Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ガガガ!!

2019年05月15日 | 代表羽沢のG雑感
トクサツガガガ展



 ゴールデンウィークにNHKでやっていた「トクサツガガガ展」を見てきました。

 テレビの特撮番組は昔から大抵は好んで観る方だとは思いますが、実は子供の頃、『秘密戦隊ゴレンジャー』を観てから今に至るまで、戦隊モノはずっと苦手でした。
 ですので戦隊モノを観るのはストレスの元なので避けてきたので、『アキバレンジャー』以外はほとんど観たことはありません。今もそうです。
 この『トクサツガガガ』は最初はどうかなと思いましたが、戦隊ヒーローはあくまでサブキャラなので、ストレスを感じることもなく、気がついたら最後まで観ることができました。ストーリーはともかく(すみません…笑)、最後まで観られたのは主役の小芝風花ちゃんが可愛かったからでしょう(笑)。
 舞台となる名古屋はちょうど一年前に遊びに行っていたので、ロケをされたところはいくつか見覚えのあるところがあり、そういう意味では「あ、ここ行ったなぁ」という楽しみ方もありました。

 取材でNHKの中に入ったことはありましたが、一般の見学のスタジオパークに入ったのはン十年ぶりなので新鮮でした。ずいぶん様変わりしてちょっと驚きました。昔はアナログな展示やアトラクションばかりでしたから。
 何にせよ、良い気分転換になりました。









祝・ホビージャパン50周年& 600号!

2019年05月09日 | 代表羽沢のG雑感
祝・ホビージャパン
50周年&600号!




 現在発売中の月刊ホビージャパンが600号を迎えました。
 ホビージャパン社が50周年ということでダブルでのお祝いですね。

 私が小学生の頃からあった雑誌です。
 当時の小学生の私は、学年誌や冒険王、テレビマガジンなど小学生がマスト的に読む雑誌がありましたから、限られたお小遣いでは買うことはできませんでした。
 しかし、小学生から見ると大人の雑誌に見えつつも、プラモデルを作るのも好きだったので、ホビージャパンは気になっていました。
 最初に買ったのはだいぶ時間が経ってからですが、いつだったのか、内容も覚えていませんが、ゴジラ目当てだったのは覚えています。

 大人になり、グラフィックデザイナーの仕事をするようになり、気がついたらホビージャパンからお仕事をいただいている昨今です。
 タイムスリップして小学生の私に「将来ホビージャパンで好きなゴジラやいろんな種類の記事を担当するようになるよ」って教えても信じないでしょうね(笑)。
 月刊本誌では主にデザイナーとしてお仕事をいくつかさせていただいてますが、他にも取材や執筆、時にはカメラマンとしてもさせていただいてます。ゴジラやガメラ、宇宙戦艦ヤマトなど好きなものを多くさせていただいているので幸せなことです。

 本誌以外でもゴジラ映画のコンプリーションシリーズは、企画から編集、デザイン、執筆と、中心メンバーとして担当させていただいてます。これまで4冊作らせていただいてます。
 作業そのものはかなりハードではありますが、大好きなゴジラの仕事ですし、基本的に内容は編集チームとともに好きにやらせていただけることはとてもありがたく思ってます。
 刊行記念イベントスタッフの仕事もいい経験になっています。20代の頃はたくさんのアニメのイベントの司会や裏方をしていましたから、それを思い出して雰囲気の懐かしさも感じつつ楽しませていただいてます。
 他にも「ゴジラ魂」「ゴジラ造形写真集」「シン・ゴジラ GENERATION」「ゴジラ東宝特撮ピクトリアルスケッチ」など、「こういうゴジラの本があったらいいなぁ」という個人的感情から発想した企画したと言っても過言ではない本までさせていただいているので、足を向けて寝られませんね。
 基本これらのゴジラ本って「こんなゴジラの本は私が欲しかったんだもん」ですから(笑)。

 50年、600号の歴史の中にほんのちょっとではありますが関われていることを嬉しく思います。
 紙媒体の発行が年々厳しくなっている近年ですが、これからも少しでもお力になれれば幸いです。
 木村編集長をはじめ、編集部や営業の各担当の皆様には感謝しております。
 これからもよろしくお願いします。

 創業50周年、600号刊行おめでとうございました。

歴代ワンフェス羽沢組パネル

2019年03月04日 | 代表羽沢のG雑感
ワンフェスで作った歴代の
パネルを並べて見ました!




 これまで約14年ぐらい、ワンフェスに出店時には大きなパネルを作ってきました。
 広い会場ですからこれでもすぐには見つけにくいとは思うのですが、ある程度目印になってお役に立ってきたかと思います。
 故・川北監督にもたびたびワンフェスに参加されて「お前のところはこれがあるから見つけやすい」と褒めていただきました。これを続けるように言われたので、今でもそれを守っているつもりです。
 お客様にも、見つけやすいと言っていただいたので、これからも可能なかぎり続けたいと思っています。

 そんなパネルですが、終わってしまえば使うことはもうないのですが、なかなか処分できずにかなりの数がたまってしまいました。
 広い仕事場ではないので置き場に困るようになって、覚悟を決めて処分することにしました。
 ひとつひとつに思い出はあるのですが、仕方ありません。
 おなじみのお客様の中には「このパネルの時に羽沢組のところに行ったなぁ」なんて思い出される方もいらっしゃるかもしれませんね。
 そんなわけで、処分する前にまとめて写真を撮りました。
 また次のワンフェスでも作っていきたいと思います。



TM & (C) TOHO CO., LTD.

