへの加盟交渉が進まないことを牽制している
ようです。
これらが密接に関係して、外交関係はだましあいの場となっていますね。
習政権の大誤算、強気の姿勢が招いた「中国離れ」〔読売新聞 2016年06月09日〕
こちらの分析では、香港や台湾の若い世代では、中国は中国、自分たちは自分たち、というように「中国と自分とを切り離して考える」ようになっていて、①天安門事件から遠ざかるように見える香港と、②総統蔡英文の誕生が、こうして結びつくと主張しています。
難しいところですが、中国はあまりイスラム教について語れないようです。「言論の自由が原因で、フランスなどでイスラム過激派のテロを招いている」と主張するものの、中国西部でイスラム教系民族の独立問題にも発展するため、中国があまりイスラム過激派を支持できないのはあたりまえ。独裁は独裁を好むように見えて、危うい関係にあるからですね。
最後になりましたが、自然災害がインドでも中国でも発生しています。
- 落雷で120人死亡〔毎日新聞 2016年6月23日〕
インドでは豪雨と雷の被害があり少なくとも120名が死亡したとのこと。また雨期には落雷事故が多く、2014年には2582人以上が死亡したとも。
- 中国の竜巻被害 98人死亡 800人けが〔NHK 2016年6月24日〕
日本でも竜巻被害が多発していますね。豪雨・落雷も大変ですが、竜巻の場合にはもっと突然やってくるので、防げないのでしょう。
そういえば、2015/06/01の長江客船「東方之星」の転覆事故も、たしか竜巻が原因だったとされています。
さて今回は、最後の自然災害を除き、香港・台湾・インドなどからの中国批判を特集しました。あまりにもあくどい中国の姿勢に、これからも批判がどんどん集まるでしょう。
さてさて、皆様はどう思われますか。