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有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ゴジラ1984コンプリーション 見どころ紹介

2019年01月30日 | ニュース




ゴジラ1984
コンプリーション

1月31日発売!!
見どころをいろいろ紹介します!!


もうすぐ発売の「ゴジラ1984 コンプリーション」の見どころを紹介します。購入のご検討にお役立てください。



 以前にもお知らせしましたが『ゴジラ』(1984年)を取り上げた一冊です。公開から35年経った今だからこそできる貴重な写真や資料が満載です。
 本作は、ゴジラ映画の昭和と平成をつなぐ分岐点となった作品。時代が変わる今だからこそ、貴重な資料としても残しておきたい一冊として作りました。ぜひご覧ください。

見どころポイント1
 キャストでは、牧吾郎役の田中健さん、奥村宏役の宅麻伸さんにインタビュー。劇中でゴジラ対策のために中心となって活躍したお二人が、当時を振り返って撮影時のエピソードや今本作について思うことなどを語っていただきました。

見どころポイント2
 当時のスタッフの方々が撮られた撮影現場での写真をはじめ、初出し、珍しい写真を中心に構成したシーンメイキング。本編、特撮、両方の撮影現場のスタッフの皆さんの証言も多数掲載して、当時の様子をお伝えします。

見どころポイント3
 本作で新規に作られたゴジラスーツ、そして大きな話題となったサイボットゴジラ、雛形となった3尺ゴジラ、ショッキラス、スーバーX、ハイパーワーレーザービーム車など、たくさん作られたキャラクターやメカたちの造形メイキングも多数掲載。関わられた方々の コメントも!!

見どころポイント4
 アートワークスとして、本編美術の櫻木晶さんが描かれた多数のセットの美術デザイン画もしっかり掲載。井上泰幸さんによる特撮の美術も載っています。

見どころポイント5
 薩摩剣八郎さんのコメントも交えて、スーツアクターメイキングも。今作で作られたゴジラスーツでどのように演じられたのか、現場の様子をぜひご覧ください。

見どころポイント6
 特技監督を務められた中野昭慶監督にロングインタビュー。当時の様々なエピソードはもちろん、田中友幸プロデューサーとのやりとり、中野監督がこの作品で描きたかったテーマなど、じっくり読んでいただきたいところでもあります。
 
見どころポイント7
 音楽を担当された小六禮次郎さんにもインタビュー。ゴジラ音楽といえば伊福部先生の名前が上がりますが、今作では新たに小六さんによって数々の名曲が誕生しました。どうやってこれらの曲が誕生したのかじっくりご覧ください。

見どころポイント8
 今作は当時、大々的に宣伝活動に力を入れられました。そのために作られた宣材は膨大な量になります。可能な限りかき集めて紹介しています。こんなものまであったのか……そんなお宝があると思います!

見どころポイント9
 映像としてのメイキングを担当されたのは故川北紘一監督。川北監督が残された当時のスナップ写真を紹介するコーナーもあります。

見どころポイント10
 今作は、『メカゴジラの逆襲』(1975年)後から田中友幸プロデューサーを中心に「ゴジラ復活」をテーマに動きがありました。公開までの9年の間には様々な動きや変化、エピソードがありました。そういった流れを「プロジェクト」でまとめています。どうやって完成、公開までたどり着いたのか、田中プロデューサーの熱い想いが伝わってきます。

見どころポイント11
 最終的な脚本完成までには、時間的にも書かれた本の数もたくさんありました。これまで他誌で掲載することのなかった準備稿、検討稿をまとめて掲載。紆余曲折の中でどのようにストーリーが、キャラクターが、ゴジラの立場が変わっていくのか、その変遷をご覧ください。

見どころポイント12
 コンプリーション名物の一つとなったロケ地紹介。35年経った今、大きく変わったところもあれば、今も面影を残しているところも。各名シーンの聖地の今をご覧ください。

見どころポイント13
 こちらもお馴染みのコラムコーナー。マニアックなネタを欲している方々にはぜひこちらを! あんなこと、こんなこともあったと、編集チームがネタを厳選してかき集めました。

見どころポイント14
 35年経っても今でも残る関係のプロップたち。決して数は多くはありませんが、貴重なものはいくつか残っているんです。劣化してしまっているものもあれば、奇跡的に当時の状態をほぼキープしているもの、たくさん出演のためやイベント展示などのために修繕や改修を繰り返して今も残されているもの……。分岐点の指標がここにあります。


 この本の編集に関わった個人的な感想ですが、たくさんの資料をお借りしたり、関係者の皆様の証言を聞いてみて一番思ったのは、田中友幸プロデューサーの当時の「熱い想い」でした。
 「ゴジラを復活させる!」それを強く思われて実現となった映画だったんだろうと感じました。
 これほどゴジラに対して強く、深く、熱い気持ちを持ってゴジラ映画を作られた方は、いなかったかもしれない。
 そんなことを一番に思いました。
 田中プロデューサーの思いもこの本で感じていだたければ嬉しく思います。

 また、本書編集にあたり、作品関係者の方々、貴重な資料をお持ちの方々、ご協力をいただいた皆様のご尽力をいただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

 多くの皆さんからもお声をいただいてますが、発売記念イベントも予定しています。詳細が決まりましたら改めてお知らせいたします。
 2月10日開催のワンダーフェスティバル2019冬の羽沢組ブースでは見本誌を用意いたします。会場ではホビージャパンブースで販売すると思いますので、羽沢組では購入の検討にご利用ください。

 この本がたくさんの皆さんにお役に立って喜んでいただければ嬉しく思います。

ゴジラ1984 コンプリーション
1月31日発売予定
定価/本体3,950円+税
発行/株式会社ホビージャパン
購入の詳細/こちらまで


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