●金色塗装のムラはわざとです!
ソフビに塗装をする際、塗る面積が大きいとどうしてもスプレーでもムラが目立ちがちです。ぶ厚く塗るなら、そのムラも目立ちにくいのですが、なるべくなら厚くは塗らない方が良いのです。専用塗料とは言え厚く塗るのには適していないようです。特に金や銀等のメタリック系や白や黄色等の明るい色はムラが目立ちやすいです。
キングギドラと言えば、言う間でもなく全身金色です。ソフビにキングギドラの金色での成型色というのはないので、当然他の色で作って全身を塗らなくてはなりません。
これまでに発売された他社さんのキングギドラソフビをご覧いただければわかると思いますが、全身金色に塗られた物のほとんどの成型色は金色に近いイエロー系や黄土色等で作られています。塗りムラを目立たなくさせるためだと考えられます。全身を塗るなら近い色の成型色で作るのが本当はベストと言えます。
もし濃い色の成型色に全身金色を塗ったら、その金の塗りムラは目立ってしまいます。今回はあえて、どこもやらないそれを狙いました。成型色はダークブラウンです。「GMKゴジラ 箱根決戦バージョン」と同じ物にしています。ここでお見せしている画像は彩色見本ですし、デジタル画像なのでムラはあまりよく見えていませんが、商品は各所にムラがあります。
なぜそうしたかと言いますと、昔から『三大怪獣 地球最大の決戦』『怪獣大戦争』のキングギドラの金色はきれいに見えていない印象がありました。おそらく劇中の着ぐるみの素材のせいだと思われますが、くすんだ感じと言いますか汚れがあるような金色に見えるのです。次の『総進撃』『ゴジラ対ガイガン』ではかなり明るい金になっています。差ははっきり解りますので、知らなかった方はお時間のある時に比べてみていただければ納得していただけると思います。
とにかく今回は初代ギドラですから、このくすんだ金色の雰囲気をどうにか出したいと思いました。初めは成型色を黄土色にして塗る色は金に少しだけ黒を混ぜた物も考えたのですが、どうしてもイメージからは外れます。初代ギドラの劇中の色と古臭さをどうにか出せないものかと考え、「広い面積を塗る時のセオリー」をせずに塗りムラで表現しようと思いました。それにはダークブラウンがちょうど良かったのです。
今回全身塗装は外注に「なるべくムラのないように」とお願いしましたが、どうしてもプロでもダークブラウンに金では微妙にムラができてしまいます。この微妙さが狙いでした。
ですからこのムラ具合で初代ギドラの古臭さや劇中の色を感じていただければ嬉しいです。
もし『総進撃』や『ゴジラ対ガイガン』のギドラだったら、迷う事なくムラを極力押さえるための黄土色系の成型色で明るめの金を塗っていたでしょう。
?今回のキングギドラの全高は、これまでのゴジラより大きく21cmです。
弊社のゴジラ達と比べていただければ大きさがわかっていただけると思います。
上「ミレゴジ ファイアーバージョン」と、下「GMKゴジラ 熱線バージョン」と。
昭和のキングギドラと戦ったゴジラはまだ弊社では作っていませんが、
ぜひお持ちのゴジラと並べてドリームマッチを実現して楽しんで下さい。
(2008.2.26更新)
「キングギドラ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。もしリクエストが多かった場合のみ再販を検討致します。現在はまだ未定です。
(2008.3.17更新)
リクエストに応えて「キングギドラ スタンダードカラー」は追加販売をすることになりました。ご希望の方は「記事カテゴリ」内の「新作情報」をご覧下さい。
(2009.1.20更新)
「キングギドラ スタンダードカラー」(追加販売分)は完売致しました。ありがとうございました。
ソフビに塗装をする際、塗る面積が大きいとどうしてもスプレーでもムラが目立ちがちです。ぶ厚く塗るなら、そのムラも目立ちにくいのですが、なるべくなら厚くは塗らない方が良いのです。専用塗料とは言え厚く塗るのには適していないようです。特に金や銀等のメタリック系や白や黄色等の明るい色はムラが目立ちやすいです。
キングギドラと言えば、言う間でもなく全身金色です。ソフビにキングギドラの金色での成型色というのはないので、当然他の色で作って全身を塗らなくてはなりません。
これまでに発売された他社さんのキングギドラソフビをご覧いただければわかると思いますが、全身金色に塗られた物のほとんどの成型色は金色に近いイエロー系や黄土色等で作られています。塗りムラを目立たなくさせるためだと考えられます。全身を塗るなら近い色の成型色で作るのが本当はベストと言えます。
もし濃い色の成型色に全身金色を塗ったら、その金の塗りムラは目立ってしまいます。今回はあえて、どこもやらないそれを狙いました。成型色はダークブラウンです。「GMKゴジラ 箱根決戦バージョン」と同じ物にしています。ここでお見せしている画像は彩色見本ですし、デジタル画像なのでムラはあまりよく見えていませんが、商品は各所にムラがあります。
なぜそうしたかと言いますと、昔から『三大怪獣 地球最大の決戦』『怪獣大戦争』のキングギドラの金色はきれいに見えていない印象がありました。おそらく劇中の着ぐるみの素材のせいだと思われますが、くすんだ感じと言いますか汚れがあるような金色に見えるのです。次の『総進撃』『ゴジラ対ガイガン』ではかなり明るい金になっています。差ははっきり解りますので、知らなかった方はお時間のある時に比べてみていただければ納得していただけると思います。
とにかく今回は初代ギドラですから、このくすんだ金色の雰囲気をどうにか出したいと思いました。初めは成型色を黄土色にして塗る色は金に少しだけ黒を混ぜた物も考えたのですが、どうしてもイメージからは外れます。初代ギドラの劇中の色と古臭さをどうにか出せないものかと考え、「広い面積を塗る時のセオリー」をせずに塗りムラで表現しようと思いました。それにはダークブラウンがちょうど良かったのです。
今回全身塗装は外注に「なるべくムラのないように」とお願いしましたが、どうしてもプロでもダークブラウンに金では微妙にムラができてしまいます。この微妙さが狙いでした。
ですからこのムラ具合で初代ギドラの古臭さや劇中の色を感じていただければ嬉しいです。
もし『総進撃』や『ゴジラ対ガイガン』のギドラだったら、迷う事なくムラを極力押さえるための黄土色系の成型色で明るめの金を塗っていたでしょう。
?今回のキングギドラの全高は、これまでのゴジラより大きく21cmです。
弊社のゴジラ達と比べていただければ大きさがわかっていただけると思います。
上「ミレゴジ ファイアーバージョン」と、下「GMKゴジラ 熱線バージョン」と。
昭和のキングギドラと戦ったゴジラはまだ弊社では作っていませんが、
ぜひお持ちのゴジラと並べてドリームマッチを実現して楽しんで下さい。
(2008.2.26更新)
「キングギドラ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。もしリクエストが多かった場合のみ再販を検討致します。現在はまだ未定です。
(2008.3.17更新)
リクエストに応えて「キングギドラ スタンダードカラー」は追加販売をすることになりました。ご希望の方は「記事カテゴリ」内の「新作情報」をご覧下さい。
(2009.1.20更新)
「キングギドラ スタンダードカラー」(追加販売分)は完売致しました。ありがとうございました。