Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

「大ゴジラ特撮展」金沢展マニアックポイント

2015年10月23日 | ニュース




「大ゴジラ特撮展」金沢展
マニアックポイントを紹介!!


現在絶賛開催中の「金沢上陸! 大ゴジラ特撮展2015」のちょっとしたマニアックなポイントを今日は紹介します。「もっと先に言ってよ!」と思われた方、ごめんなさい(笑)。これから行かれる方(二度目以降の方も)はぜひここも注目!!

 連日盛況の「大ゴジラ特撮展」金沢展ですが、早くも開催から2週間が経ちました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございます。
 これから行ってみようかな…、もしくはもう一度行ってみようかな…という方を後押しする意味で今日は少しだけマニアックなポイントを紹介します。

矢印表示に注目!
 会場の金沢21世紀美術館のまわりは公園のように広い敷地になっています。美術館に入るための入口は一つではありません。ですからそれぞれの入口から会場にたどり着くため、ゴジラのビジュアルのついた矢印表示が何カ所か立っています。
 連日のツイッター等の来場報告をされている方々の多くは、その表示の写真も撮られていてアップしています。デザインした者としては「たくさんの人がこれまで写真に撮って下さっている! 嬉しい!!」と大変感激しております。
 さてこの表示。元のデザインの矢印部分の四角には矢印を付けないでデザインしました。矢印だけを別のデザインにしてシールタイプにして貼付けているのです。設置の際に矢印の方向を自由に変えられるからです。ということは矢印の向きが1種類ではないのです。そして会場サイドで見る方向も考えて設置していただいているので、1つの表示の裏にはその反対矢印表示がついてる場合があります。もしかして、裏側にある場合の表示、見逃してませんか!?
 美術館内の矢印表示の写真を全て撮りたかった超マニアックな皆さん(いても少数だと思うけど…笑)、全部見つけられましたか?



入口の大ビジュアルと記念写真!!
 本展の会場の入口横には、チケットコーナーがあります。当日券をここで販売し、すぐ横の入口から入っていただく事となります。
 その真上には、前にもお知らせしたように(10月12日の記事参照)240ミリ×240ミリの大きなビジュアルが掲示されています。おかげさまでこちらのデザインも好評をいただき、たくさんの方々が写真を撮られています。ありがとうございます。
 開催直前情報として10月8日の記事では、私がこのビジュアルとの記念写真を撮って掲載しました。「チケットコーナーがあるからこんな風に記念写真撮れないじゃないか!」と思われる方も多くいらっしゃるようです。
 その方法、ちゃんとあるんです!
 市民ギャラリーAで行われているこの「大ゴジラ特撮展」は連日朝10時スタートです。ですが、美術館内には朝9時から入る事ができます。会場スタッフも特例を除いては朝9時に入りますので、チケットコーナーを設置するまでの間で一緒に記念写真が撮れる訳です。
 ですからこれから行かれる方は朝9時を目指していかれる方がいいでしょう!
 チケットコーナー設置の際はお邪魔にならないようご協力の程を!
 え? 終わってチケットコーナーを撤収してからでもできるって!?
 甘い!! 美術館はほとんどガラス張り。終わる頃には暗くてなってしまって明るい写真撮れないよ。おススメはやはり、朝!!

 ついでにこのビジュアルのマニアックな所を一つ暴露。
 サイズが大きいという事でゴジラたちの後ろの光の表現(川北後光と呼んでます…笑)、ポスターやチラシの時よりちょっぴり割り増しして作りました(笑)。



チケットコーナーの卓上も見てね!
 チケットコーナーのテーブルの上にはバトラのフィギュア(S.H.MonsterArts)があります(バンダイさん承諾済み)。バトラは『ゴジラVSモスラ』(1992年)で能登半島に上陸しました。販売している訳ではありませんが、唯一の石川県ゆかりの怪獣と言う事で紹介しているのです。
 その横にはちょっと大きめのゴジラソフビがあります。『ゴジラVSキングギドラ』(1991年)のギドゴジのソフビ(バンダイ)です。これは関係者だけに配られた非売品の物で、川北監督が所有していたもの。川北監督に変わって皆さんをお出迎えしているのです。

展示物のバネルも読んでね!
 昨年同様に国内28作品の作品紹介バネルも公開順に会場内には掲示されています。東宝所有のオフィシャルの物です。
 もしかして「去年と同じだから…」でさらっと見逃していませんか? 昨年までのバネルの説明文は淡々とストーリーを紹介しているだけでした。今回、その作品の説明文は全て書き換えました。
 マニアの人も納得し、ビギナーの方やどんな作品だったか忘れてしまっている人たちのために、わかりやすく思い出していただけるような表現で文章部分を新規に作ったのです。うどん社長こと特撮ライターの中村哲さんと弊社で作り、設置していただいたものです。これでどの作品がストーリーも含めてどんな作品だったか一目瞭然!!
 さらに新規で丸ごと作ったバネルは、展示の最後の方に掲示してある川北監督の紹介バネルです。
 こちらも見逃さないでね!

スタンプコーナー忘れてませんか!?
 展示を一通り見終えて、最後の記念写真コーナーを抜けると物販コーナー「大ゴジラ百貨店」があります。たくさんの品揃えで一気に目を引きます。が、その前に!
 物販の品揃えにすぐ目が行きがちだけど、その手前の左側の壁にも注目です。昨年好評だったスタンプコーナーがここでも設置しています。スタンプそのものは昨年と同じで、その記念の用紙は会場内で販売している図録(パンフレット)に付属しています。
 昨年も書きましたが、このスタンプは川北監督が所有されていた物です。監督が大事に取ってあった物ですので、ぜひ図録をお求めいただき、記念の用紙にスタンプを押して下さいませ。
 買い物に夢中になりすぎて、スタンプコーナーを忘れないように!!



金沢展だけでしか買えないのは一合枡!
 物販コーナーではたくさんのゴジラ商品があります。中には一般で流通しているものもありますし、もしも今後、他の地域での「大ゴジラ特撮展」があればそこでも買える可能性があるものもあります。もちろん「大ゴジラ特撮展」が頻繁にある訳ではないのでこれはこれで買える機会はなかなかないので、これらもぜひ会場でお求め下さい。
 でも金沢展だけでしか買えない物は、羽沢組の「初代ゴジラ ブルーグリーン」(品切れ中、ごめんなさい。ただいま追加分生産中です!)と「一合枡」です。
 この枡は金沢展のロゴが入っていますので、100%ここだけのもの。お酒を飲まれない方でも小物入れにしたり、ご友人へのお土産にもちょうどいいと思います。焼き印なので、微妙に個体差もありますからそれもまた一つの味になっています。
 ゴジラファンならこれで飲むお酒は美味いはずです!!




 ざっといくつか紹介してきましたが、展示してある着ぐるみやプロップ、資料等でもマニアックポイントはいくつかあります。
 前にもお知らせしたように、弊社の立場としては展示の詳細部分は実際にお客様が会場で見て知ってほしいというスタンスですので、そのポイントをお知らせするという事は展示物の詳細もお知らせしなくてはならなくなります。ですので、これらはぜひ会場で皆さんご自身の目で発見していだたきたいと思います。(ホントはいろいろあきれるぐらいマニアックな所も教えたいんだけどね……笑)

TM&(C)TOHO CO., LTD.