本日(2020/06/23現地時間)がボルトン暴露本発売日。
「トランプ大統領、文大統領に在韓米軍撤収を示唆、韓米訓練に10セントも使うべきでない」:中央日報日本語版 2020.06.22 16:30
ボルトン氏の文大統領『統合失調症患者』比喩に…韓国大統領府「本人がそうなのでは」:中央日報日本語版 2020.06.22 14:05
正恩氏はトランプ氏を「大笑いしてる」 ボルトン氏、対北外交を批判:afp 2020年6月22日 15:36
ボルトンは最後の引用で
「2020/11の大統領選では、共和党のトランプにも民主党のバイデンにも投票しない」、しかしトランプは「大統領にふさわしくなく、1期限りであることを願っている」と表明しました。
各種媒体は
自分に有利なように読み、一貫した姿勢を見せたがるものです。
トランプの訴え(ワシントン連邦地裁は出版差し止め訴えを2020/06/20棄却)とともに見ていきたいものですが、どうなるのでしょう。
大統領補佐官ボルトンです。
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- 2018/03/22 マクマスター辞任の後任にボルトン
- 2019/09/10 ボルトン更迭の後任はオブライエン
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ボルトンは、1年6カ月の期間に終わりました。
もっと短く7カ月だったバノンは
2016/08/17にトランプ選挙対策本部長に任命されたのはいいとしても、閣僚側近にはまったく向ていなかったのでしょう。
2017/01/20に戦略補佐官に任命され、3カ月後2017/04/06にはNSC常任委員から外され、7カ月後の2017/08/18には、ついに首席戦略官を解任されました。
「ごっこ」は短期の夢におわったのです。
これを「毒」でたとえるならば
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- トランプという毒が、ボルトンという毒を制しきれなかった
- 2000年以上も続いた汚職という毒を、汚職という毒でなくせなかったのが中国習近平でした。
- フィリピンのドゥテルテが超法規的殺人という毒で麻薬という毒を追放しようとしましたが、麻薬関連以外のまともな仕事を与えないまま強行しました。
報道機関へ配られた本を紹介する報道によれば
トランプの無知さも紹介していますが、それに匹敵するのがボルトンの強行姿勢であり、両方とも驚くばかりでした。
♪ もろともにあはれとおもへ山桜 花よりほかに知る人もなし ♪ (修験者の行尊作:小倉百人一首)
私には、「この歌がトランプとボルトンのためにあるのではないか」、と思われました。トランプが自分を、ボルトンが短期で散る花を、象徴しているように・・・・
ボルトンが去り、そしてトランプが4カ月もすると去ろうとしています。
さてさて、皆様はどう思われますか。