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大ゴジラ特撮王国
羽沢組的見どころ紹介!!
現在、東京都文京区東京ドームシティで開催中の「大ゴジラ特撮王国~オールゴジラ大集結!!~ in 東京ドームシティ」。6月7日の記事でもお知らせしたように、羽沢組もお手伝いしたゴジラの展示イベントですが、会期も残りあとわずかとなりましたので、一部展示物の中でオススメしたい見どころポイントなどを紹介します。
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6月27日が最終となりますので残りあとわずかです。
館内写真撮影OKということで、すでにたくさんの方がSNSなどで展示の様子を紹介しております。ここではちょっと偏ったところもありますが、一部だけ羽沢組的な見方(私見丸出しですが…笑)での紹介とさせていただきます。
着ぐるみスーツをはじめ、メカニックなど実際に撮影で使用されたプロップなどを目の前で見られる貴重な機会です。まだ行かれていない方はぜひ参考にしていただければと思います。
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▲入場して最初に見られる初代ゴジラ。現在福島県須賀川市にある円谷英二ミュージアムで上映されている『夢の挑戦~ゴジラ須賀川に現る~』(2019年)の撮影に使用されたスーツを基にした型から作られた展示用のスタチューモデル。撮影用スーツは円谷英二ミュージアムで常設展示されており、同型で作られた展示用は淡路島ニジゲンノモリのゴジラミュージアムで展示されています。ここで見られるのは、そのほかのグリーティング用とは別に展示用として作られたものです。これらの初代ゴジラスーツに関しては、発売中の書籍「夢の挑戦~ゴジラ須賀川に現る~」に詳しく完成までの経緯を書きましたのでご覧ください。また、ニジゲンノモリの展示用ゴジラはこちらも発売中の書籍「ゴジラ迎撃作戦 オペレーションマニュアル」でも紹介しました。
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▲展示はゴジラ映画の作品公開順に順路となっています。ポスター、シナリオ、写真パネルなどがそれぞれ展示されています。起点になる部分の黄色いパネルの解説を書かれたのは富山省吾プロデューサー。富山さんが各作品をこうしてまとめて振り返られる解説をご覧になれるのは貴重かと思います。
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▲マニアックなプロップも多々見られる各展示。こちらは『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』(1966年)の赤イ竹戦闘機の撮影用(修復)プロップ。マニア心をくすぐります。
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▲第一作『ゴジラ』(1954年)に登場した東海道線車両。これは私も初めて見ました。今でもこうして残っていたのには驚きです。他作品でも使用された可能性があると思うので今後も検証が必要かもしれませんね。
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▲左「ビオランテのコンセプトモデル」、右「サンダーコントロールシステム車」。どちらも『ゴジラvsビオランテ』(1989年)に登場。ふたつとも発売中の書籍「ゴジラvsビオランテ コンプリーション 」で特写して紹介したのですが、当時はまだ「サンダーコントロールシステム車」は撮影で使用された後のままで破損状態が激しい状態で特写して掲載しました。ここでの展示は修復し、きれいに形が整った状態でみられます。書籍をお持ちの方は見比べて、修復箇所をチェックしてみるのもいいかも。
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▲『ゴジラvsキングギドラ』(1991年)に登場した品田冬樹さん造形のゴジラザウルスの撮影用プロップ。書籍「ゴジラvsキングギドラ コンプリーション 」でも特写して掲載させていただいたものですが、その時は頭部だけでした。脚を見られるのは貴重です。
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▲『ゴジラvsキングギドラ』や『ゴジラvsモスラ』(1992年)で使用された1/3スケールのゴジラのレプリカ。「ゴジラvsキングギドラ コンプリーション 」では特写できなかったので、いつか『ゴジラvsモスラ』の本を作る機会があれば(あるのか?)ぜひ特写掲載させていただきたい逸品ですね。
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▲右『ゴジラvsメカゴジラ』(1993年)の「メカゴジラ検討用模型」。左『ゴジラvsスペースゴジラ』(1994年)の「スペースゴジラ検討用粘土模型」。若狭新一さんが手掛けられたこのスペースゴジラは発売中の書籍「ゴジラvsスペースゴジラ コンプリーション 」でも特写して紹介しました。スーツの雛形になっただけに今見てもカッコよさは伝わります。余談ですが、取材時に今でも残されていたことをお伝えしたら若狭さんは驚かれておられました。
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▲スケールの大きい規模で展示されているジオラマコーナー。ベビーゴジラを載せたコンテナをヘリが運ぶ『ゴジラvsメカゴジラ』をイメージしたもので、ゴジラをメーサー部隊が囲んでいます。このゴジラは撮影用ではなく展示用に作られたロボットタイプのゴジラで、これまで幾たびかイベントなどで展示されました。ここでは動いたりすることはないのですが、大ゴジラ特撮展・金沢展(2015年)ではメカゴジラと対となって展示されて咆哮したりしていましたね。