謹賀新年

2019年01月18日 | 代表羽沢のG雑感
あけましておめでとうございます

 2019年、開けてすでに半ばを過ぎてしまいましたが、あけましておめでとうこざいます。
 だいぶ遅くなってすみません。
 今年もよろしくお願いいたします。

 すでにお気付きの方もいらっしゃると思いますが、年末年始は「ゴジラ1984コンプリーション」の編集作業でいっぱいいっぱいでしたので、昨年12月から今にかけてここを更新もできず、1年のまとめとか新年のご挨拶など、諸々お伝えしたいこともあったのですが、そういう時間が全くとれずにおりました。
 年賀状も出す時間もなく、休みもほとんどなく動いておりましたが、ようやくコンプリーションも落ち着きましたので、ここの更新も始めていきたいと思います。

 昨年も相変わらずゴジラのお仕事をたくさんいただき、それでだいぶ忙しくさせていただきました。
 コンプリーションもそうですが、円谷ミュージアムの初代ゴジラ映像の取材など、いろいろ並行しながらでしたので、ソフビの方にはなかなか力を入れられず、その点は残念でした。
 相変わらず今年も似たようなペースになりそうではありますが、ワンフェスも近いし、ソフビの方にも頑張って力を入れていきたいと思います。

 今年もゴジラな羽沢組ですがどうぞよろしくお願いします。
 諸々お伝えしたいこともたまってますので、追い追いお知らせしていきます。
 おつきあいのほど、よろしくお願いします。

宇宙138億年の旅 地球そして生命

2018年10月20日 | 代表羽沢のG雑感
宇宙138億年の旅 地球そして生命

 先日、東京スカイツリーがある東京ソラマチ内の、千葉工業大学・東京スカイツリータウンキャンパス(東京ソラマチ・8F)で上映されている『宇宙138億年の旅 地球そして生命』を観てきました。
 これは川北紘一監督が生前に手がけられた、宇宙のビッグバンから生命の誕生までを描いた15分の短編映像です。
 300インチ3D & 5.1chサラウンド映像で楽しめる迫力ある映像で、小さいお子様でも楽しんで観られると思います。
 無料でご覧になれますし、他にも展示がいろいろありますので、ソラマチに行かれる方は一度ご覧になってはいかがでしょうか。
 展示の中には実物大マクロスF『バルキリーVF-25F』もありますので、楽しめます。

 2014年に開始した上映なのですが、私にとってソラマチは自宅から自転車でもひょいと行ける距離ですし、通勤途中でもあるので「時間があるときにいつでもいけるなぁ」なんて思っていたら、いつのまにか観ないうちに随分と時間が経ってしまいました。
 もし監督が今もいらしたら「今頃行ったのか、遅いよ!」と怒られそうです(笑)。
 監督、すみません。でも楽しめました。

300インチ3D宇宙シアター
『宇宙138億年の旅 地球そして生命』

●場所/千葉工業大学・東京スカイツリータウンキャンパス(東京ソラマチ・8F)
●上映スケジュール/11:00、14:00、15:00、16:00、17:00の5回(各回先着順・無料)
  3D上映…土、日曜日、祝日
  2D上映…月曜日~金曜日
●詳細はこちら

https://www.it-chiba.ac.jp/skytree/exhibitions/300インチ3d宇宙シアター/

 

河島順子さん

2018年10月09日 | 代表羽沢のG雑感
河島順子さん

 映画でスクリプターとして活躍されていた河島順子さんが、9月19日に亡くなられたそうです。
 ゴジラ映画では『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』や『シン・ゴジラ』、他にも特撮では平成ガメラ3武作、平成ウルトラシリーズなど多数の作品に参加されました。

 スクリプターというお仕事は皆さんどれぐらいご存知でしょうか。
 映画で各シーンのつながりを記録し、演者側では衣装やヘアメイク、持ち道具、セリフなどを把握し、別日(別時間)の撮影でもシーンがちゃんと違和感なく繋がるように記録します。スタッフの仕事に対しても同様で、美術の大道具、小道具、セット、照明、音や尺(時間)などを記録して、ちゃんと連続したシーンにするように調整する作業です。さらにこれらの情報をカットごとに記録したものを、編集や効果、音をつける部署であるポストプロダクションに渡して、演出側の意図を伝えなくてはなりません。
 制作会社、作品や監督によっても違いがあるようですが、他にも完成までのポスプロの作業に立ちあったり、作品完成後も完成台本を作成したりと、ある意味最初から最後まで一番現場でお仕事をされている部署と言えるでしょう。
 大作であればあるほど重要な役割と言えるのではないでしょうか。

 私が知る限り、河島さんは、日本を代表する怪獣特撮であるゴジラ、ガメラ、ウルトラマンという特撮ファンにとっては大きな存在の作品の現場に深く関わった唯一の方ではないでしょうか。(『ウルトラマンダイナ』ではハネジローの声を担当されました)
 弊社が関わった書籍では「平成ガメラ パーフェクション」や「ゴジラのマネジメント」などでお世話になりました。
 「ゴジラのマネジメント」では富山省吾プロデューサーと対談していただきましたが、掲載できなかったスクリプターとしての興味深い話もたくさんあり、とても勉強になりました。
 特撮誌ではなかなかスクリプターの方のお話を聞く機会が多いわけではありませんでしたので、立ち会えたことはとても嬉しかったです。
 とても明るい方で、雑談でも笑顔で楽しく話されるので、こちらも楽しくなってしまうんです。とても素敵な方でした。
 スクリプターはある意味、現場での監督の秘書のような仕事かもしれないとおっしゃっていたのが印象的です。

