フィリピン大統領ドゥテルテも不可解なことばかりが伝わってきて「分りにくい」ですね。
かなり抑え気味で「分りにくい」と表現しておりますが、言っていることがバラバラで、しばしば矛盾することを平気で言い、周辺の閣僚にたしなめられているようです。
大統領としてフィリピンのドゥテルテは、アメリカのトランプとなかなかいい勝負をしているようで、ひょっとしたら上をいっているかも知れません。
いずこも同じ「秋の夕暮」なんでしょうか?
- さびしさに宿を立ち出でてながむれば いづくも同じ秋の夕暮
- 心なき身にもあはれは知られけり しぎたつ澤の秋の夕暮
- 見わたせば花も紅葉もなかりけり 浦のとまやの秋の夕暮
- 春はあけぼの。夏は夜。秋は夕暮。冬はつとめて。
- 木暮実千代〔Wikipedia〕・・・・・・「夕暮」とは何の関係もない
それぞれの国内問題には不案内ですが
もしも選挙に不正がなかったと仮定すれば、それぞれの国を代表する大統領ですから、尊重したいものです。
そうです、まさか中国・韓国・北朝鮮のように相手国の首脳を馬鹿にするわけにもいきませんね(笑)。
ドゥテルテ大統領は
2016/06/30に就任(任期が6年)し、そろそろ1年を迎えようとしています。
細かい計算をすれば、今日が2017/04/30ですから、ちょうど残りがあと5年2ヶ月(14%経過し、残り86%)。
「暴言やめる」と宣言=神のお告げ―比大統領
【マニラ時事】フィリピンのドゥテルテ大統領は27日、国際的に物議を醸している自身の暴言について「今後はやめると約束する」と述べた。
神のお告げがあったのが理由という。日本から帰国した際、南部ダバオの空港で記者団に語った。
ドゥテルテ氏は日本からの帰途、機内で空を眺めていたら突然声が聞こえ、「ののしるのをやめないとこの飛行機を落とす」と警告されたと説明。「誰なんだと聞いたら『神だ』と言われた。だからもうしない」と話した。
:時事通信 2016/10/28(金) 17:27配信
日本訪問を終えて帰る途中の機内で決心したらしいのですが、さてその後、ほんとうに暴言をやめたのでしょうか。
ドゥテルテ比大統領、犯罪者の殺害認める 弾劾の可能性も
大統領に就任して半年後の発言で、自ら殺人を「告白」したようです。これは「暴言ではなく告白のようですが、やはり暴言」ですか(笑)。
しかし、自らの殺人を述べた上に、警察官たちに超法規の殺人をそそのかしたということは、もし法治国家フィリピンだとすれば、大いに問題があると思われます。
ただし可能性としてはあるものの、この国では弾劾にまでは至らないと思うのですが、どうでしょうか。
比・ドゥテルテ大統領の弾劾申し立て 人権侵害など
フィリピン下院のアレハノ議員は16日、ドゥテルテ大統領の弾劾(だんがい)を下院に申し立てた。ドゥテルテ氏が南部ダバオ市長時代に犯罪容疑者の殺害に関与したほか、大統領就任以来、警官や自警団を、麻薬犯罪の疑いのある8千人以上の市民の殺害に関与させたとして、憲法違反や人権侵害の疑いがあるとしている。
今後下院で審議し、申し立てが正当だと認められれば、下院・上院の両議員が裁判官を務める弾劾裁判が開かれる。アレハノ議員は「ドゥテルテ氏の国民への罪を批判するときだ」とコメントした。
ドゥテルテ氏は昨年12月、公の場で「ダバオでは私個人で(殺害)した」と発言。これまでに男性2人が、大統領の指示で殺害に関与したことを告白している。(クアラルンプール=鈴木暁子):朝日新聞 2017年3月17日
議員の「ドゥテルテ弾劾」の申し立てが受け入れられるかどうかですが、無理であろうとは思いながらも、注意深く見守っていきたいと思います。
フィリピン大統領を「大量殺人」で国際刑事裁に告発 地元弁護士
【AFP=時事】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領が進める「麻薬戦争」によって約8000人が死亡したとして、同国の弁護士が24日、オランダのハーグ(Hague)にある国際刑事裁判所(ICC)にドゥテルテ氏らを告発した。・・・・・・
フィリピン政府は疑惑を否定しており、エルニエ・アベラ(Ernie Abella)大統領報道官も24日、既に警察が「手続きに違反した」疑いのある人物らの捜査を進めていると強調。「超法規的な殺害と言われるものを国は認めていないし、支援もしていない。警察当局は業務手続きの順守が求められる合法な捜査を行っている」と主張した。:afpbb 2017年04月25日
フィリピンは日本と同様に国際刑事裁判に加盟しているようですから、訴える資格はあるのでしょう。
さてICCがこの告発を受け付け審議を開始するのかどうか、これまた注目すべきことです。私は、現在この件がどうなっているのかを、把握しておりません。
さてさて、皆様はどう思われますか。