2月7日のワンダーフェスティバル2016冬で先行予約を受け付け、10日から一般通販の予約を受け付ける予定の「ギドゴジ スタンダードカラーVer.2」の詳細、こだわった所を書きます。購入の際の参考にされてください。
1 もう一つのスタンダードカラー!
■「ギドゴジ」発売の理由
今回、『ゴジラVSキングギドラ』(1989年)に登場したゴジラ「ギドゴジ」の新規カラーを発売するにあたって、理由としては1月に発売の「ビオゴジ スタンダードカラーVer.2」との関係は大いにあります。
その「ビオゴジ」のこだわりでも書きましたが、Gメモリーズセレクション商品は昭和のゴジラが続き、そろそろ平成VSシリーズやミレニアムシリーズのゴジラが欲しくなってきたというお客樣方のお声がありました。
Gメモリーズセレクションの中でも「ビオゴジ」はおかげさまで人気商品と言えるぐらい好評を毎回いただいてきましたが、この「ギドゴジ」もそれに負けないぐらいいつもお褒めを頂いてきました。なので「ビオゴジ」を発売するなら近い時期に「ギドゴジ」もと考えたわけです。
振り返ってみたら4年半ぶりなんですね、新規カラーは。
カラーリングのイメージとしては、北海道のキングギドラ戦、新宿でのメカキングギドラ戦での土埃や粉塵の中で汚れた感じのスーツの色です。
他社さんのもの含めて、平成ゴジラの完成品のフィギュアとしては、どちらかというと黒系、青系が多い中、茶系の平成ゴジラのフィギュアの色としては、意外にありそうでなかった色だと思います。
劇中の戦いのシーンをよーく見ると、土煙や火薬の煙などでボディの汚れがチラホラ見え、激闘を物語っています。前作『ゴジラVSビオランテ』ではあまり見られなかった色です。ビオランテは動きの多い怪獣というわけではないので、直接のバトルという点では『メカゴジラの逆襲』以来の暴れまわるゴジラということになります(84は敵怪獣いませんでしたしね)。つまりアグレッシブな戦うゴジラは16年ぶりだったんですね。
そういうこともあって久しぶりの“戦う強いゴジラ”の代表的な二つのシーンで見られたスーツの色をテーマにすることにしました。前から「ギドゴジ」で、こういったカラーのものは作りたかったので、ようやく実現できました。
そしてこれもまたスーツのイメージのカラーですので「スタンダードカラー Ver.2」としたわけです。
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