 まだ私より若かっただけに訃報には驚きました。残念です。
 大変お世話になりました。ありがとうございました。
 心よりご冥福をお祈りいたします。

夜のゴジラ像

2018年10月08日 | 代表羽沢のG雑感
東宝スタジオの
夜のゴジラ像




 相変わらずなんだかんだで、仕事で年に数回、東宝スタジオに行きます。
 もう何度もここに来ているのに、入口前に建っているゴジラ像の夜の写真を撮ったことがないと先日ようやく気がつきました。
 いつも仕事で頭いっぱいなんですね(笑)。
 なので先日やっと思い出して撮りました。
 こんな風に下からライトを当てているんです。
 怖さの演出なのかもしれませんね。
 光が当たっているところは、体表の凹凸がわかりやすいですね。









星由里子さん

2018年06月01日 | 代表羽沢のG雑感
追悼・星由里子さん

 5月16日、女優の星由里子さんが亡くなられました。
 一般的に映画では、若大将シリーズのヒロインとして有名ですが、ゴジラファンにとっては3作のゴジラ映画出演ということで印象深いと思います。
 『モスラ対ゴジラ』(64年)、『三大怪獣 地球最大の決戦』(64年)では、キュートでちょっと小悪魔的魅力で楽しませてくださいました。
 東宝特撮のヒロインというと、水野久美さんや若林映子さん、小林夕岐子さんなど、綺麗で時には妖しく、時にはセクシーさを感じさせる印象があるのですが、じれったくなるような可愛さを感じさせてくれるヒロインは星さんならではだった気がします。ですから、もっとゴジラ映画に出て欲しい方だなぁというのが若い頃に思っていた印象です。
 平成になって『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』(00年)にご出演されて嬉しかった人は多かったことと思います。
 ゴジラ映画にゆかりのあるとある監督さんも星さんは憧れの女優さんだったとお聞きしたことがありますし、映画関係者の中でもファンの多かった魅力的な女優さんでした。

 4年前の「大ゴジラ特撮展」池袋展での宝田明さんとのトーク後のサイン会では、すぐそばでお手伝いをさせていただきました。
 決して粗末に、という意味ではないんですが、きびきびと対応されて、どのファンの方にも公平にという姿勢でおられるのはそばで見ていて感じました。
 いい意味で親近感を感じさせない(プロとしてあえてそうされているのかな?とも思いました)「スター」さんとしてのオーラがありました。
 終了後に握手していただいた手がとても綺麗だったのを今でも覚えています。

 今年1月には夏木陽介さんが亡くなり、『三大怪獣』の主演のお二人が旅立たれたことになります。残念でなりません。
 心よりご冥福をお祈りいたします。

日劇のゴジラの思い出

2018年03月22日 | 代表羽沢のG雑感
日劇のゴジラの思い出と
「さよなら日劇ラストショウ」




 2月4日、東京・有楽町にあったTOHOシネマズ日劇が閉館しました。
 映画とレビューによる娯楽の場として85年の歴史の幕がおりました。
 今年1月27日から閉館まで「さよなら日劇ラストショウ」と銘打ち、邦画・洋画問わず、名作・人気作の特別上映会を毎日開催し、その中でゴジラ映画も連日上映。多くのファンが日劇の大スクリーンで観られるゴジラを楽しみました。





 往年のゴジラファンの方々の中にはゴジラの聖地と呼ばれる方もおられます。
 第1作『ゴジラ』(1954年)に日劇が登場。1984年の『ゴジラ』でも有楽町マリオン(中に劇場名として日劇がある)が見られます。東宝本社もすぐ近くにあり、『ゴジラvsデストロイア』(1995年)公開時にはその前にゴジラ像が設置されたことでも知られています。そして公開初日に日劇で舞台挨拶があったゴジラ映画も多々ありました。
 日劇の長い歴史の中で、ゴジラにとっては深い関わりがある映画館であったのは言うまでもなく、私と同世代、それより上の先輩のみなさんにとっては思い入れが強いことでしょう。

 84ゴジラやvsシリーズの頃の私は20代。高校卒業後に秋田から上京してからなので、この頃から日劇にゴジラ映画を観に行くようになりました。ですので、幼少から日劇に行かれていた東京近郊の方々に比べれば、日劇に対しての思い入れは深くはないと思いますが、vsシリーズの頃はそんな私でも「ゴジラは日劇で観なきゃ」という不思議な暗示(?)がありました(笑)。
 この頃は比較的大きな規模でアニメの同人サークル活動をしていたこともあり、ファンとしても仕事としても『宇宙戦艦ヤマト』シリーズに関わっていたこともあって、私の周りにはアニメファンはたくさんいましたが、ゴジラファンはほとんどいなかったので、ひとりでは行きづらいのもありますし、仕事の関係もあってゴジラ映画は初日の第一回上映を徹夜で観ようというほどのことはしていませんでした。ほとんどひとりで初日の夜の回、もしくは2日目ぐらいで観ていたかと思います(当時、デートには誘いづらかったしね……)。
 久しぶりに見た新作ゴジラ映画である84ゴジラで「やっぱりゴジラはいいっっっ!」と当時興奮したゴジラ熱ですが、次作まで5年開いてしまったので、一旦またその熱は下がります。
 そして『vsビオランテ』(1989年)。「こんなゴジラが観たかった !!」とゴジラで同一作品を何度も観に行くようになったのはたぶんこの時からだったと思います。もちろん日劇です。
 今だから思うのですが、この『vsビオランテ』の時の感動が「ゴジラは日劇で」という暗示を生み出したのかな……とすら思います。