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▲ジオラマ展示の95式冷凍レーザータンク。『ゴジラvsデストロイア』(1995年)で活躍した人気メカ。「ゴジラvsデストロイア コンプリーション 」で特写して掲載紹介しました。可動部分などはそちらをご覧ください。
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▲ツインメーサーの愛称で知られる93式自走高射メーサー砲。こちらも「ゴジラvsデストロイア コンプリーション 」で特写して掲載しました。
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▲みんな大好き92式メーサービーム戦車。vsシリーズの代表的なメカのひとつです。「ゴジラvsビオランテ コンプリーション 」でばっちり特写掲載しています。
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▲奥の2機は『ゴジラvsメカゴジラ』で使用されたF-16C改、手前は93式メーサー攻撃機。「ゴジラvsモスラ」で登場した同機を「ゴジラvsスペースゴジラ」の際にGフオース仕様にリペイントしたものですが、実際に映像では登場しませんでした。「ゴジラvsスペースゴジラ コンプリーション 」で特写掲載しています。
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▲『ゴジラvsデストロイア』で使用されたゴジラジュニアの1/2スケールのプロップ。「ゴジラvsデストロイア コンプリーション 」でも特写して紹介しましたが、こういった劣化が激しいものは保管が大変。次に見られるのは……と思うと、見られるうちに見ておきたいプロップのひとつですね。
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▲『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』(2000年)に登場したゴジラ、通称ギラゴジ。「GODZILLA GRAPHIC COLLECTION ゴジラ造型写真集」で紹介したスーツですが、今でも古さを感じさせない若狭さん造形の男前のゴジラです。
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▲『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001年)に登場した品田冬樹さん造形のGMKゴジラ。生で見るといかにこのスーツが大きいのかがわかります。この迫力は直接見ないとね。「GODZILLA GRAPHIC COLLECTION ゴジラ造型写真集」で紹介しています。
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▲『ゴジラ×メカゴジラ』(2002年)のゴジラ。「GODZILLA GRAPHIC COLLECTION ゴジラ造型写真集」で紹介はしたんですが、撮影用スーツは「ゴジラ×3式機龍コンプリーション 」で特写できなかったのが今でも残念です。
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▲『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』(2003年)に登場した国会議事堂の一部。ニーズが少ないのか(?)展示で見られるのはレアかと思います。こちらも「ゴジラ×3式機龍コンプリーション 」で特写できませんでした。
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▲『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)のゴジラ。「GODZILLA GRAPHIC COLLECTION ゴジラ造型写真集」でも紹介しましたが、いかにコンパクトで動きやすく作られたスーツであることが外観からも感じられるゴジラです。
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▲東宝スタジオのメインゲートに立つブロンズ像の雛形。vsシリーズゴジラを作り続けた故・小林知己さんが手掛けたもの。以前、倉庫取材で訪れた際に箱の外側に小林さんの名前を見つけて、仕事抜きで個人的にどうしても見たいとお願いして開封して見せていただき、興奮したのが今でも忘れられません。小林さんの手の入ったものを見られる機会はなかなかないし、その時は「ファンも見たいはずです。商品化してください!」とつい仕事を忘れてお願いしてしまいました(笑)。
もちろん他にも展示はたくさんあるので、ゴジラファンの皆さんにとっては楽しめる空間になっていると思います。バンダイ商品がたくさん並ぶコーナ、『ゴジラS.P』や『ゴジラvsコング』の紹介コーナー、可愛いキャラ達がたくさん見られる「ゴジばん」のコーナーなどたくさんありますし、物販コーナーも充実しています。
前にも紹介したように、会場外にはゴジラパークと題しての展示もいくつかありますので(6月7日の記事参照)、あと少しの会期ですから今からでも間に合いますので、ぜひ会場で楽しまれてください。
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「大ゴジラ特撮王国 ~オールゴジラ大集結!!~ in 東京ドームシティ」
■期間/2021年5月22日(土)~6月27日(日) ※開催期間中無休
■場所/東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)
■料金(税込)/おとな1,800円
中学生・高校生1,300円
こども(3歳~小学生)500円 ※2歳以下無料
■東京ドームシティ オフィシャルサイト
https://www.tokyo-dome.co.jp/aamo/event/godzilla_tokusatsu.html
■大ゴジラ特撮王国 オフィシャルサイト
https://www.godzilla-tokusatsu.com
■主催/大ゴジラ特撮王国実行委員会
TM &(C)TOHO CO., LTD.