今日から9月28,29日から発売予定の「大戦争ゴジラ ブラウンバージョン」のこだわりについて書きたいと思います。
?商品画像です。もちろん今回もどちらの「シェーポーズ」が可能です。
こだわりを重視したため、先に公開した彩色サンプルからいくつか変更になった点は明日ここで書きます。
■テーマは「昭和特撮の古さ」
前回の「スタンダードカラー」では、基本的に『怪獣大戦争』劇中で見られたゴジラの着ぐるみスーツのカラーをモチーフにして、できる限りそれに近いものにしたく、なおかつ「カッコかわいく」から外れないように彩色しました。
今回の「ブラウンバージョン」もある意味それに近いものがあります。
何度かここで書いてきましたが、この頃のゴジラ映画の中では、ゴジラはもちろん他の怪獣達による戦いのシーンや街を破壊するシーン等、爆発の煙以外にも土煙や土埃のようなものが実に多く舞っています。近年のゴジラ映画でももちろんそれはあるのですが、風合いが違うと言いますか、いかにも黄土色の土が舞っていると言う古さを感じさせるのです。
もしかしたら映像の古さも手伝っているのかも知れませんが、機械仕掛けの少ない手作り特撮を感じさせる昭和の雰囲気を思わせます。たぶんそう感じるのは私だけではないとは思います。
ですから色としてみた場合、ゴジラのスーツそのものも単なるダークグレーではなく、汚れている茶色味を含んで一概に一つの色で言い切れないと感じるのです。
この「ブラウンバージョン」は、そんな昭和特撮の古さによるゴジラスーツの色をイメージさせるつもりで企画しました。
成型色はやや濃いめのブラウン、一般的に焦茶色と言える色です。先にお見せしています彩色サンプル画像のように、当初はもっと明るめの茶色にしようと思っていましたが、全体の配色のバランスを考え、少し暗めに変更しました。
全体的に立体が強調できるように、部分的にチョコレート色に近いブラウンをツヤ消しを多めにしてスプレーしています。胸から腹のラインにかけては薄くグレーを混ぜています。
これらは言う間でもなく、ゴジラスーツの土埃にまみれて汚れた感じをイメージしました。とは言っても「カッコかわいく」が常にテーマですから、汚らしくは見えないようにしたつもりです。
(2010.7.5更新)
「大戦争ゴジラ ブラウンバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。
?商品画像です。もちろん今回もどちらの「シェーポーズ」が可能です。
こだわりを重視したため、先に公開した彩色サンプルからいくつか変更になった点は明日ここで書きます。
■テーマは「昭和特撮の古さ」
前回の「スタンダードカラー」では、基本的に『怪獣大戦争』劇中で見られたゴジラの着ぐるみスーツのカラーをモチーフにして、できる限りそれに近いものにしたく、なおかつ「カッコかわいく」から外れないように彩色しました。
今回の「ブラウンバージョン」もある意味それに近いものがあります。
何度かここで書いてきましたが、この頃のゴジラ映画の中では、ゴジラはもちろん他の怪獣達による戦いのシーンや街を破壊するシーン等、爆発の煙以外にも土煙や土埃のようなものが実に多く舞っています。近年のゴジラ映画でももちろんそれはあるのですが、風合いが違うと言いますか、いかにも黄土色の土が舞っていると言う古さを感じさせるのです。
もしかしたら映像の古さも手伝っているのかも知れませんが、機械仕掛けの少ない手作り特撮を感じさせる昭和の雰囲気を思わせます。たぶんそう感じるのは私だけではないとは思います。
ですから色としてみた場合、ゴジラのスーツそのものも単なるダークグレーではなく、汚れている茶色味を含んで一概に一つの色で言い切れないと感じるのです。
この「ブラウンバージョン」は、そんな昭和特撮の古さによるゴジラスーツの色をイメージさせるつもりで企画しました。
成型色はやや濃いめのブラウン、一般的に焦茶色と言える色です。先にお見せしています彩色サンプル画像のように、当初はもっと明るめの茶色にしようと思っていましたが、全体の配色のバランスを考え、少し暗めに変更しました。
全体的に立体が強調できるように、部分的にチョコレート色に近いブラウンをツヤ消しを多めにしてスプレーしています。胸から腹のラインにかけては薄くグレーを混ぜています。
これらは言う間でもなく、ゴジラスーツの土埃にまみれて汚れた感じをイメージしました。とは言っても「カッコかわいく」が常にテーマですから、汚らしくは見えないようにしたつもりです。
(2010.7.5更新)
「大戦争ゴジラ ブラウンバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。