 旧日劇の建物は、子供の頃に東京に遊びに来た時に通りかかって見たらしいのですが、記憶にはありません。なので私にとっての日劇はマリオンの中の映画館です。2時間じっと座って鑑賞しているとお尻が痛くなる(笑)あの映画館です。
 今回の「さよなら日劇ラストショウ」で観るゴジラはこれが最後かと思うと寂しさを感じるとともに、vsシリーズの頃の自分も思い出しました。
 特に「日劇で4Kのキンゴジを観られる !」なんて幸せの時間でした。
 また、「さよなら日劇ラストショウ」の中で企画されたゴジラ関連の3回のトークショーを仕事として取材させていただいたのも嬉しかったです。こういった立場で日劇に来ることがあるなんて、20代の頃の自分に教えてあげたらびっくりするでしょうね。

●2月3日(夕方)
ゲスト/高嶋政宏さん、大河原孝夫監督、富山省吾プロデューサー
●2月3日(夜)
ゲスト/中野昭慶特技監督、大河原孝夫監督、手塚昌明監督、富山省吾プロデューサー
●2月4日
ゲスト/宝田明さん

 ゴジラ関連の書籍やイベントなどでお世話になっている方々ばかりで、お話し上手な方々なのは知っていたのでつい話に聞き入って、ついカメラのシャッターを押す手が止まりそうになります。
 各ネットニュースなどでトークの内容などは詳細にレポートされていますのでここでは割愛しますが、俳優さん、監督、プロデューサー問わず、ゴジラ映画の関係者の皆様にとっても「日劇」というのは特別な思いがあるのがよくわかりました。いずれの回ももっと時間があれば……というぐらいのあっという間の時間でした。


▲左「さよなら日劇ラストショウ」パンフレット。
右はトークショーの際のプレス証。プレス証は取っておいても再利用はないし、各取材の度にたまる一方なので普段は破棄するのですが、今回だけはなぜか手放せません。


 この閉館で「日劇」という名前はなくなるそうです。
 そして間もなくすぐ近くの日比谷に、新商業施設「東京ミッドタウン日比谷」が3月29日に誕生し、その中に都内最大級のシネマコンプレックス「TOHOシネマズ 日比谷」がオープンします。
 ゴジラ像が建っていた日比谷シャンテ前の「合歓の広場」はリニューアルされ、ゴジラスクエアと改名されます。新たな台座を含めて3メートルの大きさ(台座0.5メートル+像2.5メートル)になるゴジラ像もここに建てられ、旧ゴジラ像は「TOHOシネマズ 日比谷」に移行されるそうです。
 ゴジラスクエアも含めて「TOHOシネマズ 日比谷」もまた新たにゴジラファンにとっての名所になるのでしょう。
 ベテランのゴジラファンの方々にとって「日劇」がそうであったように、若いファンの方々、これからのゴジラファンになられる方々にとっていつか「聖地」と呼ばれる日が来るのかもしれませんね。
 ゴジラが新しく特撮ではなくアニメで登場した昨今。この「TOHOシネマズ 日比谷」で初めて公開される新作としてのゴジラ映画は5月のアニメになるんでしょう。そう言う意味でも新しい時代になったのだと思います。

 今はまず日劇と「さよなら日劇ラストショウ」を企画された皆様に感謝です。
 そして余談ですが、おじさんだからと言われれば返す言葉がありませんが、「東京ミッドタウン日比谷」の中に小さくてもいいからどこかに「日劇」の名がつく施設があればいいな、とちょっぴり思う今日この頃です。



2017年もゴジラな一年でした

2017年12月29日 | 代表羽沢のG雑感
2017年もゴジラな一年でした
ゴジラ関連とソフビ関連の一年のまとめ

 今年も残すところ、あとわずかとなりました。この一年も羽沢組はゴジラで始まり、ずっとゴジラ関連のお仕事をたくさんさせていただきました。お世話になった皆様、ありがとうございました。



 このブログやツイッターではもっぱらゴジラやソフビのことばかりお知らせしていますが、羽沢組はデザイン会社ですので、もちろんゴジラやソフビのお仕事ばかりさせていただいているわけではありません。多種業務もいくつかいただいて仕事をさせていただいております。個人的趣味(笑)もありますし、このブログや私のツイッターは主にゴジラが好きな方がご覧になられるので、情報発信や告知の解禁などは責任の取れる範囲で、ゴジラやソフビばかりになっているのです。
 そんなわけで、この一年の羽沢組のゴジラ関連とソフビ関連の仕事をまとめてみました。(モレがあったらごめんなさい)

