Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

オリジナルキャラソフビ雑感

2008年05月21日 | 代表羽沢のG雑感
●続ける事の大切さ
 「継続は力なり」。私が特に好きな言葉です。

 先日発売された「超怪獣怪人幻獣大図鑑」で初めてオリジナル怪獣を作ったのですが、これには弊社の他に多くのソフビメーカー、ブランドが参加しています。オリジナルキャラクターのソフビを作って販売している所だけではなく、弊社のように主に版権商品を取り扱っているメーカーも参加しています。
 この参加しているメーカーは、ほとんどがガレージトイとかインディーズソフビ等と呼ばれているメーカーやブランドなのですが、あまり詳しくはないんですがまだまだ全国にはこう言った小規模のソフビメーカーさんがあるらしいですね。特にオリジナルの怪獣や怪人のキャラクターのソフビ商品を販売している所は増えているそうです。
 私はソフビと言えばほとんどゴジラを中心とした東宝怪獣を買うぐらいなのですが、今回参加してみてオリジナル怪獣のソフビを作っているメーカーさんの商品を前よりも注目するようになってきました。買いたいとか作って売りたい…まではいきませんが、単純に「すごいなぁ」と思うのです。
 ソフビを作って売るというのは時間もお金も技術も根気も(たぶんセンスや熱意も)必要とされます。ほとんどの小さなメーカーさんは原型、ワックス原型、組立て、塗装、包装、PR等自分でやられている所が多いと思われます。完全に仕事としてやっている方から、本業の仕事の空いた時間でやられている方、完全に趣味としてゆっくりのペースでやられている方等様々でしょう。
 オリジナルキャラのソフビの制作販売しているメーカーで、本業の方は別として、副業や趣味として作っている所はソフビを1つ作るだけでも大変な事だと思うのです。ましてやオリジナルですから売れるのかどうかは常に心配でしょう。お金と時間に余裕のある方は別として、作るのには多額の経費が必要ですから予算回収しないと次がまた大変になります。
 何が凄いと思ったかと言うと、1つ作るのも大変なのに、続けてシリーズを発売している事です。続けていると言う事は(たぶん)収益がある程度あると言う事。売れなかった時やより利益をあげる時等は、途中で路線変更して人気のある物に便乗したり版権物に走ったりすれば簡単なのでしょうが、そういう事もせずに頑固にオリジナルを続けているのは本当に「すごいなぁ」と感心してしまいます。さらに便乗や版権物に一切手を出さず、ぶれずに続けてオリジナルキャラのソフビだけを本業にして生計を立てている人はもっと凄い!!
 才能もあるのでしょう(だから売れるんですね)。でもあちこち横道にそれたりせずに、1つのポリシーを持続させて実行し続ける事こそが一番大事なのだと痛感させられます。きっとそういう所もお客さんが常についてくる要因なんだと思います。

 継続は力なり……見習わなくっちゃ。
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