Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

シン・ゴジラGENERATION本日発売!

2017年03月31日 | ニュース




シン・ゴジラ
GENERATION

本日発売!!



 本日『シン・ゴジラ』のムック本、「シン・ゴジラGENERATION」が発売です!! 
 今日はポイントとなる見所をたっぷり紹介します


【ポイント1】
 コンプリーションシリーズとは違う構成で、大きく見せたいところはどーんと、たくさん情報量を載せたい所はぎっしりと詰め込んで作りました。作品の基本的なところからディープなところまでいろいろ。
 コンプリーションのような、全ページ「今だから語れる、記録に残せる」というような資料性を重視したわけではないんです。目指したのは「ふつーーーーの映画ムック本」なのですが、何せ編集するチームがチームですから、どうしてもいろいろ他誌ではやらないような重箱の隅をつつくようなこと、あれこれ取材してしまうのです(笑)。なのでやっぱり「濃い」ページが増えてしまうのです。

【ポイント2】
 たくさんページを取ったのはゴジラ各形態雛型の特写。写真もできるだけ大きく使ってますので造形資料にもなると思います。各形態の雛型を作られた竹谷隆之さんにご協力いただき、それぞれが完成するまでのメイキングも細かく掲載。どうやって雛型ができあがったのかがよくわかると思います。
 雛型特写やメイキングの執筆は私の担当でしたが、それらを書くために細かくいろいろたくさんの質問をさせていただいたにもかかわらず、竹谷さんには一つ一つ丁寧にお答えいただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
 そのおかけで、これから『シン・ゴジラ』各形態の造形をしてみようという方、市販のガレージキットなどを作ってみようという方には大いに参考になると思います。
 雛型以外にも、アニマトロニクスゴジラやウレタンタイプの第4形態、野村萬斎さんが使用したモーションキャプチャープロップなどももちろん紹介。

【ポイント3】
 キャストインタビューは、名場面がすぐ思い浮ぶ豪華なお三方。
 いまやテレビやCMなどに引っ張りだこの「こんなのありかよー」の安田役の高橋一生さん、水ドンでゴジラファンにはおなじみの「まずは君が落ち着け」の泉ちゃんこと松尾諭さん、「日本を救ってくれてありがとう」とたくさんの方に言われたという「のひちゃったよー」の里見臨時総理の平泉成さん。
 皆さん興味深い撮影当時のお話を中心にしていただきたました!! お三方ともインタビューをしていても「なるほど」だったり、楽しかったりしたんです。そういうのも伝わるといいんですが。

【ポイント4】
 尾上克郎准監督、造型の竹谷隆之さん、編集・VFXスーパーバイザーの佐藤敦紀さん、VFXプロデューサーの大屋哲男さん、CG製作を担当された白組の皆様をはじめ、スタッフインタビューもたくさんの方々にさせていただきました。中には、BD&DVDの特典映像とリンクするエピソードもありますので、じっくり読んでいただければいろいろ新たな発見が!?
 写真や資料などでも今回たくさんのスタッフの方々にご協力頂いて充実したページになりました。

【ポイント5】
 美術の林田裕至さんの描かれた迫力あるゴジラのイメージボードも、インタビューと一緒にたくさん掲載。「こんなゴジラも描かれていたんだ!」というような初めて見るものもあるはずです!
 特撮美術の方では、三池敏夫さんにご協力いただいてミニチュアワークスの写真も多数掲載ですので、こちらもインタビューと一緒にご覧ください。

【ポイント6】
 ストーリー紹介、ゴジラ紹介、キャラクター紹介、対ゴジラ兵器紹介など、基本部分もしっかりフォロー。ロケ地紹介や、発表から公開までを追った新聞記事の一部も掲載しています。
 ストーリー紹介、ゴジラ紹介の写真は「ゴジラがかっこいい」を中心にたくさん選んでみましたのでその辺も見てくださいませ。劇中で変化したゴジラの熱焔放射のシーンは、放射されるその形を残したくて写真で全部載せたつもりです。

【ポイント7】
 全国各地で見られた2メートルの1/60スケールシン・ゴジラの詳細も、たくさんの写真、各地の展示リスト、製作インタビューとともに紹介。ある意味みなさんにとっては身近な「シン・ゴジラ」像だったと思いますので、思い入れもあると思います。関連する貴重な写真(たぶん初公開)もいくつかあります。
 さらにさらにあの国民的アニメのあの幼稚園児と戦ったシン・ゴジラの記事もばっちり取材しています。戦いの舞台は、蒲田でも品川でも東京駅でもなくカスカベだゾ!!

【ポイント8】
 約1年の総力取材で追いかけてきた、全国各地で開催された『シン・ゴジラ』関連のイベントやキャンペーンも関係各所の皆様のご協力でたーくさん紹介。取材してきた我々もこんなにも開催数があったのかと驚くほど!! 写真の点数だけでもかなりの数になります。あなたの参加したイベントもあるはず!!
 約1年、各イベントのたびに会場で関係者の皆様やゴジラファンの皆様に「羽沢さんはいつもいますね(笑)」と言われてきたのがこれなんです(笑)。掲載しているのはそれでもごく一部なんですが、羽沢組にとっては1冊のために撮った写真点数は最多です。

 ということで盛りだくさんでお届けする「シン・ゴジラGENERATION」は本日発売。全国書店、各通販サイトでお求めください。

シン・ゴジラ GENERATION
● A4判 ● 定価/本体:2,200円+税 ● 3月31日発売
● 発行/ホビージャパン


 で、ここからはマニアックポイント。

【マニアックポイント1】
 帯はトレペです。そう、アレがトレペだったので本書もそうしました。文字が赤いのもそれです。
 文字が中央に寄せているのは、ちゃんと第2形態が透けて見えるようにするためです。

【マニアックポイント2】
 ゴジラの横顔のアップの赤い地のティザービジュアルはみなさんよくご存知かと思います。あれは第4形態の雛型1号(形状検討用)にCGで着色されたものなんです。2号雛型(着彩検討用)ではないんです。
 あのビジュアルは頭部から喉まで使用されていますが、実際の画像は胸まであるんです。その胸までをしっかり見せたいとずっと思っていましたので、どーんと中扉で使用しました。比較できるように、表紙をめくるとカバーの折り返しにティザービジュアルを載せましたので、並んで見られるようにしたんです。気がつきました?

【マニアックポイント3】
 前にも少し書きましたが、表紙の3体は、本書のために白組さんに作っていただいたものです。映画製作で使用したデータから作られたものですから、『シン・ゴジラ』本物です。このビジュアルは当然本書でしか見られないわけです。もちろん裏表紙もです。

【マニアックポイント4】
 たくさんのイベント紹介ページでは、とにかくシン・ゴジラ関連のところはできるだけたくさん写真を掲載しました。ある意味、ゴジラファンにとっては今が「シン・ゴジラの時代」なわけですから、記録としてしっかり形に残したかったのです。で、展示物と人物比較のためにサクラ(? )で我々取材チームの誰かが小さく写っている写真もたくさんあります。私もいくつか載っています。おヒマな方は見つけてね。


 いろいろ長々書きましたが、まずはお手にとってご覧ください。この価格でこのボリュームはかなりお得かと思います。
 たくさんの作品関係者の方々、東宝株式会社の担当者様には大変お世話になってできました。感謝いたします。
 


TM&(C)TOHO CO., LTD.