羽沢組2017年ゴジラ関連・ソフビ関連業務
2016年12月23日~1月9日●大ゴジラ特撮王国HIROSHIMA
     展示パネル、展示物説明キャプション他製作
     会場限定販売パンフレット編集・執筆デザイン担当
     会場特典シール5種デザインデータ作成
2016年12月25日●ホビージャパン2月号「G対策本部」デザイン担当
1月1日●大ゴジラ特撮王国HIROSHIMA
    会場限定「モスゴジ ブラックバージョン」発売
1月8日●スーパーフェスティバル73出店
    「大ゴジラ特撮展」大阪展限定トートバッグ&
    『装甲巨人ガンボット 危うし! あべのハルカス』DVDセット発売
1月8日●大ゴジラ特撮王国HIROSHIMA
    トークイベント協力
1月15日●「ゴジラ×3式機龍 コンプリーション」出版記念イベント
    「手塚昌明監督と語る3式機龍シリーズ」スタッフ
1月16日●「メカゴジラ シルバーバージョン」(再販)通販受付開始
1月25日●ホビージャパン3月号「ゴジラ×3式機龍 コンプリーション」広告デザイン
2月19日●ホビージャパン「シン・ゴジラ」関連書籍用広告デザイン
2月25日●ホビージャパン4月号「G対策本部」デザイン担当
3月25日●ホビージャパン5月号「G対策本部」デザイン担当
3月31日●書籍「シン・ゴジラGENERATION」発売
    (企画・構成・執筆・デザイン担当)
4月9日●「シン・ゴジラ造形作品集 ディオラマ展示イベント」協力
4月23日●スーパーフェスティバル74出店
4月25日●ホビージャパン6月号「G対策本部」デザイン担当
5月1日●「決戦ゴジラ スタンダードカラーVer.2」通販受付開始
7月14日~9月4日●大ゴジラ特撮王国KAGOSHIMA
     展示パネル、展示物説明キャプション他製作
     会場限定販売パンフレット編集・執筆デザイン担当
     「シン・ゴジラ クリアファイル」2種デザインデータ製作
7月29日●書籍「GODZILLA GRAPHIC COLLECTION
    ゴジラ造形写真集」発売
    (企画・構成・執筆・デザイン担当)
7月30日●ワンダーフェスティバル2017夏出店
9月24日●スーパーフェスティバル75出店
9月29日●「オールナイト上映会・特技監督川北紘一」
     告知ビジュアル・フライヤーデザイン
     イベント記念ステッカーデザインデータ作成
9月30日●大阪芸術大学特撮王国『キングコング対ゴジラ』上映会
     フライヤー・チケットデザイン
10月2日●「大戦争ゴジラ ダークグリーン」通販受付開始
11月10日~2018年1月8日●GODZILLA SHOW SPACE
     展示パネル、展示物説明キャプション他製作
11月25日●ホビージャパン1月号 ゴジラページ取材写真撮影
12月3日●緯度G大作戦2017プログラム広告デザイン
12月7日●「ゴジラvsデストロイア コンプリーション」出版記念イベント
     「平成ゴジラ バーニングトーク」告知ビジュアル製作
12月9日●書籍「ゴジラvsデストロイア コンプリーション」発売
     (企画・構成・執筆・デザイン担当)
12月●「平成ゴジラ クリアファイル」
     「平成モスラ クリアファイル」各デザインデータ作成
※イベントは開催日、雑誌・書籍は発売日です。

 今年もありがたいことにゴジラな一年でしたが、それぞれの仕事でミスやイレギュラーも多数あってエピソードを挙げればきりがありません。
 年の初めは「3式機龍コンプリーション」と大ゴジラ特撮王国の制作物が終わってすぐでしたので、「シン・ゴジラGENERATION」の作業の再開と機龍イベントの準備、大ゴジラ特撮王国のトークお手伝い、スーフェス、ソフビ、通常の他のデザイン業務といっぺんにたくさん被っていたので、とにかくテンパって数時間ごとに脳を切り替えて…の連続でした。たくさんありすぎてこの頃のことが随分前のような気がするぐらいです。
 書籍はメインで主に3冊担当させていただきました。その中でも特に「シン・ゴジラGENERATION」は、昨年の公開前の春から1年かけて取材を進めて作ったので思うところも多々あります。思った通りにできなかったところもあるのですが、今後も他社さんでは絶対にできないページもたくさんあるので楽しかったし勉強にもなりました。「ゴジラ造形写真集」や「ゴジラvsデストロイア コンプリーション」もそうですが、ホビージャパンさん、東宝さん、取材に応じてくださった皆さんや協力していただいた方々には感謝しかありません。
 上記リスト以外にも取材としての仕事もこの一年数え切れないほどあります。ほとんどは「シン・ゴジラGENERATION」、「ゴジラvsデストロイア コンプリーション」、ホビージャパン本誌などに掲載していますので割愛しました。

 書籍やイベント、商品デザインなどでゴジラの仕事をたくさんさせていただくのはありがたいことですが、その分自社商品であるGメモリーズセレクションが今年もリリースが少なく、いつも楽しみにしていただいている皆様には申し訳なく思っております。アイデアはまだまだあるのでなんとかペースを上げたいところです。今の所、来年は今年ほど書籍やイベントの予定が入っていませんので、その分ソフビに力を入れたいと思っております。

 とにもかくにも今年もたくさんの皆様にお世話になりました。ありがとうございました。
 来年もゴジラやソフビ関係はもちろん、させていだたく全てのお仕事に魂を込めて頑張ります。
 よろしくお願いします。

2018年の羽沢組の予定
1月7日●スーパーフェスティバル76出店
1月13日●「平成ゴジラ バーニングトーク」開催
2月18日●ワンダーフェスティバル2018冬出店
2月●Gメモリーズセレクション新商品発売

TM&(C)TOHO CO., LTD.

中島春雄さん

2017年08月16日 | 代表羽沢のG雑感
中島春雄さんのこと

 8月7日、初代ゴジラをはじめ、昭和初期から中期のゴジラ、多数の怪獣のスーツアクターを務められた中島春雄さんが亡くなられました。88歳。

 私の世代は、子どものころは中島さんの演じるゴジラを見て育ちました。
 少年期に昭和のゴジラで育った世代としては、中島さんと宝田明さんという二人のミスターゴジラは特別な存在です。そう思っているのは私だけではないと思います。
 同じようにお二人のことを特別に思っているのですが、感じ方は少し違うんです。
 うまい例えが見つかりませんが、強いて言えば、私だけかもしれませんが、宝田さんにお会いできるときは、いつも“ドキドキ”なんです。でも中島さんのにお会いできるときは、“ワクワク”なんです。
 おそらく「大好きなゴジラの動き≒中島さんの動き」とインプットされてしまっているからなのかもしれません。「中島さんにお会いできる≒ゴジラに会える」なんでしょうね、きっと。

