Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

地底怪獣ガイアクロウ

2008年03月14日 | ニュース
●「地底怪獣ガイアクロウ」のコンセプト
 昨日お知らせした「超怪獣怪人幻獣大図鑑(ソフビモンスターズ)」の「Vol.1B」(4月29日発売)セットの中に入っている、弊社原型制作の「地底怪獣ガイアクロウ」の事を少しだけ。

�原型制作前に書いた元になるデザインラフ。これをディフォルメしてソフビの形にデザインし直しました。元々は線画だけでしたが、今ここで紹介するために色をつけてみました。改めて見ると怪獣というよりは機械獣みたいですね(笑)。

[いっちょ前に設定]
 今から300年ほど前に地球に向かって飛んでくる巨大隕石。大気圏の摩擦でいくつかに砕け散り、世界各地に降り注いだ。ほとんどは海に沈んだが、中には陸地に落下した物もある。その中にはまだ人類が遭遇していない微生物が奇跡的に眠ったままの状態で生きていた。
 その微生物は地球の酸素と地中の鉱物を吸収し成長、変化していく。高温であればあるほどその成長は活発化するため、火山地帯の地底に移動しどんどん鉱物資源を吸収して巨大化していく。
 そして300年。地上は人間によって大きく変化し、巨大なビルが立ち並び大気を汚染し、かつてのその微生物(すでに巨大生物…怪獣化)が住みやすい環境へと変わっていた。頻繁に起こる巨大地震。怪獣となったその生物が原因である。そしてついに80メートルのその巨体を地上に現した。
 巨大な爪で文明を破壊していく怪獣。地球と生物の相互関係を研究していた科学者がガイア理論と深い関係があると考え、ある種の警告だと主張し、怪獣はガイアの爪……ガイアクロウと名付けられた。

 最初のデザインを見ていただければおわかりかと思いますが、ソフビになった物は小さく2パーツのため、かなりディフォルメ化して形状が可愛くなっています。Gメモリーズセレクションぐらいの大きさで「カッコ可愛く」作ってみたい気持ちもありますが、数を作っても売れないでしょうから、今はまだ制作は老後の楽しみにでも取っておこうと思っています。
 作っている時は、子供の頃たくさん自分で考えた怪獣をノートにまとめていたのを思い出しました。今でもオリジナルの怪獣をたくさんデザインしてみたい気持ちは消えていません。独りよがりですがアイディアはまだまだたくさん絞れば出そうです。
 え? ガイアクロウのラストは!? そりゃあもうゴジラかウルトラマンに豪快にぶっとばされてくれれば本望です。
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