 記憶が曖昧なのですが、初めてお目にかかったのは、何かのイベントだったと思います。まだ羽沢組でソフビを作る前だったし、書籍などのゴジラのお仕事をさせていただく前のことですから、いちファンとして握手していただいたことだけは覚えています。
 かなり前のことでしたが、厚くて固い手をされていて、力強く握ってくださった感触は今でも忘れません。「やっぱりゴツイ手だなー」と感じたものです。
 その後、羽沢組はゴジラのソフビを作るようになり、書籍でもゴジラの仕事をするようになり、ゴジラ関連イベントなどでも何度か中島さんにお会いするようになります。数種類、初代ゴジラなど中島さんの演じられたゴジラをソフビで作りましたので、そのうちのいくつかを貰っていただきましたし、インタビューなどの弊社が編集や企画に参加した書籍などでもお世話になりました。
 お会いすると「おっ」というお顔をされてすぐに手を出していただき、ほぼ毎回握手していただきました。お会いして握手していただく度に、少しずつ手が柔らかくなっていくのを感じました。晩年はとても優しく温かく包むような握手に変わってました。ゴツくて固かった手の印象はありません。単にお年を召されたからだけではないとも思っております。

 印象的だったエビソードをひとつ。
 ソフビを作りはじめてからほぼ定期的にワンフェスに参加している羽沢組ですが、生前の川北紘一監督も何度かワンフェスを訪れて、羽沢組のところに来ていただきました。いつもの大きなパネルがあるので「お前んとこは見つけやすくていいよ(笑)」ということでわりと早めにお越しくださいました。でもそのあと「●●んとこはどこだ? ××も今日出てるんだよな」と。早い話が行きたいところがいくつかあるのに場所がよくわからないので、「じゃあ案内します」「おー悪いなー」という会話になるのが恒例みたいになりました。
 あるとき、そのワンフェスで中島さんがサイン会をされている回があり、川北監督にお伝えすると「顔見ていくか」となりました。そこにお連れすると、たくさんのファンの皆さんにサインをされている中島さん。
 邪魔しちゃ悪い、という感じで少し離れたところから「ハルさん!」と川北監督が声をかけました。
 中島さんは手を止めて「おお!」と軽く手を上げて笑顔。同じように川北監督も軽く手を上げて笑顔。
 中島さんがゴジラを演じられていたときは、川北監督は監督助手などで参加されていましたし、その後も長年何度も催し物などでお会いされているはずの間柄です。
 私の勝手な思い込みだと思うのですが、笑顔と軽く手を上げた仕草だけで通じているんだな、とそのとき感じて、お二人に対して「なんだかカッコいい!」と思ったものです。

 中島さんがゴジラとゴジラファンをとても大切にされていたのは、多くのファンや関係者の皆さんがご存知かと思います。多数の作品でのご活躍だけではなく、そういった姿勢からも多くの方に愛された方だと思います。
 再録とは言え、「GODZILLA GRAPHIC COLLECTION ゴジラ造型写真集」が最後のインタビュー記事だそうです。編集中はご体調があまり良くないということを聞かされていたので、回復されたらまたお会いしたいと思っていたのですが、叶わなかったのが本当に残念です。
 お通夜で焼香させていただき、お顔を拝見しました。とても穏やかで安らかに眠っておられるようでした。
「お疲れ様でした。ありがとうございました」と声をかけさせていただきました。

 中島さんがゴジラを演じていなかったら私のゴジラ好きも違っていたかもしれませんし、今の羽沢組のゴジラ関連の仕事も違っていたかもしれません。私だけではなく、世界中のゴジラファンに大きな影響を与えた方だと思います。
 固くてゴツかった手も、柔らかく優しくなった手の感触も忘れません。
 一緒に撮らせていただいた写真は宝物です。
 たくさんお世話になりました。
 ありがとうございました。
 心よりご冥福をお祈りいたします。

坂野義光監督

2017年07月20日 | 代表羽沢のG雑感
坂野義光監督のこと

 『ゴジラ対ヘドラ』の坂野義光監督が、5月7日に86歳で他界されました。

 初めてお会いしたのは、Gメモリーズセレクションをスタートしてから1年ぐらいでしたから、10年以上前になります。
 弊社が出店したトイイベントに、坂野監督はトークとサイン会のゲストでお越しでした。私はブースを離れられずにそれらには参加できませんでしたが、ある時、並べてある羽沢組のゴジラ達の前で、かわいいゴジラ達が「気に入った」と、一人のお爺さんがいろいろ質問をしてきました。「随分ゴジラに詳しいおじいちゃんだなぁ」と思いながら、しばらくゴジラの話をしました。
 帰られる時に「何かあったら連絡して」と名刺を置いていかれて立ち去られました。あとで、そのお名前を見てびっくり。トークとサイン会の休憩時間に、ひょっこりおひとりで会場内をまわられていた坂野監督だったのです。
 書籍などでお顔は知っていたのですが、掲載されていた写真は『ゴジラ対ヘドラ』当時のもの。ですからその当時の監督は存じ上げなかったので、監督が立ち去られてから大いに驚いたのです。
 翌日、存じ上げないままでいろいろお話しさせていただいた非礼を詫びるとともに、気に入ってくださったGメモリーズのソフビをプレゼントさせていただきました。
 それからメールなどでのやり取りをちょくちょくさせていただくようになりました。

 坂野監督からは、ご自身の映像の企画のプレゼンを何度か見せていただいたことがあります。僭越ながらその都度、感想をお伝えしたり、意見と言えるほどではないにしろ「こんなアイデアはどうでしょう?」など、生意気なことも言わせていただいたりもしていました。
 2014年のレジェンダリー版「GODZILLA ゴジラ」には、エグゼクティブプロデューサーとして名を連ねておられますが、元々は坂野監督の企画が二転三転して行き着いた結果として生まれた作品であることは、多くのファンの皆さんもご存知でしょう。
 この時の最初の企画書も随分前に拝見させていただいていました。レジェンダリーに話がいくずっと前のことです。最初のコンセプトは『ゴジラ対ヘドラ』の続編的要素で、ゴジラが自然を汚染する怪獣と戦うもの。のちに敵怪獣の名が「デスラ」で、時間的には中編、IMAX・3Dでアメリカでの公開を先にしてという企画で進められました。何としても実現したいという熱い情熱をずっとお持ちなんだというのを実感しました。そして一般の劇場作品以外で監督がたくさん撮られている、自然や環境破壊をテーマにした作品と同様に、ブレないライフテーマがここにもあるんだなぁと感じました。
 のちのちいろいろあって、これが2014年の「GODZILLA ゴジラ」になるわけですが、坂野監督がやりたかった『ゴジラ対ヘドラ』の持つテーマとは離れたものでした。そのあとも『ゴジラ対ヘドラ』の続編的作品を作りたいという意欲はお持ちだったようですし、それに近い別の企画も拝見させていただいてましたが、残念ながら実現されることなく旅立たれました。

 取材やインタビューなどでももちろん何度かご協力もいただいてます。
 今だから言える爆笑エピソードもいくつかあるのですが、それはまた別の機会に。
 ひとつだけ「おおっ」というエピソードを。
 近年『ゴジラ対ヘドラ』のブルーレイが発売されました。映像特典で、「かえせ! 太陽を」の再現(?)収録や坂野監督インタビューの収録が収められています。お手伝いというほどではありませんが、私もその現場におりました。
 スタッフの方々の準備中、私はスタジオの外で待っておられる坂野監督の話し相手をしておりました。話し口調は以前よりもすっかりゆったりとなられ、「あんたにこれ」と次の映像の企画書をくださいましたが、つい数ヶ月前にもいただいてたものです。「ああー、監督すっかりおじいちゃんになっちゃったなー」と失礼ながら思ってしまいました。
 そして特典映像のインタビュー収録。そこで驚いたのが、カメラが回るとしゃきっとされて、さっきまでノンビリ口調だったのが嘘のようにハキハキと話されるのです。『ゴジラ対ヘドラ』当時のこともちゃんと覚えておられて、私だけかもしれませんが、目に力が入っているのを感じました。カメラの前では「監督」なんですね。驚きました。

 私のような立場の者にも耳を傾けてくださる方でした。
 昭和のゴジラ映画の本編監督としては唯一ご存命だった方でしたし、個人的にももっといろいろお話しさせていただきたかった方でした。
 少しばかりではありますが、監督との十数年のやりとりは、書籍などでゴジラ関連のお仕事をさせていただく上で、私の財産のひとつにもなったと思っています。
 香典や礼服を用意しておきながら、体調不良で告別式に参列させていただくことはできなかったのが心残りですが、今は心からご冥福をお祈りさせていただきたく思います。

 天国で『ゴジラ対ヘドラ』の続編を進められているかと思います。
 坂野監督、ありがとうございました。

今年もよろしくお願いします!

2017年01月01日 | 代表羽沢のG雑感
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします



 シン年あけましたー!!
 今年もゴジラな一年になりそうな羽沢組です。
 ソフビや書籍・雑誌をはじめ、いろいろゴジりますので本年もよろしくお願いします。

●1月1日 「モスゴジ ブラックバージョン」
  大ゴジラ特撮王国HIROSHIMAにて会場限定発売
●1月8日 スーパーフェスティバル出店
●1月15日 「ゴジラ×3式機龍 コンプリーション」出版記念
  手塚昌明監督と語る3式機龍シリーズ開催

2016年ありがとうございました

2016年12月31日 | 代表羽沢のG雑感
2016年ありがとうございました

 今年もあと数時間となりました。今年一年たくさんの皆様にお世話になりました。ありがとうございました。
 弊社にとって、おそらくは最も忙しい一年となりました。『シン・ゴジラ』公開ということもあり、ゴジラ関連のお仕事をたくさんいただきました。
 弊社は特撮やゴジラの仕事ばかりをしているわけではないのですが、今年は特にゴジラ関連が例年以上にあり、ほぼ毎日少なからずとも何かしらのゴジラの仕事をしていたように思います。

 この一年のゴジラ・特撮関係の仕事だけを以下にまとめてみました。
 その多さに我ながら驚いてます(笑)。

ソフビ
●ビオゴジ スタンダードカラーVer.2
  1月10日発売
●ギドゴジ スタンダードカラーVer.2
  2月7日発売
●メカゴジラ シルバーバージョン
  4月24日発売
●初代ゴジラ ブラウンバージョン
  「大ゴジラ特撮王国YOKOHAMA」会場限定
  8月17日発売
●ビオゴジ スタンダードカラーVer.2[再販]
  7月24日発売

イベント
●「ゴジラvsビオランテ コンプリーション」出版記念イベント
「大森一樹と語る平成ゴジラの原点」
  1月17日
  イベントスタッフ・MC
  特典用限定ポストカードデザイン
  入場者全員プレゼントポスターデザインほか
●「シン・ゴジラ対ナンジャタウン」
~ゴジラ、ナンジャタウンに襲来
  7月15日~9月25日
  アトラクションCM協力
●大ゴジラ特撮王国YOKOHAMA
  8月17日~9月4日
  パンフレット編集、執筆、デザイン
  展示物、表示類などデザイン・制作
  AR画像データ製作
  ウェルカム映像静止画クリーニング
  トークショー・サイン会スタッフほか
●映画新作情報&ゴジラの歴史を展示
  7月20日~9月4日
  展示ポスター説明表示デザイン
●大都市に迫る 空想脅威展取材
  9月24日~11月13日
  資料協力ほか
●大ゴジラ特撮王国HIROSHIMA
  12月23日~2017年1月9日
  パンフレット編集、デザイン
  『ゴジラVSビオランテ』絵コンテデータ制作
  展示物、表示類などデザイン・制作ほか

書籍・雑誌
●ホビージャパン7月号
  「特撮体験スタジオ~帰って来た特撮博物館~」
  記事取材・デザイン
●「S.H.MonsterArtsゴジラ魂」
  6月30日発売
  企画・構成・執筆・デザイン
●ホビージャパン8月号
  初代ゴジラジオラマページデザイン
  「G対策本部」取材・デザイン
●ホビージャパン9月号
  「G対策本部」取材・デザイン
●特撮秘宝Vol.4
  写真協力
●日本特撮技術大全
  写真・資料協力
●西川伸司ゴジラ画集
  資料協力
●ホビージャパン10月号
  竹谷隆之氏インタビュー取材・デザイン
  ゴジラ映画30作紹介編集・デザイン
  「G対策本部」取材・デザイン
●ホビージャパン1月号
  「G対策本部」取材・デザイン
●ホビージャパン2月号
  「G対策本部」デザイン
●ゴジラ×3式機龍〈メカゴジラ〉コンプリーション
  12月21日発売
  企画・構成・執筆・デザイン
●ホビージャパン、宇宙船
  各号コンプリーション広告

他社商品
●YOKOSUKAゴジラカレー
  4月発売開始
  パッケージデザイン
●『姫神戦士カナン 新たなる希望』DVD
  5月配布開始
  ディスク、ジャケットデザイン
●ゴジライラストクリアファイル各種
(ドリーム・プラネット・ジャパン社製)
  デザイン・データ作成
●西川伸司デザインゴジラ手ぬぐい2種
(ドリーム・プラネット・ジャパン社製)
  データ作成
●『ゴジラ×メカゴジラ』
『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』
フィルムキーホルダー
(ドリーム・プラネット・ジャパン社製)
  商品シールデザイン

その他
●平成ガメラBlu-ray&DVD発売記念イベント
電撃ホビーウェブレポート(7/6、7/13、7/19)
  取材、写真、執筆
●「大ゴジラ特撮展」大阪展トートバッグ&
「装甲巨人ガンボット あやうし!あべのハルカス」DVDセット
  9月25日販売

 これらの他に『シン・ゴジラ』関係、各種ゴジラ関係のイベントやキャンペーン、各種展示など、実は40ヶ所近く各地に取材に行っています。諸事情でこれらまでリスト化して掲載はできないし、詳細は言えない部分もありますが、写真撮影だけでも数え切れないほど撮っています。時間的にもこの取材の仕事もかなりウエイトを占めていました。
 さらにまだ言えないゴジラな仕事もいくつかあってそれを入れたら……。
 とにもかくにも、羽沢組設立以来、最もゴジラな仕事が多い年でした。

 個人的な話で恐縮ですが、各イベントなど個人で楽しむ時間はかなり少なかったのですが、好きなゴジラの仕事でいろいろさせていただいたのですから贅沢なことだとも思っています。具体的には言えませんが、一般の方には経験できない、仕事だからで経験できたことは多々ありましたから幸せな一年だったと思います。
 それもいろいろな方々のお力あってこそ。皆様に深く感謝いたします。
 そして来年もまた同じような忙しさになりそうで、今から嬉しさとため息が両方出る感じです。

 2017年も今年以上に皆様に喜んでいただけるお仕事をさせていただきたいと思います。
 なんとか時間を作って新規造形のソフビを作りたいし、書籍関係の方もすでに複数予定が進んでいますので、頑張りたいと思います。
 今後ともよろしくお願いします。

クリエイティブデザイン羽沢組
羽沢正人

プログ更新していきます!

2016年12月09日 | 代表羽沢のG雑感
更新が滞ってしまいごめんなさい!

 皆様、ご無沙汰しております。
 しばらくここの更新が滞ってしまい申し訳ありません。

 前にお伝えした通り、しばらく書籍「ゴジラ×3式機龍コンプリーション」にかかりっきりな上に、諸々の『シン・ゴジラ』関係の取材も重なり、ここ数年で最も忙しい羽沢組でした。
 まだまだゴジラ関係のお仕事が多々ありますが、コンプリーションの方は先日校了し、いくらか時間もできましたので可能な限り更新をしていきます。
 ソフビ業務の方も再開に向けて動いておりますので、決まり次第またお知らせしていきます。

 今年は春からずーっとゴジラ関係(ガメラも少し)で、いろいろなイベントやプロモーションの取材に動いておりました。
 たまに写真や映像やニュースなどで、ちらっと取材している様子が見切れたりして『シン・ゴジラ』関係でいろいろ動いていたのが一部でバレてしまってますが(笑)、雑誌やネットなどでいくつかはレポートしてますし、これから発売予定のものなどでもこれらは形になりますので、機会がありましたらご覧ください。
 1つ1つ随時報告したかったし、取材報告で使用しなかった写真などはここで紹介もしたかったのですが、ブログ更新の時間もなかつたのでタイミングを逃してしまいました。他の理由としても『シン・ゴジラ』関係では規制も多々ありましたので、取材していること自体も公表してはいけないこともあるんです。

 いろいろこれからもお知らせすることはたくさんありますので、ぜひご覧の上、お付き合いください。